「ミッション・インポッシブルではない」ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング にこちょぴさんの映画レビュー(感想・評価)
ミッション・インポッシブルではない
ミッション・インポッシブルの面白さとは、①テーマソングとともに始まる心躍るオープニング、②二転三転する作り込まれたストーリー、③視覚的に楽しめるロケ地の数々、④ガジェットやハッキングのユニークさ、⑤魅力的なメンバーのチームワーク、⑥想定外のアクションから感じる緊張感、⑦思わずニヤリとしてしまうフィナーレ、なのだと思っていた。
が、今作にそれらは無い。①長い会話と大して面白くもないやりとりで始まるオープニング、②説明的かつ無理のある(その癖割と単調な)ストーリー、③夜間またはセット内が目立つ撮影、④ガジェットは仮面が前半に雑に登場するのみ、⑤ぽっと出でしかも過去作とのこじつけ的に現れる登場人物、⑥ポスター通りのアクション、⑦「え、終わり?てか説教臭!」と感じるフィナーレ…。
飛行機スタントは圧巻だし、他者が真似できるものではないが、終盤に長尺で見せられてもはや「想定内」でしかない。
この映画で高評価をつける人は何を面白いと感じたのか、まるで分からない。
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