「to be a better man」BETTER MAN ベター・マン 小町さんの映画レビュー(感想・評価)
to be a better man
洋楽ばかり聴いているのに、恥ずかしながらロビー・ウィリアムスを全然知りませんでした。
ラストで実在の人物と知り驚きでした。
そのロビー・ウィリアムスのスーパースターであるからの孤独、苦悩、そこからの復活が描かれていました。
そのロビー・ウィリアムスはずっとチンパンジーの姿。
何でかなと私なりに考えましたが、子供の頃からの劣等感やロバート・ウィリアムスではなくロビー・ウィリアムスという本当の自分ではない自分を表しているのかなと思いました。
成功しても満たされず常に抱える劣等感や孤独、それを乗り越えるロビー、きれいにまとめられた着地地点でした。
それでも後半からラストにかけては涙ポロポロ。
でもお父さんはずっと自分勝手にしか思えずラストまで好きになれなかったです。
その代わりおばあちゃんがホント好き。
お風呂でのおばあちゃんの言葉はすごく心にきました。
ミュージカルシーンはとっても良かったです。
「to be a better woman」私もそう思いました。
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