「エゴの塊」BETTER MAN ベター・マン Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
エゴの塊
ボーイズグループ「テイク・ザット」の元メンバーでとしてデビューし、ソロアーティストとしても活躍したロビー・ウィリアムズの話。
キャバレーでMCの仕事をしていた父親の影響を受けて歌うことが大好きだった少年が、高校生の時にオーディションを受けて成り上がって行く中での葛藤を、なぜか主人公のみ擬猿化しみせるストーリー。
主人公と同世代だけれど、テイク・ザットもロビー・ウィリアムズも知らんで観賞。ロビン・ウィリアムズなら知ってるけど(*_*)
売れたと思ったら、自信過剰で厚かましくて直ぐに天狗になってお薬に溺れて…と、一応本心の自信の無さが故にみたいにみせているけれどなんだかねぇ。
昇って調子に乗って堕ちてを繰り返し、全てを無くしてなぜかアクション、からのお目覚めで感謝とか、典型的ではあるものの作りの上手さで普通に面白くはあったけれど、努力が実った様な感じがあるわけでは無いからか特に響かず。
主人公がチンパンジーなのは固定概念を無くすため?とか思ったけれど、そもそもどんな人か知らない自分には、寧ろ人物像が想像出来ずに逆効果。
主人公のファンか良く存じ上げている人ならもっと愉しめたのかなという印象。
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