SKINAMARINK スキナマリンクのレビュー・感想・評価
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米軍の開発した拷問だろこれ
2025年劇場鑑賞94本目。
エンドロール後映像無し。というかエンドロールが無し。
退屈な映画は眠くなりますが、めちゃくちゃ退屈な映画は脳がしびれてくるんです。これまでにそういった経験をしたのは全編モノローグのテレンス・マリック監督の「聖杯たちの騎士」だけだったのですが、この作品もそうです。
延々夜の家の中を固定カメラで映し、たまになんか消えたり動いたりして、無音かカートゥンの歌が延々流れる状況で数秒でカットが切り替わるしかないので当然眠気が襲って来るのですが、ちょうどその頃にキャー!やらジャーン!やらキーン!やらジャンプスケアを入れてくるので叩き起こされる感じなので、米軍の捕虜に意味のない映像を見せながら、まぶたを強制的に開かせて寝かさない拷問と同じ事をされていました。さらに邪悪な存在っぽいのが時々「私は何でもできる」「眠りに付きなさい」「楽しいものを見せてあげよう」とか言ってくるのですが「じゃこの映画面白くしろよ!」「でかい音出して寝かさないのお前だろ!」「この映画以外ならなんでも楽しいわ!」といちいち腹立って仕方有りませんでした。これ面白い人どういう感覚してるの・・・?
うるせぇ
夢だけど、夢じゃなかった!
実験的でチャレンジングな作品ではあるものの・・・
ちょっとこれはシンドい。
100分の作品でありながらも、ここまでの長尺だとツラい。
というのも、ザラついた映像と音声、尚且つ暗い(夜なのかな)ことから
今ひとつ何が起きているのかを認識できないまま、ラストまで持っていく。
なので意識が飛びそうになること複数回(寝ている観客もいた)。
世界観とやろうとしていることは理解できるし、チャレンジしていることもわかるが
もっとわかりやすい映像と音声でもよかったんじゃないかと思った。
そうすることで、恐怖感も伝わりやすいのではないかと。
恐ろしい何かがいるということはわかるし、恐ろしいことが起こっていることもわかるが
具体的ではないということが、観る人を選ぶ作品。
私自身は2回ほど驚いた場面はあったが、基本的に観客の想像力に委ねられているところもあり、
何の情報も入れずに観たら、さっぱりわからなかったと思う。
というわけで、パンフレットを購入したので、読むことで理解が深まれば良いなと思う。
とは言え、こういう作品は今後もちゃんと押さえておきたい。
30分の短編映画なら良かったかも
かなり実験的映画。
監督の自慰
怖すぎて泣いちゃった…
金払って鑑賞したんで文句言う権利は有る筈ですよね(T_T)
ホラー映画不毛の2025/2月とりあえずホラーって認識しか無しで鑑賞(激しく後悔)
・終始粗い映像+ノイズ混じりの映画の中のTVアニメの音(しかも大音量)の垂れ流し(怒)
・映像も室内の天井やら壁やら床やら人物をしかっり映さないのでイライラする・・
・肝心のストーリーも幼い兄弟?が夜中に薄暗い家の中をウロついて不気味な存在と会話する程度(育児放棄なん?)
・途中ウンザリして寝ようとするもノイズ音がクッソデカいので眠れずまさに拷問状態。
【結論】金と時間返せ!
驚かされるけど怖くはないホラーで、考察しようにも限定的な可能性しか残されていない
2025.2.27 字幕 アップリンク京都
2023年のカナダ映画(100分、G)
Youtubeで話題になった動画を基に作られたホラー映画
監督&脚本はカイル・エドワード・ボール
原題の『Skimanarink』は意味のない造語「Skidamarink」のカナダで流行ったバージョン
物語の舞台は、1995年のカナダのどこか
4歳のケヴィン(ルーカス・ポール)と6歳のケイリー(ダリ・ロズ・テトロー)は、真夜中に目覚めてしまった
ケヴィンは事故で頭を怪我していたが、異常は指摘されずに自宅へと帰されていた
ケイリーは父(ロス・ポール)を探すも見当たらず、母(ジェイミー・ヒル)の啜り泣く声は聞こえるもののどこにも姿はなかった
ケヴィンは下の階のリビングでテレビを見て過ごし、ケイリーは家中を探し回った
だが、あるはずのものが消えたり、消えたと思ったら現れたりと不可思議な現象が起こるようになっていく
そして、ケイリーはケヴィンを連れて、地下室へと向かうことになった
映画は、斬新なアイデアというふれ込みで、超低予算の攻めた内容だった
普段慣れているはずの自宅が怖くなるというパターンで、何か変な感じがするけどわからないという感じになっている
怖いかと言われれば、驚くけど怖いと言うものではなく、いきなり出てくるとか、大きな音が鳴るみたいな、お化け屋敷系の怖がらせ方だったと言える
母親が突然出てきて意味のわからないことを言ったり、流れるテレビ番組が不穏だったりしますが、没入させるためにはカット割が多すぎるのではないだろうか
物語性は皆無なので、とにかく不思議な映像を体験すると言うもので、人に勧める系の映画ではない
かと言って酷評というのも違う感じで、正確に表現するなら映画としての評価はできないという感じだろうか
あくまでも、映像体験という部分があるので、真夜中にスマホで観る方が怖さが増すのかなと感じた
内容が内容なので、寝てしまう人も続出する感じで、記憶が飛んでも場面が変わらず進展していないので、置き去りにされているのかどうかもわからない
寝てしまう人の寝息の方が大きいので、その度に現実に戻ってしまうように思えた
いずれにせよ、変な映画を観たいという人向けだが、展開が死ぬほど遅い(というかない)ので、ひたすら観にくい画面を凝視するだけになっていた
時折怖がらせはするものの、全編通じて5回も驚かないので、ホラー映画としてはどうなのかなと思った
ラスト付近で唐突に「572日目」と表示され、この一連の映像がどういうものかがわかるのだが、解釈が分かれるように思う
個人的には、ケヴィンは重篤な事故に遭い、意識不明の状態がずっと続いていて、その最終日にあの世に行くまでの間に見たものを映像化しているのだと感じた
パパやママの声が少ないのは、おそらくは仕事に行っているか何かで不在が多く、姉のケイリーが頻回にそばについていたからなのかなと思った
もしくは、全員死亡のエンドで、ケヴィンだけが最後まで生き延びていたのかもしれないが、そのあたりは色んな解釈ができるのかな、と感じた
近年稀に見る駄作
天井と床と変なアニメしか映さない粗くて汚い画像が延々と続く、まるで拷問並のつまらなさ。
てかこのカメラは誰目線?
1995年はもっと画質マシだよ、バカにすんな。
画像粗くしないとつまらないのバレちゃうから誤魔化してま〜すって感じ。粗くてワクワクするのは冒頭5分までだろ!
まさかこんなまま終わらないよね?と思ったら、ホントに100分そのまま終わった。
超安上がりな素人文化祭映画。
監督が気持ちイイだけだね。
とにかく金も時間も無駄。観客舐め過ぎ。
ホラーが三度の飯より好きだが、これはつまらな過ぎてビビった。
娯楽にもリフレッシュにもならない駄作なので観ない方がいいよ〜ん!!
暗闇は怖い。でもさぁ
小さい頃から暗闇が怖く、
そのくせその暗闇に何かいるのでは?と
怖いながらも目を凝らして見たくなる私としては
とてもゾワゾワきて怖かった…その闇に何かいる?よね起きるよねと。
でもさぁ、さっすがに飽きるわ!!!!
おんなじような画角で
ずーーーーーっと似たような画の繰り返し。
何か少しずつ怖いことが起きてるのはわかる。
わかるけどさぁー……長いわー
期待してたのになあ。残念。
ちなみに
こーいう映画のおかげで海外のアニメすごい怖くなった人(私)
ホラーとしてはそこまで趣味に合った映画ではなかったけど、確かに個性...
まさに“観る悪夢”
悪夢を再現した映像でYouTubeを中心に活躍している映像作家カイル・エドワード・ボールによる長編監督デビュー作。製作費僅か1万5000ドルながら、北米で最終興収200万ドル超えのスマッシュヒットを叩き出し、『ブレアウィッチ・プロジェクト』(1999)、『パラノーマル・アクティビティ』(2007)に続く超低予算ホラーの金字塔を打ち立てた。
これはまさに、“観る悪夢”だ。“幼い頃に見た悪夢”のような映画だ。ストーリーらしいストーリーも、説明らしい説明も殆ど無いので、僅かな情報を頼りに、あとの判断は各々観客一人一人に委ねられている。100人中99人がついて行けなさそうな作風で、賛否両論(どちらかと言えば否が優先)も納得だ。
早い話が、雰囲気全振りなのである。
天井を見つめた映像や地面から登場人物の足の動きを捉えた映像は非常に実験的。ホラー映画でありながら、アート系にも片足突っ込んでいるような作風。
廊下の奥、部屋の奥に広がる闇を見つめ続ける映像は、それ自体が悪夢の再現であり、それ以上でもそれ以下でもないように思える。しかし、そんな闇の中にこそ、我々は“恐怖”を生み出すのだ。「何か居るかもしれない」「何か動いたかもしれない」と。そして、暗闇で次第に目が慣れて視界に映るものの正体が分かるように、ジワジワとこちらに“見えない恐怖”を蓄積させた上でのジャンプスケア。見事。
正直、私は無闇なジャンプスケアを多用するホラー作品は嫌いである。恐怖ではなく、刹那的な驚愕でしかないので。しかし、本作は観客の想像力を刺激して、しっかりと恐怖を増幅させた上で、トドメとばかりにジャンプスケアを用いる。分かり切っているのに、驚かずにはいられない。私は特に、母親の顔が消滅してのっぺらぼうのようになっている件と、電話型のキャラクターの玩具のベルが鳴るシーンに驚いた。しかし、どちらも素晴らしい恐怖演出だったと満足している。
肝心のストーリーについては、分かる範囲で情報を整理すると、
・ケヴィン一家は、家ごと異空間に囚われてしまっている。
・家の2階に巣食う“何者か”は、超常的な力を持ち、窓や扉を消してみせたり、家具や玩具を壁や天井に貼り付けたり出来る。
・一家は終わらない悪夢を繰り返し続けている。
という事だろう。
天井に積み上げられた、夥しい量のブロックやドールハウスをバックに提示される“572日目”のテロップ。ケヴィンやケイリー達は、これまで幾度となく果てしない悪夢の夜を彷徨い続けているのだ。考えてみれば、作中度々「あれ?これは別の日の真夜中なのかな?」と違和感を感じさせるシーンもあった。特に、2人が流しっぱなしにしているカートゥーンアニメの作品が何度か変わっている事。物語中盤で映像がループしている事がその証左だろう。
そして、恐らくこの悪夢は終わらない。暗闇に木霊する不気味な声の主は「遊びたい」と告げている。“何者か”にとって、この繰り返される悪夢は悪意ある遊びなのだ。
散らかっていた部屋を一瞬にして片付けてみせ、ケヴィンに「どうしてそんな事が出来るの?」と問われた暗闇の“それ”は「私は何でも出来る」と豪語する。それは、幽霊というより悪魔のように感じられる。となると、あの異空間は地獄なのかもしれない。
ラスト、暗闇に不気味に浮かぶ顔のような何か。ケヴィンに「名前を教えて」と言われるも、何も答えないまま、画面には“THE END”の文字。投げやりとも取れるラストだが、観客は良くも悪くもこう思うはずだ。
「良かった。ようやく終わった」と。
2023年の作品ながら、ビデオカメラで撮影したかのようなノイズだらけの荒々しい画面、絶えずブツブツとなり続ける音は、明確に好みが分かれるだろう。個人的には、舞台が1995年である事、ホラー作品である事を考慮すると、こうした選択は大賛成だ。そして、映像が荒く不鮮明だからこそ、観客は闇という未知の中に恐怖を見出すのだから。
本作は、悪夢を見させられているという感覚を存分に味わう意味で、映画館のスクリーンでの鑑賞がマストだろう。何せ、自主的に席を立たない限り、ケヴィンらと同じく終わらない悪夢に取り込まれる事になるのだから。
予告でピンときた方にはおすすめ
深いな(何も理解してない)
時間泥棒
人生で初めて、映画を観るということに苦痛を覚えた。
個人的に退屈な作品やくだらない作品でも必ず最後まで観ることが私の信条なのでこれほどまでの苦痛はしんどかった。
本当に自分に全く刺さらずに観続けるのは退屈を通り越して早く終わってくれの願いに変わる。何度「退席」のワードが頭をよぎったか…
トレーラーや煽り文句などでだいたいどんな作品かは予想できる。出来るが、それをあえて観づらい画像で進めていくのでイライラMAX
散々擦られてきてるネタなのでそれをどう料理するのかが監督の技量だと思うのだが…
YouTube動画で30分くらいの尺で作ってたらそれなりに楽しめたと思う。
ざらざらとした画像と変にポップなテレビの音楽。不自然に動く物。
悪夢というより70年代くらいのホラー映画演出っぽい。
それが余計に鼻につく。
小声の部分に字幕いれたり、日数を数えたりしてるのも意味ない。
そんなホラーの鉄板のわずかなスパイスの上澄だけを寄せ集めた薄味と感じる。
そして登場人物、足。
隠すにも程がある。
とりあえず、眠い。
寝ない程度にゆるゆる瞼を下ろし、セリフが来たら目を開ける。目を開けてもだいたいカメラは天井か、通路を映す変わり映えのない画面なので、また瞼を下ろす。
意味ないジャンプスケアなんてただの目覚まし時計だよ。
トイレが消えるとかが面白かったので⭐︎半分。
私には全く刺さらなかったが、誰かには刺さってるはずなのだなぁ。
寝落ちせず終始ガン見できた猛者は正直すごいと思う。
良かったけど
結構良かったんだけど、この映画のほぼ唯一かつ最大の致命的弱点は、「自分がアメリカ人じゃない」ということかな。
なんせ、ああいう家に住んだ経験が無いので、本当の意味であの家あの部屋に潜むトラウマ的感覚を味わえてるとは言い難い。
もしこの映画が日本のよくある一般的住宅のシチュエーションで撮られていたら自分にとってはより怖く感じただろう。
とはいえ、ストーリーや説明等の余計な要素を排除しまくって純粋な恐怖の構成要素を素材そのままの形でぶん殴ってこようとしているこの映画は、なんというかホラー界の脳筋ムキムキマッチョ映画感があって非常に潔くてスカッとする。
悪夢の世界に入り込んだような楽しさがあり、個人的には観終わった後に清々しく爽やかな気持ちになった映画だった。
ジャンプスケアって言葉
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