帰ってきた正直政治家 チュ・サンスク

劇場公開日:

解説・あらすじ

嘘がつけなくなってしまった政治家の奮闘を描いた韓国のコメディ映画「正直政治家 チュ・サンスク」の続編。

ソウル市長選挙で落選し、無職になってしまったチュ・サンスクは、海で溺れた青年を救出したことで再び注目され、故郷・江原道の知事として政治の世界に復帰。正直に執務にあたっていたが支持率は下落していき、結局また嘘をつくようになってしまう。ところが、サンスクと秘書のヒチョルに、「真実の呪い」がかかり、2人とも嘘がつけなくなってしまう。そんな中で行われた大統領も出席する全国知事協議会では失言を繰り返してしまい、さらには進めていた複合施設の建設プロジェクトにも問題が発生し……。

前作で第41回青龍映画賞の主演女優賞を受賞したラ・ミランが再び主人公チュ・サンスク役を演じた。秘書ヒチョル役も前作と同じくキム・ムヨルが担当。

2022年製作/107分/G/韓国
原題または英題:Honest Candidate 2
配給:ポムミチョッタ!シネマコレクション上映委員会
劇場公開日:2025年1月10日

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映画レビュー

3.5【亡き祖母の呪いにより再び”正直”になってしまった、今度は道知事が不正ゼネコン業者と対決するの巻。このシリーズ、面白いから続けてくれないかあ。クスクス。】

2025年6月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

知的

幸せ

ー 前作で、華麗にソウル市長選挙に出馬したはずのチュ・サンスク(ラ・ミラン)は故郷の江原道で、ほそぼそと漁師をしていた。
  だが、たまたま海に落ちた青年を助けた事から江原道長の知事になるが、支持率が下がるにつれ、嘘を言い始める。だーが、そんな時、亡き祖母キム・オッキが雷鳴と共にドドーンと現れ、嘘が付けなくなる呪いをかけるのであった。序でに彼女の元秘書ヒチョル(キム・ミヨル)にも・・。-

◆感想

・相変わらず、このシリーズはチュ・サンスクが”正直”になって、放言してしまうシーンがメッチャ可笑しい。

・知事として大統領と会議で会った時にで正直に振舞った事から、対北との五輪共催を任されるが、本音でしゃべってしまい、あのトッチャンボーヤの後頭部がドドーンと映るシーンは可笑しい。そして、何故か江原道にだけ、サイバー攻撃が行われるのである。良いのかなあ・・。クスクス。

・更には、彼女が”ル・江原”という複合施設を建設する計画を持つと現れた悪徳ゼネコン業者カン代表。彼は役人とつるんでいたので、情報が駄々洩れであり、且つ粗悪で人体に毒になる成分が入ったセメントや手抜き工事をしまくるのだが、その秘密を見つけた元秘書ヒチョルと極悪ゼネコンカン代表との、コミカルな争いも可笑しいのである。
 ホント、一作に続きてキム・ミヨルの、「犯罪都市 PUNISHMENT」の極悪クールな男のイメージがガラガラと崩れていくんだよなあ。(褒めてます。)

<今作は、亡き祖母の呪いにより再び”正直”になってしまった、今度は道知事が不正ゼネコン業者と対決する様をコミカルに描いた作品なのである。
 何で、このシリーズ、全国公開してくれないのかなあ、全くもう!>

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NOBU

4.5超笑えるー‼️

2025年1月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

単純

興奮

今作もやっぱりウケた。相変わらずの珍道劇で、人間の欲望丸出し、韓国の表現がイントネーション含めストレートだから余計笑える。日本人には作れない作品ですね。
結末は想像できるんだけど、やっぱり分かっていても面白い。サクッと馬鹿になるならお勧めの作品です。

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ノブ様

3.0端正なお顔立ち

2025年1月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

今週(1月10日~)公開の新作に興味が湧かず、新宿武蔵野館で開催中の企画上映ポムミチョッタ! シネマコレクションから「みんな大好き、ラ・ミラン」主演の本作をチョイス。サービスデイ10時15分からの回はそこそこの客入りです。
ちなみに、シリーズ1作目の『正直政治家 チュ・サンスク』は現在アマゾンプライムビデオで配信中。今作の冒頭に軽い振り返りはありますが、「正直政治家(英題は「Honest Candidate」)」と言うタイトルが意味するギミックをすんなりと受け入れるためにも、やはり順番通り観るのがお勧めです。
と言うことで鑑賞後の感想は、前作と通じてアイディアは素晴らしいと思います。また、コメディとしてもバカバカしくて終始笑えます。(劇場も要所要所で笑い声)ただ、ストーリーとしてはやや弱く、また強引さもあるのでノレないとちょっとしんどい部分も。前作は途中でやや飽きを感じましたが、今作はより振り切っていますし、更に思いもよらぬ展開もあって最後まで笑ってノリ切ることができました。また新しいキャラクターも活きており、中でもサンスク(ラ・ミラン)の義妹を演じるパク・ジンジュが絶妙。他のキャラクター達と異なるリズム感と雰囲気で緩急が出て、彼女の一言についつい吹き出しそうになります。そして、今回最大の見所と言って過言ではないパク・ヒチョル秘書室長を演じるキム・ムヨル。前作ではあくまでサンスクの引き立て役という立ち位置でしたが、今作ではまさかの展開からサンスクを悪目立ちさせる立場となり、二人のコンビネーションプレイはもはや漫才。端正なお顔立ちでその悪ノリな演技は反則ですw
とは言え、やはり劇場鑑賞が必至と言う作品ではないかな。。3作目も想像させるエンディングでしたが、パターンは決まっているためあとはインフレさせていくしかないような気もするし、、(このシリーズは)正直配信でも十分な気がします。申し訳ないっス。

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TWDera

3.5最初のもこれも面白かった 関係ないけど、 同じ劇場内でずっと笑って...

2025年1月12日
iPhoneアプリから投稿

最初のもこれも面白かった

関係ないけど、

同じ劇場内でずっと笑ってる人たちがいて、

それもなんか良かった

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jung

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