「1970年代に英国で、超大御所歌手たちのアルバムのジャケットデザイ...」ヒプノシス レコードジャケットの美学 woodstockさんの映画レビュー(感想・評価)
1970年代に英国で、超大御所歌手たちのアルバムのジャケットデザイ...
1970年代に英国で、超大御所歌手たちのアルバムのジャケットデザインを手がけた集団のお話。
ピンクフロイド、レッドツェッペリン、ポールマッカートニー、etc.
驚くようなジャケがたくさんあった頃ですね。
サハラ砂漠にサッカーボール60個、
豚のバルーンを工場の上に飛ばす、
三角のプリズム、
雪山の頂上に銅像、
スーツの背中に火をつけたまま飄々と握手、
etc.
かつてLP盤だった頃は、まずジャケアートに目が行く、中身を聴く前にジャケ買い、そういう心当たりも時々ありました(私的には80年代以降ですが)。
ジャケットの正方形に何を収めるか。
ポップアート、インダストリアルアートとも関連づきそうな作品群でしょうか。
以降のCD,オンラインでは、もう重きを置かれない、添え物のようになってしまい。
音楽との接し方が変わりましたし、やむを得ないとは知りつつも。
当事者の娘さんも "あのiPodの曲の脇の小さい絵?" ぐらいの認識だそうですしね (セリフが多少違うかも? どんな言い方でしたっけ)。
ああいう画期的な絵面の数々、ある意味、贅沢な時でしたね。
そう感じること自体、我ながら古い人だなあとも思いつつ。
よいもの見させていただきました。
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