「分かりきった事だが、ラップを競うバトルではない」ヒプノシスマイク Division Rap Battle サイレンスさんの映画レビュー(感想・評価)
分かりきった事だが、ラップを競うバトルではない
曲や関係性はある程度知ってた状態で鑑賞。
感じた事を以下に箇条書きにします。
・世界観や曲、アニメを知っている人には
周知の事実だと思うが、
この作品はフリースタイルのようなラップバトルではなく
『曲』での勝負となる。
もうこの程度はネタバレにならないと思うので書くが、
一回戦では両チームのバトル風合作曲、
二回戦では各ディビジョン固有の曲で勝負をする。
これが何を表すかというと
『勝敗の判定がしにくい』。
特に二回戦で歌われる固有曲での対決は
ビートも方向性もそれぞれ違うので自分のように
『推し関係なくラップの出来で判定しよう』
と思って挑むとかなり難しい。
それ故か、純粋なラップや歌勝負だけでなく
ほとんどは『鑑賞者の推しディビ』で
勝負が決まってしまっている気がする。
・曲はどれもいい。エンドロールを見るとなかなかのメンツが作詞作曲をしてる事がわかる。とにかくクオリティが高い。CGも素晴らしい。モーションキャプチャーを使用しているのでキャラが自然とぬるぬる動く。
・鑑賞する劇場でほぼ勝負は決まるといっても過言ではない。
実際、自分は新宿で鑑賞したが
麻天狼の時だけ大きな拍手が起きていた。
もちろんその時勝ったのは麻天狼。
特に東京近郊では鑑賞する劇場には注意を要する。
その地区の映画館には
その地区ディビのファンが集まるので
当たり前といえば当たり前だが。
中王区エンドを見るにはどうすればいいのだろう…
・投票アプリがたまに機能しなくなるらしいので注意。自分は決勝で機能しなかった。
以上、ザっと書いてみました。
映画というよりはほぼライブ&PVですが
ヒプノシスマイクが好きな人は楽しめること間違いないかと思います。
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