「裸で潜水艦から脱出はねえわ。深海なめすぎ」ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング デッキブラシと飛行船さんの映画レビュー(感想・評価)
裸で潜水艦から脱出はねえわ。深海なめすぎ
トム・クルーズによる大スペクタクルのスタントショー。
スタントを盛り上げるための細かい設定を盛り込みすぎて、説明台詞がダラダラ長い。
ストーリーも荒唐無稽すぎて不自然の極み。リアリティゼロ。スパイ映画というよりはもはやSFファンタジー。
前作のデッドレコニングもスタントショーだったけど、説明台詞少なめで展開早かったから結構楽しめた。
でも今作はダメだ。尺長すぎるし設定細すぎるし展開遅いしガブリエルは何したいのかよく分からないし、そもそも〝それ〟は何で世界を滅ぼしたいのかよく分からないし。
そんなスカスカの内容にも関わらず役者陣の芝居はめっちゃシリアス。無駄に重厚感出してるからよけいにしらける。
シリーズファイナルってことで、身内で勝手に盛り上がってるだけの打ち上げ映画。何一つ感情移入出来なかったし、何の感動も無かった。
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