「信じるものは…」誕生 道拓く者 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
信じるものは…
朝鮮国で初のカトリック司祭になった人物の話。
1836年にバチカンから始めて朝鮮に派遣された司教が道中で亡くなり、朝鮮人神父をつくるべく、マカオに神学生を派遣して巻き起こっていくストーリー。
あっという間にマカオに着いて学び始めた神学生の様子と、朝鮮のカトリック教徒や神父たちの様子を、アヘン戦争等の時代背景を絡めてみせて行くなかなかなスペクタル。
登場人物の多くが黒笠のカッを被っていたけれど、これって1割もいない両班のじゃないのか?とか、朝鮮国が西洋に侵攻されなかったのは清に守られていたからじゃ?とか、色々疑問に感じる部分もあったけれど、まあ自分は李氏朝鮮史に詳しくないし、歴史の多くがファンタジーの国だし…とエンタメとして受け止めていたので大きくは気にならなかった。
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