ポラン
解説
東京都練馬区にあった古書店「ポラン書房」の閉店までの日々を追ったドキュメンタリー映画。
東京都練馬区・大泉学園駅の近くにあった古書店「ポラン書房」。35年間にわたって人々に愛されてきたが、コロナ禍にあった2021年、書店を経営する石田恭介さんと石田智世子さんは閉店を決める。最終営業日に向けて、2人はこれまで通りの仕事を続けながら、着々と店じまいの準備を進める。そんななか、店員の南由紀さんは長年の夢をかなえるため、ある決断をする。
ポラン書房に生きる人々の閉店に至るまでの日常、そして閉店の“その先”を丹念に記録し、街の人々の「居場所」としての古書店の姿を静かに描き出した。監督は本作が長編初監督となる中村洸太。第24回全州国際映画祭や第44回ぴあフィルムフェスティバルなど、国内外の映画祭で上映された。
2022年製作/77分/日本
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