ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニングのレビュー・感想・評価
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人類救済物語
シリーズ最終話で主人公イーサン・ハントに用意された舞台は人類救済のために神より遣わされたイエス・キリストに似た立ち位置であった。とは言え、その救済物語は歴史上のイエスのそれとは異なりイーサン・ハントの目的はひたすら自らに身近な仲間たちの救済であった。その仲間たちの救済こそが世界人類を大きな厄災からひいては守ることを意味し、イエスの物語とは異なりひとりの裏切りもその物語からは生まれない。勿論一人の犠牲も生まなかったわけではない。その仕組みはまるでエイブラハムのイサク同様最愛のパートナーを犠牲にせざる得ない試練も用意されている。その死が無駄でないことはイーサンが二回もの復活(蘇生)を経験するシナリオからもうかがい知れる。さらに世界の隅々まで解き放たれたAIと言う現代の厄災を封印するための冒険譚はイーサンに少なくとも3回の試練を課す。この試練が映画史上かつて見たことの無い様な有り得ない過酷さで、これほどまでに見てて自分の事のようにハラハラ手に汗握る映像があったろうか?その世界はディズニーの🎦アラジンかジブリの🎦紅の豚か・・はたまた🎦博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったかに匹敵する緊張感の連続。さらにはいくつかの空間で起こっていることを時間でつないで画像をつなげる手法で観客は時空を超越してるかのような錯覚に陥る演出がまた見事である。仲間はイーサンを含めて7人。亡くなったルーサーを含めると8名だが、このルーサーが唯一の犠牲者となることでイーサンの聖性は完成される。完全数字7に支配された人類の救世主は国家元首と言う天使たちをも引き連れて厄災を封じ込めることに成功する。この事でもうこれ以上ない完全体として平穏を取り戻した世界に紛れ、イーサンはその存在を消すのである。この先またイーサンが必要とされる世界が来るのかどうかは誰も知る由がない。
ファイナル(?)に相応しいいつも通りの応酬!でもこれでいい!
えー、言うまでもなくいつも通りです。イーサンは頑張るし、爆弾は設置されるので解除に忙しいし、でもなんやかんやイーサンが頑張って解決!当たり前じゃないか!
といいつつも特筆すべきはアクションの釣瓶打ち。いつも以上に傘の上で駒が回るが如く飛行機の上でトムクルーズは右往左往してました。それ以外にも「減圧症が〜」と言いつつやっぱり深い海からほぼ素潜りで上がってきたり、でも気合いと愛の力で生還する様はベタ中のベタというかもはやトムクルーズが"ベタ"を作ってしまってすらいる。これが様式美ってやつなのか!?
ストーリーも複雑で様々な思惑が絡み合っていそうでそうでもない。それは悪い意味では全くなく、観てたらなんか解決してくれそうだしイーサンならやってくれる!かつシッカリとドキドキもするしね。
アクション濃度濃いめで、ちゃっかり過去作の兵器の伏線回収もありつつハラハラさせるのはこのシリーズの醍醐味。それら詰め合わせられたら最終章で大団円!と言われても納得です。
まぁいままでも締めは大団円感すごかったからあんまり有り難みはないんですが。あと序盤の監禁→あっさり反撃の流れはコメディしすぎてて笑えたが「最終回でそっち路線でいくの!?」と別の意味でハラハラしました。
やはり映画館で
ルーサーのセリフに涙。
とても楽しみにしていましたが、ようやく鑑賞することができた!
小5の息子と一緒にワクワクして見ましたが、ちょっと長いかな。
アクションも息を呑むし、過去の振り返りシーンも良いんだけど、一回で理解するのは難しい。
シリーズの集大成かも知れませんが、フランス料理風に言うなら、メインディッシュまで驚嘆の連続で、最後のデザートで、ちょっと?と首をかしげる感じ。
和食で言うなら、シメの飯がちょい物足りないみたいな。
個人的には、ミッションインポッシブルのワクワクドキドキと意外な展開で、最後ヨッシャー的なまとまりが、不完全燃焼でした。
大統領が女性なのはハリスさんが大統領になるという読みだったのかな?
本音は72点くらいですが、ルーサーのセリフが心に刺さりまくりと大統領の選択に大きく加点です。
息子はとても気に入っていましたので良しとします。
BD発売になったらBOX買いして、ゆっくりゆったり鑑賞したいです。
トムは62歳、元気(過ぎ)です。
私は照れ屋であまのじゃくなので、トップガンは去年初めて最初のを観たし、タイタニックは観たことありません。
あまりにメジャーな映画はちょっと距離を置いてしまいがちなのですが今回はしっかり映画館で観ました。
トムクルーズ=スーパーメジャースターと思うのはおじさんの証しなのでしょう。若い人達は少なかった…。
潜水艦、カーチェイス、飛行機、アクションが全部詰まっていて、それでいて話は少し複雑だけど、敵は分かり易く、世界の危機を救うヒーロー。トムクルーズの超人振りには気が遠くなります。凄すぎる。特に全速力で走るシーン。62歳って嘘でしょ。
IMAXの大画面とサウンドを堪能して、満足お腹いっぱいになりました。なにはともあれ、迫力満点、楽しめる映画です。でも、トムクルーズで1番好きな映画はアイズワイドシャットな自分の感想ですから、星3はちょっと斜めに物を観てしまう自分の性分なのでしょう。あいすみません。
待ってましたトム大好き
退屈しないで楽しかったです
これぞ活動写真の面白さ
展開が速くて一度で理解できないし(二回見た) つこっ見どころは多々あるし
パリスはカッコイイし グレースは可愛くなって画が落ち着いてきたし
大統領も艦長たちもたまらん
上映時間が少し長めのため五回くらいトイレに行った(トムより年上です)
一人ひとりに上手く見せ場を作ってくれてよかった
予告編みた感想ではダンローさんが それ を操ってイーサンに復讐すると予想したのに
良いほうに裏切られました それも最高に胸打ついい役で
シリーズものはそれはそれで面白いしみんな家族みたいな感じがいいです
これからも元気で作り続けて下さい
こちらも元気もらえますので
良い意味での様式美 A Showcase of Style, in the Best Way
背景の設定と脅威の設定に関して
違和感を感じる人もいるかも知れないけれど
アクション映画の見本のような作品。
今までのミッションインポッシンブルを
まとめあげた意味でも
制作に関わった人たちはすごいなと思う。
とにかくトムクルーズの映画にかける情熱
アクションにかける情熱は、
かつてのジャッキーチェンを彷彿とさせるものだった。
人の身のままで、
いったいどこまでできるのか?
CGじゃなく、
生身でどこまで魅せられるのか?
ホントにどうかしているけど、
それがトムクルーズなんだな
と改めて思い知らされた。
観る人を楽しませる姿勢は
凄いと思うし
嬉しいけれど、
もっとご自愛くださいと思わずにはいられない。
ラストに向けての
ピンチの連続は
もはや様式美。
歌舞伎なら
よっ◯◯屋!!
と声が掛かる感じ。
でもあんなことトムにしか出来ない。
あれを観るだけでも価値があります。
久々にハリウッド映画を観た気がしました。
Some viewers might find the background setting and the nature of the threat a bit odd,
but this film is like a textbook example of an action movie.
As a culmination of all the previous Mission: Impossible films,
I truly admire everyone involved in its production.
Above all, Tom Cruise’s passion for filmmaking—
his dedication to action scenes—
reminded me of the relentless drive Jackie Chan once had.
How far can a human go without relying on special effects?
How much can someone amaze us with pure physical performance rather than CGI?
Honestly, it’s kind of insane—
but that’s Tom Cruise.
Watching this, I was reminded of that fact all over again.
His commitment to entertaining the audience is genuinely impressive
and heartwarming—
but I can’t help but hope he takes better care of himself too.
As the story races toward its climax,
the series of nonstop crises feels like a form of stylistic tradition.
If it were kabuki,
the crowd would be shouting, “Yooo! Otowaya!”
But really, only Tom could pull this off.
Just watching that is worth the ticket.
It felt like I had finally seen a true Hollywood movie again after a long time.
2025-1
願いを叶えてくれて、ありがとう。
トムさんなら、どんなに顔にシワを刻んでも、老眼になっても、いつまでもイーサンでいてくれるのではないかと願ってしまいます。
と、10年前の『ローグ・ネーション』レビューで私はこう書いていました。
まさか本当に続けてくれる大スターが他にいますか?10年前で既にアラフィフでしたよ?
続けられる精神力とか肉体努力とか、本当にすごすぎて、はい、もうパンイチを(くどいくらい)見せつけてきてもなんも思いませんでした。どうぞ世界にパンイチ見せつけてください。
お久しぶりです。
レビュー投稿は2022年ぶり。
映画館には年1くらいは行ってたはずですが、最後に映画館で映画を観たのは前作の『デッドレコニング』だと思います(レビュー未投稿)。
人生の転換期?ってほどでもないですが、忙しさにかまけておりました。
コメントや共感など返せず、ごめんなさい!
とりあえず今作も、おばかには初見じゃ理解が追い付かないこと多々あるけど、おもしろかった!という小学生な感想です。
もうトムさんが走ってるだけでいいのよ。
どんだけパンイチ見せつけたいのよ。あ、でもそれでいいです。
アクション(人対人)が減ったように感じたり、最初のシリーズから比べたら敵ももはやヒトでなくなったり、時の流れを感じつつも
こんなに長い間、強いイーサン・ハントで居続けてくれてありがとう。
ベンジー(推し)も現場エージェントとして確実にスキルアップしてて、涙。全然ミスしないからちょっとさみしいけど。
また会えるといいなって思ってしまうよね。
いろいろ詰め込みすぎて、物語の展開的には微妙な感じがしますが、アク...
残念かつ疑問に思う
最後まで観るのが苦痛になるくらい、作品として酷い出来だと感じました。
お金をかけた作品ではあると分かるが、ハラハラ・ドキドキさせる工夫も乏しく、ただ危険な状態から、どうせ上手くいくのだろうと感じるストーリー構成。
呆れてしまう位。
深海に潜水するシーンは、興醒め。
音楽を使って盛り上げるエンディングも無く、今までの作品の中で、観て苦痛を感じてしまいました。
作成側やスポンサー側に、この作品にNGを出して、世に出す事に反対の声が挙がり、改善が出来なかったのかと残念に、かつ疑問にに思いました。
ファーストディの価格で観た事だけが救いでした。
よかったよ。期待を裏切ってない。
いつも以上にイカれてるアクションは、まごう事無き見所として、MIらしさのジョークもあって、楽しかったよ。ほんとに。
でもデットレコキングのほうがよかったなー。とか思ってしまう。なんとなくアクションも控えめなのかな。爆弾処理2回いらんだろ、とか、潜水艦からアッサリ浮上しちゃったし、すぐ蘇生しちゃうし、とか、アラスカでフツーの銃撃戦するんかーい、とか、言葉通じないのに頑張って氷上に減圧室を作ったのにお色気シーンだけかい、とか、3日後にエンティティが核支配の3日ってどっから来た数字なの?、とか、エンティティをやっつける方法はセリフで説明するんかーい、とか、ツッコミたくなるシーン満載だったけど。それも含めてMIシリーズらしさ、って思えば、やっぱり面白かったと言わざるを得ない。
あと、イーサン・ハントと言えば、猛ダッシュたよね。今回は多めに猛ダッシュしてたような
シリーズが続き過ぎて今イチ
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人工知能が暴走し、核保有国の核制御システムを乗っ取る。
であと48だか72時間で全核保有国の乗っ取りに成功しそう。
それを阻止するためにトムが奮闘、そして阻止成功。
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うーん、これで8作目かあ。
シリーズが長くなるとどうしても色んな弊害が出る。
その好例みたいな作品に感じてしまったな。
開始時点から、もう全く話が分からない。
7を見たのは多分何年か前やし、全然覚えてねーw
見覚えのある顔はあるが、敵か味方かさえ分からんw
人工知能が暴走を始めた原因はトムにあるとのことやが、
そのへんの経緯もまるで覚えてないってのw
このあたりの無駄な煩雑さが弊害その1よな。
今回は過去に沈んだロシアの潜水艦をトムが探索する。
終了後に海面まで浮上するが、海は氷に覆われてる。
だから上空から味方が氷の下のトムを見つける段取り。
溺死の確率濃厚という前提の中で決行された。
タイトル通り一見不可能な指令を成功させて来たトム。
でも不可能っぷりがだんだんエスカレートしてる印象。
同時に、絶対に成功することも最初から分かってる。
さすがにここまで来るとスリルも何もなくなって来た。
こういった果てなきエスカレートぶりが弊害その2。
ファイナルと銘打ってるが、最終回の雰囲気じゃなかった。
もうそろそろ終わりにした方がええんとちゃうのかな。
しかも3時間と長いから、うち1時間くらい寝てもたわ。
中盤は話が進まんし、全体に画面が暗いから眠い眠い。
トムの出る作品は何も考えず必ず見に行ってるけど、
そういう安易な選択も今後は慎もうかって思ったな。
最後のセスナの上で戦うシーンは圧巻やったけどな。
ってか最後の30分だけ見れば十分な映画やと思った。
ミッションインポッシブル ファイナル・レコニング(映画の記憶2025/6/5)
トム・クルーズ超人ですワ!
IMAXにてやっと鑑賞。
今までの全て面白いけど、過去作の集結だけあって、あの時のあの人がとか、なるほど〜て感じでよく出来ていて面白かった。アクションも凄いっ!トム・クルーズってやはりすごい。この歳であんなにできるなんて超人!あんなに走れるのはトム・クルーズの他にはキーファー・サザーランドと綾野剛と、、、
イーサンとグレースが捕まった時、イーサンが敵を殺すシーンを映さず音だけで、グレースの恐怖に怯えた顔だけを映す演出が面白い。どんな風に殺してるのか想像しちゃうし、グレースの心理も想像しちゃう。
アメリカ政府が、核攻撃に国内の都市をひとつ犠牲に選んでいたのはどこだったんだろう?知りたいな。
このシリーズこれで終わりとのことだが、続編も出来そうな終わり方。あっても面白いだろうし、あったら嬉しい。でもトム・クルーズにこれ以上危険なことは熱望できないな。
過去のシーンがあったりして、全ては覚えていないから一作目からもう一度観たくなった。
LIVE感は超えられない!さすがハリウッド!
正直スパイのトム・クルーズは飽きてきたよ。
やっとこのシリーズも終わりを迎えまた違うトム・クルーズに会えるかと思うとワクワクするよ。
でもそんな気持ちを吹き飛ばすアクションに引き込まれガブリエルが飛んでゆく時に映画館でクスクス笑い以外で初めて、ホント初めて『痛っ!』て声出してしまったわ。ツレが笑ってたわ。でもそのくらいにトム・ク⋯⋯イーサンの頑張りがスクリーンから伝わって3時間を感じさせない作品に繋がったね。
いいね。う〜んいいね。エンターテイメントとして申し分ない作品になりました。
もちろんコレを超える作品は色々出てくるでしょう。
しかし、しかしですよ。やはり動けるトム!やっちゃうクルーズに出会える作品。それに若い子はわからん、きっと伝わりきれていない戸田奈津子。戸田奈津子なんですよ。
言いたくないけど集大成。これで終わりなんて言いたくない集大成的な⋯⋯的な?要らんな。野暮な言い回しや。
観てるか若造!あえて若造や!伝えたいからこんな言い方するわ。
痛くても寿命縮めても身体を張ってリアルにこだわりそして自分のすべてを言葉に、文字に、乗せてさらにセリフの少ない映像に刻み込むメッセージに想いを載せて⋯⋯⋯。
まさにハリウッドでしか創れない作品。
もうこんな風に創る作品に出会えないかもね。
楽しい。楽しいに尽きないぐらいな作品。
ぜひスクリーンで。そしてトム・クルーズのメッセージを。
これがハリウッドなんだって味わって欲しいです。
全908件中、101~120件目を表示
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