「主人公が猿に扮装した謎⁈う〜ん、気になる…」BETTER MAN ベター・マン H.ROUZEさんの映画レビュー(感想・評価)
主人公が猿に扮装した謎⁈う〜ん、気になる…
主人公の人生を描くに当たり、そのまま人間で良いのに、猿に扮装し、演じた謎を私なりに論じようと思う。私の勝手な考察なので、信じなくても良いし、反論もしないで下さい。
結局『オレは猿回しの猿だったのさ。』ということを表したかったのだと思う。
IDOLは昔も今も作られるものだが、そのIDOLとして、作りあげられ、あちこちに引きまわされ、客を喜ばせ、歌え、踊れと見世物扱いされた人生だったのさってことなのかなぁ。
歌った中にはヒット曲もたくさん在る、地元でNO1も取った。オレらがステージに立てば、女どもが喚き、気絶する。それに舞い上がって舞い上がって、大気圏まで飛んでって、空中分解したのさ。空は果てしなく続くって嘘だ!飛べる空には限界があったのさ!
歌は奴が作っていた、オレらが作った歌じゃない。奴の歌はヒットする!奴の歌じゃなきゃランキング外落ち、オレらはもう落ちれないよ奴の歌はいつ届く、何故、奴の歌を彼奴らが歌ってるんだ、なんでこっちに回ってこない!
奴の歌は麻薬!手に入らなきゃ死にそうだ!
なあ、お前は一体誰だったんだ!
オレらを狂わせたお前は一体誰だったんだ!
なあ、教えてくれよ、なあ。
彼の声が、響き渡っているような映画だった
彼に答えを教えてあげようと思う。
そう、それは、わ・た・しだ!
けれど、私には誰に私の歌を渡すかの権限はなかったのだ。あなたに意地悪をしたわけではない。私の歌は金を産む。だから、より金を生み出すことができる歌手に私の歌は手渡されたのだよ。私はただ作り、その歌を売った。
しかし、私もバカではない、歌の所有権限に制約を設けたのだ。だから、一定の期間を経て、私の作った歌は私の元に戻ってくるようにしたのだ。
そう、ちょっと前から戻ってきている。あなたも、それは知っているだろう⁉︎