「ファイナルレコニングとは、最後の審判とかという意味らしい」ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング じきょうさんの映画レビュー(感想・評価)
ファイナルレコニングとは、最後の審判とかという意味らしい
ミッションインポッシブルシリーズは、今や007を上回るアクション大作になったなんて、今更だけど。
まあ、この映画を面白いと言わずしてどんなアクション映画が匹敵するの?っていう出来。言うなればミッションインポッシブルに比肩できる映画はMI過去作しかない。
今回も盛りだくさんだ。
前作で、最終的な敵はAIであると判明し、このAI(それ)はどこにでも現れ隠れるタイプのものだが、文系の人には分かりにくいだろうなあ。まず、驚異に陥れている「それ」の本体はどこにいるのか?潜水艦の中にいるのはどうやら一部のようで、これを取り戻したくて人間を操っているらしい。
敵は「それ」のはずだが、人の良さそうな悪役ガブリエルや、IMF長官キトリッジと、ジェスパーことフェルプスの息子が足を引っ張る。敵味方入り乱れてイーサンの足を引っ張る。そしてガブリエルはともかく、アメリカ側もロシア側も味方もみんな「それ」の何たるかが分かっていない。(これは教えない方が悪いと思うけど)
さてアクションの舞台は
ガブリエルに捕まったところから始まる拷問部屋。どこかで見た展開だなあ。と思ったら前作を踏まえていのね。あの時はイルサとだったけど。と思ったところで、あまりにもあっさり逝ってしまったイルサを思い思わず涙が出そうになった。
脱出と同時にルーサー!
つぎはベーリング海の潜水艦探しとソナーシステムに秘められた「それ」の一部を見つけるシチュ。
チームが3つに別れてピンポイントの救出劇
これはホントのミッションインポッシブル。やっぱり深海からパンイチで脱出するってないでしょ(笑)
お次はアフリカに舞台を移し、予告でも見た複葉機でのシチュ。これを自分でスタントしてるとしたらスゴすぎる。
それにしてもガブちゃんの最後は痛すぎる(笑)
皆さんが言うように一つ一つのアクションシチュエーションが長いことは否めない。3時間弱になる理由でもあるが、もう少しコンパクトでも意図は伝わると思うし、いちばん肝心なところであれ?っとなるのはやめて欲しい。例えば飛行機から落ち、パラシュートも萌えたけど、どうやって大きな怪我もなく生還したのかとか。
でも、そんなことはどうでもいいのだ!
命懸けのスタント、全力疾走!身体を張っての海中シーン!
こんな役者いません。いくつになっても(⊙д⊙)させてくれる。キアヌもすごいけど。
大満足のエンディング。ファイナル?またやるでしょ。
それにしても、ダンローにまで復活の手立てをあげるなんて、配慮が行き届いてるよなー。
そして、新しいテーマ曲は、鳴り出した時にアフリカ風の味付けがされており、シフリンの音楽が乗ってくると鳥肌が立つ思いだった。カッコよすぎる。四拍子のテーマはあきません。5拍子じゃなきゃ!(笑)
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