ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニングのレビュー・感想・評価
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ひとつの時代が終わったと、感傷に思う作品でした。
『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』を観て、
まず感じたのは「ひとつの時代が終わった」という寂しさでした。
シリーズ第8作目となる本作は、まさに集大成。
トム・クルーズという俳優の凄みが、あらゆる場面から伝わってきます。
ハリウッドの第一線で長年活躍し続ける彼の姿は、まさに“俳優職人”。
その肉体は年齢を感じさせず、鍛え抜かれた筋肉がスクリーンに映るたびに、
並々ならぬ努力が垣間見えます。
走るシーンでは、驚くほどのスピードとフォームに目を奪われました。
調べてみると、実際にオリンピック選手並みの速度で走っているとのこと。
映画のために努力し、実現している。まさに本物です。
さらに驚いたのは、スタントのほとんどを自らこなしているという事実。
空中での飛行機のシーンなど、命がけの挑戦に、ただただ脱帽です。
映画に対するこだわりと情熱が、観る者の心を動かします。
映画のスケールも圧巻でした。
制作費は約640億円。
映画史でも屈指の高額作品とのことで、映像の迫力と緻密さに納得です。
そんな作品を届けてくれたトム・クルーズとスタッフの皆さんに、
心から感謝したいと思います。
そしてもし本作がシリーズの最終章だとしたら、それはとても残念であり、
同時に美しい終わりでもあります。
始まりがあれば、終わりもある。それは仕方のないことですが、
観終わった後の静かな寂しさが、シリーズへの深い愛着を物語っているように感じました。
MIの傑作のひとつ
シリーズ第8作。
個人的には「傑作キター!」と言った感じです。
毎回売りとなっているトム・クルーズのノンスタントアクションはもちろんすごいのですが、展開がもう、息をつく暇がありません。「それ、絶対ムリ」と言った不可能ミッションがこれでもかといった具合で、次から次へとイーサン・ハントへと襲い掛かります。それは不運の連鎖でもあり、本作のイーサンは『ダイ・ハード』のジョン・マクレーン以上にツイていない男となっています。
また物語では、「え、この人が」と言う人が殺されたり、「この人、死ぬな」と思ったキャラが生き延びたりと、予測を裏切ってくる展開も見事。そして過去作からの意外な繋がりが本作で見られるのもポイントです。
MIシリーズは第5作目くらいから展開が複雑になり、なかなかストーリーについていくのが大変に感じますし、さらに本作は過去最長の169分なのですが、全く疲弊することなく観ることができました。
前作が「デッド・レコニング PART ONE」だったので今回は「PART TWO」かと思っていましたが、「ファイナル・レコニング」になってしましたね。やはり、シリーズ最終章ということなのでしょうか?いや、そんなことないよなぁ。
本当に最高な作品
チャッチャッチャッチャッ
集大成ということでスクリーンで。 もう60歳なのにあの全力疾走。高...
進化するトム・クルーズ
老いた姿を見たからこそ改めて知る、トム・クルーズのかっこよさ
印象に残る名シーンも多いこのシリーズ。毎回ハラハラしながらもコメディの要素も多くて楽しませてもらってきました。トム・クルーズの体を張った限界知らずのアクションは今作も期待を裏切りません(笑)。
無敵の若さに溢れていた第一作からくらべて、最終シリーズでは抗いきれない顔のたるみがでてきて、〈イーサン・ハント=トム・クルーズ〉という〈キャラクター=人間〉を30年近い年月を重ねて観れたことにしみじみとした感慨を覚えました。
若いときには想像しなかった、老化という試練のなかを果敢に突き進むトムに感動と勇気をもらえました。
世界を危機から救う姿が、たとえ演技だとしても、トム本人の人間力もおおいに関係しているはずです。もしトムさえやる気があるなら、現実世界で大統領になってもらってもいいのでは、、とすら思ってしまいました。
「一秒」の判断が、すべてを変える。
やっぱりトムクルーズわかってるよね
観終えたあとの爽快感はまさに混じりっ気なし!
このシリーズは今でいうところの第1作目しか観ていなかったが、本作はいよいよ最終作ということで劇場にて鑑賞。
ちなみに第1作目を観に行った理由としては特にトム・クルーズが好きだったりスパイ映画が好きだったりしたわけではなく、監督がブライアン・デ・パルマだったからと記憶している。当時ももちろんハラハラドキドキ楽しんで観たのだが、その後M:I-2が発表になった時に、なんだシリーズものか、と何となく冷めた気持ちになり本シリーズとはそれっきり疎遠に。
しかし本シリーズを約30年振りに観て、大後悔。これは面白い!何で毎回新作を観続けなかったのか!!
思いきって劇場の前から2列目に座った効果もあるが、テーマパークでのハードアトラクションよろしくとにかく大迫力。
オープニングからややあって本作テーマ曲が流れた時には、いきなりだが感極まって思わず泣いていた。
その後もテンポ良くどんどんストーリーは展開していき、次から次へと迫り来る本当に絶対に不可能な任務に挑んでいくイーサンとそのチームの姿は、まさに後光が差すほど神々しく映る。
そしてまたエンディングでの本作テーマ曲に再び涙。まさかまさかの大感動。
ど派手なアクションだけでなく、笑いがあったり胸が熱くなる絆もある。第1作目を踏襲した「30年前にすれ違った男」の登場もノスタルジックで良い。本シリーズの特徴なのか女性の活躍が大きくクローズアップされているのも、観ていて実に清々しい。観終えた後の爽快感はまさに混じりっ気なし。
第1作目以外の予備知識なしで観たため、第7作目を飛ばしてしまったのは少々痛かったかもしれないが、劇場でとはいかないだろうが配信でもまずは第7作目を観てその後第2~6作目を観てみよう。
これは余談だが「F1」を観たあと本作を観て思ったこと。比べるべきではないのだが、どうしても意識してしまう。個人的にはプラピよりも断然トム・クルーズだ。
エクストリームトムクルーズ映画の真打ち
いち若手俳優で大人気、しかも演技派にもなり、
ついにこのシリーズからセルフプロデュース
大スターとの共演作はアカデミー賞名作揃いだ
しかしトムはそこから飛び出して
本心から自分が作りたい世界を探求して
見たことがない映画のアクションを作る存在に
アニメやCGに頼らず、
実写活動大写真の
キートン・マックイーン・ベルモンド・ジャッキー
に連なり、しかも更新した
その試行錯誤の積み重ねも手伝い、
トップガンの続編をかつてない名作にしてしまった
おはなしはシンプル
アクションは工夫を凝らし
撮影は緻密かつ厳重なアトラクション
いちげんさまでも楽しめる
今回はシリーズ総決算的大感謝祭
ファイナルだから
これまでのミッションヒストリーのダイジェストありで
朝ドラ大河の最終回よろしく
一応流してみているうちに
タメにタメて、ギリギリギリギリ
前作レコニングは、超絶オンパレードでしたが
今作は、野球でいえば後半戦から俄然盛り上がる!
それまでにトイレ行っておけよ、と言わんばかりに
トムもそうだけど、コロナ禍や俳優ストを乗り越えても、かつこのインポッシブルな決死スタント撮影スタッフ裏方の苦労を労おう
映画バンザイ人間バンザイ
AIなんかにまだまだ渡せない
流石にファンタジーすぎ+テンポ悪い
なんで普通に泳いで浮上できたのか、、、
作戦の意味なんだったのかってくらいテキトー
もちろん、この年齢になってまであれだけのアクションを映画のためにやってくれるトムクルーズはすごいし特大リスペクトしています。。
ただ、純粋な映画のクオリティでいくと
エンティティによる公開ネタバレとアクションのための脚本、普通に泳いでくる部分で冷めるなど
3時間の尺でグダグダであんまりでした。
上下で分けて6時間近く見せたのに、悪役(ガブリエル)との関係や今までの伏線などを説明するわけでもなく、普通にあっけなく終わるし、尺の割に知りたい部分は端折られてました。
パラシュートがないって話はなんだった????
シリーズは全部見ましたが、まとまりの悪さ故に下の方になってしまいますね。
トム・クルーズとハリウッドに感謝
途中でそれは無理とおもったが
途中で、そんなの無理でしょうーって突っ込みたくなりはしたが、イーサンが死んだら話にならないので良しとしよう。潜水艦が舞台ってのが重々しく、そんな深海に一人で挑むイーサンに見ているこちらまで緊張して、(まだ、映画終わらないのかなー)と思ったぐらい息苦しくなった。飛行機の飛び乗りのシーンもお見事でした。そりゃ、トムの顔をみれば老けてるから、もう、これ以上は無理と思うが、ここまで完璧にシリーズで映画を終えて、次のトム・クルーズ60代は、どんな映画にでるのだろうか。
二枚目でアクション派でーそれがどんなエンタメを作るのか期待でもあり心配でもある。
とにかく、トム・クルーズさん有り難うございました。感服つかまつりました。
集大成?
相変わらずアクションは凄いが・・・
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