ミュージック・フォー・ブラック・ピジョン ジャズが生まれる瞬間のレビュー・感想・評価
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インタビューでも言葉少なに─
ドキュメンタリー映画というパッケージとして、非常に上質な作品だったという印象でした。
音楽を扱っている訳だから流れ出る音楽をめいっぱいに、という気構えのように感じたし、インタビュー必要最低限のみ情報とか思いを少し足す程度で、もうそれで十分伝わってきます。やっぱ音楽ドキュメンタリーは音楽を存分に聴かせてくれなければ話になりませんよねー
個人的にビル・フリゼールなんかが目的で観賞する気になったのですが、全く知らなかった高田みどりのパフォーンマンスが最も印象的だったり、その他知ってる知らないにかかわらず、全てのミュージシャンが最高のパフォーンマンスを披露してくれていて、気持ち良くて、興味がない人ならばきっと寝ると思います。
記録されている時間が予想以上に幅広いなぁと多少訝しんだのですけど、その意味はかなり重要で作品の気もだったりして、それがまた感動的だったりするので、内容もまた素晴らしいと思える作品だと感じました。
トーマス・モーガンというベーシストも知りませんでしたが、そのキャラクターが最高で、そのインタビューが─
様々な個性的なミュージシャンの数々、音楽も音楽以外も最高な作品でした。是非ともサントラが欲しいところです。その前に、まずはポール・モーチアンの音楽でも聴いて感慨にふけましょうかねぇ。
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