「明日も頑張ろう!」ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング かばこさんの映画レビュー(感想・評価)
明日も頑張ろう!
哀しい勤め人なので土日祝日しか映画を観に行けず、基本映画は映画館で観る派で配信にも入っていないので、当分上映終わらないからと後回しにしていて今頃になってしまった。。
そして、本日朝いちの9時台の回で、劇場は前のほうしか空席がない大入りでした!
前編で「超大作アクション映画に飽きたかも」と感じてしまったが、後編の本作見たら全然飽きてなかった。(「ファイナルレコニング」だけ見るでも良かった??)
ハリウッド大作の底力を見せつけられた感じ。
MIシリーズの集大成らしく、冒頭でイーサンの仕事を振り返る。知らなかった過去も分かるし、作中で前7作とのリンクも見える。
イーサンの仕事の振り返りシーンがトム・クルーズ本人と重なってしまった。
私はトムと年齢が近く、一緒に年を取ってきたような感覚があって、こみあげてくるものがありました。
MIシリーズといえば、飛び回る世界各地の名所旧跡自然の特色、旅行気分にもなれる背景を見せながら、ありえないド派手なシーンの怒涛の固め打ちに、アドレナリン中毒?なトム・クルーズ本人のスタントなしでの危険なアクションとで、私としては他の映画と一線を画すものがあります。
毎回ストーリーはただ見せ場を作るためのようなものだし、ツッコミどころだらけなんだがだんだんどうでもよくなる。そしてスーパーマンではない生身の人間で、体を張って真摯に頑張る、イーサン=トムに、なんか親近感も持ってしまう。
今回は、話が複雑で途中まで???だったが、要は、包括的に「あれ」(エンティティ)と呼ぶしかない脅威、AIが敵、大きすぎてどう対処するのかと思ったら、あんなちっちゃいものに封じ込めたらOKなんだ、確かにアラジンと魔法のランプだわ、セリフの中で「ジーニー」と呼ばれていました。発想がゴーストバスターズと同じ。
そして、ありえなさも群を抜いていました。
潜水艦・セヴァストポリに潜入してソースを取ってくるくだりは強引すぎて逆にどうするつもりか見届けたくなったし、目玉の、トム本人による小型プロペラ機にしがみつく空中アクション、見ごたえあるけどハラハラしてもういいよ、危ないから止めて~~と脳内絶叫。
いくつもの危機が並行して起きるが、解決するのはチーム力、メンバーそれぞれに見せ場があり、ユーモアがちょいちょい挟まるのが息抜きで楽しい。1作目の捨てキャラ、ウィリアム・ダンローさんがちゃんと救い上げられたのはもしかしてトムのアイデアだろうか、あのチームが全員生き残るのも良かった。
秒以下の単位の勝負に人類の(というか地球生物の)存亡がかかっているという、史上最高の煽り方で結果はわかっているのに見ていてめちゃめちゃ肩に力が入った。
大統領の、苦悩の末の決断には思わず脳内で拍手、彼女が本作のもう一人のヒーローです! 空港で出迎える兵士の中に息子を見つけて抱擁するシーンが、ほっとして母の顔が出ていて胸熱でした。
人類の危機を救ったヒーロー、イーサンなのに、影のものらしく一人異国の草原に落ちて、出迎える人もおらずとぼとぼ歩くのは、人類初の宇宙からの帰還者にして実は捨て駒だったらしいガガーリンを思わせたが、イーサンの顔には満足感とやり遂げた心地よい脱力感が見えて、これもMIシリーズをやり切ったトム自身と重なりました。
イーサン=トム、お疲れさまでした。
すでにおじさんな生身の身体で真摯に頑張る、死に物狂いで全力疾走するイーサン=トムの姿に、明日も頑張ろうという気になりました。
ありがとう!
かばこさん
コメントへの返信を頂き有難うございます。
トム様が走る姿、ホント絵になりますよね〜✨
アドレナリン中毒、もしかしたらそうかも知れません。普通の神経だと危険過ぎて命が幾つあっても足りないですよね。
ミッション:インポッシブルシリーズだと、危険過ぎるアクション無しとはいかないものなのでしょうかね。
うーーん、悩ましい。。
かばこさん
かばこさんの胸熱レビューを読ませて頂き、映画館でのあの時の感動が甦ってきました (^^)
確かに私もあの日トム様から頑張るパワーを頂きました!ちょっと忘れかけていましたが 😆
今晩は😃共感有難うございます。明日から又、キッツイ仕事なので、ムッチャ暗いNOBUです。私は、祝日も仕事ですが、金曜日はマアマア"俺は、帰る❗️"と言って映画館に行くオナスです。あと、ショートスリーパーなので、配信が、長い夜の慰めです。けれども、映画はヤッパリ映画館で観たいですよね😃 都会では、今でも凄い人なんですね。映画館にとっては良い事ですが。では。返信は大丈夫ですよ😃
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