「曲かっこいい、最後泣ける」BETTER MAN ベター・マン alvoさんの映画レビュー(感想・評価)
曲かっこいい、最後泣ける
Take that やロビーの生き様、歌は良かった。
ストーリー自体は、主人公が猿という以外は、成功した歌手の闇と苦悩、というこの間見たボブディランの映画とも過去の伝記ものともまあ大して変わらない内容かな。。とは思う。
ただあまり馴染みのないディランの時代よりtake that の音楽の方が知らなくても体がのれたし、ロビーのネブワースでの let me entertain you の演奏、本物の映像もみたけどめっちゃかっこいい。ロビーウィリアムズ、は知らなかったけど興味を持ったのでその目的としては成功してる気もする。そういえばtakethatで唯一知ってる?it only takes a minute は流れなかったような。。残念。
猿であるが故にグループの時もどれがロビーか一目でわかるのはありがたい。
薬漬けで、能力的にも役立たず扱いされてグループを追い出され、そのあと見返す一心でソロで成功したのは熱すぎる。そして現実ではその後ちゃんとグループとして一時期復帰してるのも熱い。
猿にしたのは、今普通にまだ活動しているアーティストであり、周りからみたロビー、ではなく本人からみたロビー自身、を表現したかったから、らしい。最初、自分に近い動物は?と聞かれてライオンと言ったら却下されたらしいけれども。
最後のマイウェイであまりの落差に号泣してしまった。親子物語になってたからかな。全然シナトラだけど、いい曲だ。。