「1996年の第1作から約30年にわたり愛されてきたトム・クルーズ主...」ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング ひろかんさんの映画レビュー(感想・評価)

5.01996年の第1作から約30年にわたり愛されてきたトム・クルーズ主...

2025年6月8日
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鑑賞方法:映画館

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1996年の第1作から約30年にわたり愛されてきたトム・クルーズ主演のスパイアクションシリーズの第8作であり、前作「デッドレコニング」との2部作の完結編です。
このシリーズは、アクションの迫力と緻密なストーリー展開で毎回心を掴まれてきただけに、期待に胸を膨らませて劇場へ足を運びました。

本作は、前作のラストで世界の命運を握る鍵を手に入れたイーサン・ハントが、その鍵に導かれる運命を辿る物語です。
スパイ組織「IMF」に所属するイーサンが、仲間たちと共に極限のミッションに挑む姿が描かれます。

ストーリー展開は目まぐるしく、息をつく暇もないほどでした。
イーサンと仲間たちが奇跡的なタイミングで危機を切り抜ける場面の連続は、まさに「ミッション:インポッシブル」らしい醍醐味です。
深海での緊迫したシーンから大空でのアクションまで、どんな過酷な環境でも超人的な活躍を見せるイーサンに、ただただ「凄い!」としか言葉が出てきませんでした。

特に、トム・クルーズ本人が挑む小型プロペラ機にしがみつく空中スタントは圧巻で、映画館の大スクリーンで観る価値が存分に感じられるシーンでした。
これほどのアクションを60歳を超えるトム・クルーズが自ら演じていることに驚きを隠せません。
手に汗握るアクションの連続は、観客を一瞬たりとも退屈させず、ストーリーのテンポと相まって最後まで引き込まれました。

ただ、180分という上映時間は、アラフィフの私には少し長く感じられました。
物語に夢中になりながらも、終盤ではトイレを我慢するのに必死で、集中力が試される場面もありました。
エンドロールが流れ始めた瞬間、席を立ってトイレにダッシュしたのは、今となっては笑い話です。
それでも、ストーリーの面白さとアクションの迫力は、そんな小さな苦労を忘れさせるほどでした。
次回は、飲み物の量やトイレのタイミングをしっかり考えて鑑賞しようと心に誓いました。

シリーズのファンとして、本作は「ミッション:インポッシブル」の集大成にふさわしい作品だったと思います。
アクションのスケール感、キャラクターたちの魅力、ストーリーの深み
全てがバランスよく融合し、観終わった後には満足感でいっぱいでした。

イーサンの物語がどのような結末を迎えるのか、ネタバレを避けつつも、ファンなら誰もが納得の展開だったと言えるでしょう。
このシリーズを長年追いかけてきた私にとって、感慨深い体験となりました。

映画館でしか味わえない大迫力のアクションと、仲間たちとの絆を描いたドラマを堪能できた「ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング」。
アクション映画が好きな方、シリーズのファンの方はもちろん、初めて観る方にも自信を持っておすすめできる作品です。

ひろかん
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