ドラゴン・ハート 霊界探訪記のレビュー・感想・評価
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幸福の科学のプロモーション映画
下調べゼロでした。職場の人に鑑賞券をもらったので見に行きましたが、あまりにも脈絡がない胸糞展開だったので、初めて映画を途中で退席してしまいました。
あとで調べたら宗教団体 幸福の科学のプロモーション映画でした。
チケットをくれた人は、そういうことだったんだなと。
主観ですが、子供に見せてはいけない内容だと思いました。
久しぶりに底辺を下回る酷い映画を見ました。
いろんな意味でひどいです...
原作をもとに作られていたか、それとも完全なオリジナルかわかりませんが、映像はきれいとはいえ、いろんな意味でひどいです。見ているときに、苦痛しか感じられませんでした。アカウントを作ったのも、レビューを書くためです。
❶ストーリーの展開は意味がわかりません。脚本をちゃんと見直したりして書いているかなと疑うくらいです。なんとなくあっち行ったりこっち行ったりするように、ストーリー性や合理性が全くなく、好きなだけ、雑にストーリーを進めている感じでした。
❷序盤でおじさんが男の主人公にこっそりとなにかを話していたが、それはなんなのか、なぜそういうシーンをセッティングしたか、わかりません。最後まで、なにを話したかについて説明されていませんでした。「別にこのシーンは入れなくても良くない?」と思いました。
❸病院でなぜ黒いマントの女性によって助けられたかも、全く説明が行われていませんでした。主人公たちとの会話もほとんどなされておらず、あたかも女性の「気まぐれ」のようでした。強引にストーリーを進めようとしていて、どうしても違和感を覚えてしまいます。要するに、女性の動機も作者の意図もわかりません。
❹竜の姿がひどすぎます。全体的には中国の竜にすごく似ているが、なぜか翼がついています。中国での竜なら、神のような神聖なる存在で、翼はないはずです。西洋のドラゴンなら翼はあるが、邪悪な存在として主に捉えられています。いったいなぜ竜の姿をそういうふうに設定したか意味不明。
❺「シャンバラの入口は閉ざそうとしている」、「選ばれた人でないと入れない」と言っているけど、結局主人公は何もせずに、竜が飛んでいくだけで入れました...洞庭湖の天女さまですら入れないのに、主人公だから入れました?不合理すぎます...
❻「まずは桃源郷」と言っているけど、映った桃源郷は一瞬だけ。主人公たちが「きれいだ!」と感心しただけで終わっていて、すぐにシャンバラのシーン...
❼はっきりとは覚えていないが、たぶん「シャンバラで修行して地獄の人々を助けてあげたい!」、「でもそこから帰ってくる人は誰一人としていない」と言っていたけど...助けたいと思っているはずの主人公は修行をほぼあきらめていました。そこから、神様や仏様の存在を信じるようになっただけで、簡単に帰れたんです...「え?なんで?」、「じゃあ、なんのために修行しようとしたの?」、「そしたら別に地獄の人々のシーンじゃなく、世の中の苦しい光景を入れたほうがまだ説明がつくんじゃないの?」と思いました。どうせ「神様を信じれば幸せになれる」や「体よりも魂のほうが重要」と、この映画が伝えようとしているんでしょう?
総じて、内容的に飛びすぎていて、おすすめできるような映画ではないかと思います。骨組みが見えず、中身もほぼ空っぽに等しく、いろんな不必要な肉付けがされています。そのせいか、かなり鑑賞者の混乱を引き起こしてしまいます。個人的にはむしろ、全体的に地獄のストーリーを深掘りしたほうが、映画としてはよりおもしろく出来上がるんじゃないかと思います。
内容はともかく、映像のクオリティは高い
主人公の高校生が一夏を徳島の自然の中で過ごすことになる導入部は、山々と清流の中で二人の少年少女の姿が生き生きと描かれ、映像のクオリティも相まって青春ドラマそのもの。
少年が河童を見つけて追いかけるが、少女が足を滑らせ川に落ち、それを助けようと少年も川に飛び込むも溺れてしまう。ところが突如、龍が現れて二人を助け、謎の老人の許に連れて行き、老人の指示で龍は二人を地獄巡りの旅に連れて行く・・・
二人の少年少女の「地獄巡り」がストーリーの主要部をなし、後半では「天上世界」へトリップするところはダンテの「神曲」にヒントを得たか?
地獄は従来の「責め苦」の世界では無く、「現代の狂気」の世界として描かれる。現代社会の多様化に従い、地獄も多様化が進み、「ネット地獄」なるものまであるのは笑えた。このあたり、従来に無い新しい描き方だとは思う。
後半は「シャンバラ」訪問からさらに神々が集まる「天上界」を見たあと、夢から覚める形で二人は現実世界に戻る。
美しい自然→狂気の地獄→清浄な天上界→平凡な日常、と回帰する展開はよく考えられており、アニメのクオリティも高く、徳島の自然や神々が集う天上界の描写は美しい。
だが、それとコントラストをなす地獄のパートでは、冒険シーンに重きが置かれ、醜悪さが描き足りないと思う。地獄が醜悪であればあるほど、前後の自然や天上界の美しさが引き立つのだが。ネット地獄に落とされるギャルのような「人間の醜悪さ」をもっと描いても良かったと思う。
自分は信者では無いので、クライマックスのヴィシュヌ神による戴冠式など「?」でしか無かったが、冒険ファンタジーとしてはそこそこ楽しめた。
特に全編を通じて映像の美しさ・クオリティの高さは印象に残った。
ただ、挿入歌、あれはもう少しどうにかならないか(笑)。まぁ、今では幸福の科学の映画「お約束の」ギャグの域に達しているので、無いと寂しいかも(笑)。
自然描写最高‼️エル・カンターレ圧巻の神々しさ‼️
とにかく情景描写が「君の名は」を遥かに超える美しさ‼️
「杜子春」の世界観に有る(桃源郷)、「Dr.ストレンジ」に出て来る修行場(シャンバラ)、ビシュヌ神等インド宗教の最高峰の神々、地球上の全ての宗教の祖となる方々が総登場の(須弥山)等、正に普通の人間では絶対に観ることの叶わない世界を堪能させて頂け、疲れが吹っ飛んで爽快な心地になれる映画です。
地球神エル・カンターレの登場シーンは圧巻‼️神々しさ満載‼️の映画でした~\(^o^)/
魂は永遠に転生輪廻し、地上には魂修行に出る、心のあり方で死後の行方が天獄か地獄かが決まる、大昔から祖父母から代々語り継がれて来たあの世の存在こそが、本来の魂の住処です。
それ故、永遠に魂は生き続けて転生輪廻を繰り返し、魂の向上を目指す。
その生き方の鍵こそが、エル・カンターレの教えである「太陽の法」から始まる膨大な経典の核、「正心法語」です。
物溢れる唯物主義者蔓延る現在人に、差し伸べられたエル・カンターレからの「最期の救世の映画」である。一人でも多くの人々が、この映画を見て、真実の宇宙の根本仏から説かれた教えを学べる事を心より祈念します。
現代的地獄はオーダーメイドなのかっ!
さらっと見ることもできるし、知識があると、何層にも仕掛けがあって、めっちゃ深い映画だ。今まで語られていなかった地獄について衝撃を受けた。
①生きたまま切り刻まれる地獄病院は、善意でも、霊的知識の無いまま「ドナー登録」した人の恐怖の凄まじさ
②被害者でも自分を蔑ろにしていると地獄。「お前だけが助けられてたまるか」という引きずり下ろしは、この世でもあるよね。
③人を助けてあげられなかった、という自責の念も、強過ぎると、地獄に通じているなんて。心の世界は厳しいね。
「間違った心の数だけ地獄がある」ってことは地獄ってオーダーメイドなんだ。古臭い地獄には当てはまらなくても、堕ちる可能性があるなぁ。やばい。こんなことは他では語られたことがないんじゃないかな。
新しい地獄観。すごいオリジナリティに驚く。
知識がある人にとっては、どれだけでも深掘りできる無限の面白さがある。まるでシャンバラのような無限空間が織り込まれた、一見シンプルな、しかし高度に組み立てられた作品だと思う。
優れた思想や宗教が、こうした知識をエンタメに乗せて見せてくれることは、私のような好奇心があふれる人間にとって、ものすごくありがたい。100冊分以上の本を2時間で読んだ感じでものすごくお得感あり。
これは、一度は、探究心を持って見たほうがいいと思う。だって人は必ず死ぬんだし。地獄に堕ちても、脱出方法を映画で知ることができということだけでも、すごく助かる。ほんと他人事じゃない感じ。
私的には、他にない霊界、地獄界の知識を映像に絡めた歌との連携プレーで、苦労なく霊界探訪に連れて行ってくれて、ちゃんと観客をこの世に帰してくれるので安心の、☆5 。
さわやかな新感覚冒険もの
中学生のいとこ同士がドラゴンに乗って霊界を冒険する物語。恋愛要素等の余計なものがなく軸がすっきりしていたのでストレスなく鑑賞することができた。前半は地獄めぐりなのだが、現代的な景色にびっくり!たしかに、近年亡くなった方が地獄に堕ちるとすれば、この方がリアルなのだろうと感じた。閻魔大王のアクセントが良し!後半のシャンバラシーンは画がきれいで見ごたえがあった。全体的に楽しめたが、もし可能であれば登場人物への感情移入にもう少し工夫が見られた方が地獄が自分事のように感じられて怖さが増したと思う。また、バトルシーンは倒し切って次に行ってほしかった。。
ストーリーと歌の質を除けば及第点のアニメ
幸福の科学の信者が幼馴染に居るので、映画が出ると1度は見に行きます。
なお、あの全席買い占めるだけで見ない(座席ガラガラ)は大嫌いなので、ちゃんとお金は払って見ています。
★5評価(最低が★1)で言うと、
放映時間 :★★☆☆☆ 無駄に長い。2部作でいいレベル。
ストーリー:★☆☆☆☆ 素人が考えたのかと思える程、レベルが低い。
映像 :★★★★☆ かなりキレイ。徳島の風景を楽しめる。
音楽 :★★★★★ 歌を除けばかなりいい。映像にマッチしている。
挿入歌 :★☆☆☆☆ 全部同じ曲展開、同じノリ、同じ雰囲気、
同じような歌詞。
しかも会話に被せてくるので耳障りが非常に悪い。
という感じです。
・主人公の生い立ちや生活、家庭事情などがほとんど描かれないため、
話の展開でどうにでも設定変更追加ができる状態なのがダメすぎる。
・映画のタイトルである「ドラゴンハート」が結局何だったのか分からない。
ドラゴンは単なる乗り物で、存在理由も存在意義も不明。
(信者はドラゴンが出てくればそれだけで感動するらしい)
・危険なときは祈りなさい、必ず助けに行く!みたいな人も出てくるが、
祈らなくてもピンチになると誰か(何か)が必ず助けに来るから、
祈りの設定に深みが感じられない。
・主人公以外の人物の存在価値が薄すぎる。
サブキャラのほとんどに名前が無く、単に出てきてワチャワチャして
消える、のショートストーリーの繰り返しのため、何が言いたかったのか
分からない状態が1時間以上続く。(後半で少し説明が入るが、説明までに
飽きるぐらいの無意味なショートストーリーが連発する)
・水先案内人が居ないので、何が起きていて何であるかが終盤までさっぱり
分からない。(信者には分かるらしい)
・伏線回収がほとんどない。 (信者は知識があるので無くても良いらしい)
・挿入歌がストーリー紹介なうえ、どの歌も同じフレーズや言い回しを
繰り返すうえ、展開(特にサビ)が全曲ほぼ同じで昭和の歌謡曲
みたいなものが多くて雰囲気をぶち壊す。
(信者はあの曲調で泣けるらしい)
・主人公たちが重要そうな会話をしているところに歌を被せるとか
編集のセンスが最悪に等しい。
・無駄に長い。展開に抑揚がないため、そろそろ終わりかなと思ったら
まだ続くのか!というタイミングが4回ほどあった。
・終盤の展開が手抜き。一度行ったら当分戻ってこれない、今まで修行に
行った者は多いが帰ってきた者がいない場所に行くのに、
ドラゴンに乗っていれば自動で到着するとか、1~2つの修行をしたら
帰ってこれるとか、設定が甘すぎて白けてしまう。
・終盤になって、畳み込むように幸福の科学の設定が詰め込まれている。
知識がない人には、何が起きているのかまったく分からないまま
エンドロールを迎える感じ。
以上です!
映像はキレイ。音楽も美しい。
ただ、それだけの映画ですね。何の学びもない。
※6/5追記
コメントで「クドイお説教的進行は今も変わらず」を書かれた方がいらっしゃいましたが、今回は終盤の畳み込み以外は「宗教観の押し付け」はほとんど無かったと言えます。終盤の畳み込み時も、「こう考えるべき」などの押し付けはありませんでした。「自然と宗教観に目覚めて一瞬で幸福の科学の信仰を理解する」というご都合展開ではありましたが、そういう世界観と考えれば不思議ではありませんし。(そもそもがファンタジーですし)
老人に会うまでの流れが納得行かないが、全体的にはそれなりに面白く目覚めに繋がる作品
前提として…信者ですが、ほぼ支部に行かずネット(特にYouTubeとX)で目覚めを促す様なコメントを日々投稿している者です。
幸福の科学の映画というのは後世に残すべき芸術作品だと思ってますが、いつも思うのは(完成度はそこそこだな…)という事です。まあこれは、完璧を求めたらきりがないので仕方がない事ではあります。
今回の作品は、全体的には他に類を見ない…と言えるほどの新しいものがあるかといえばあるのですが、地獄描写は例えばベルセルクとか色んなホラー映画のようなドロドロして気持ち悪い感じは、そんなには無く、宗教映画らしくある程度の範囲で抑えている印象はあります。子供も観るので、トラウマになるような描写はほぼ無いです。
ただそれが、人によっては物足りない、と感じる場合もあるでしょう。刺激を欲する現代人は地獄に相性が良い人が非常に多いですからね。
メインは地獄で、その後もっといい世界にも行きますが、やはり個人的には惜しい!と思うのは2人が、老人に出会うまでの流れに、納得がいかないという事です。!
具体的には、主人公の男子と女子がいますが、
女子の方は、徳島が地元であり、幼い頃から育ってきた場所、勝手知ったる土地であるはずで、しかも彼女は剣道が強く市内の大会で優勝した位の腕であり、そうであれば体幹も相当いいはず。
ところが…😅。
…思ったのは、もう少し上手にやれなかったか、という事。何か、洗練されてない。もうちょっと説得力が欲しかった。そう感じたのです。脚本に対してです。
今の彼女でああなるなら、もうとっくの昔に幼い頃にそれは起きていたとしても全然おかしくない。そうも思いました。
個人的にはその辺がどうも納得いきませんでした。
しかし、全体的には面白い内容だったと思います。
あと一つ、思ったのが、この作品の前に「マイクラ」の映画を観たのですが、両作品ともに、ラスボスが女性で、どちらも過去の挫折体験から闇堕ちして、そしてその歪んだ感情をダークな力にしてボスとして君臨していたのが共通していたので、何とも不思議な偶然、公開の時期も重なってて興味深い事例だな、と思った次第です。
すっきり
閻魔様がファンキーでびっくりした笑
SNSが普及してから誹謗中傷が増えたけど、誹謗中傷したことがバレてなくてもそういう人が行く地獄があるんだとちょっとすかっとしました。
完全ネタバレ注意(霊界探訪が始まったのはいつ?)
まず映画ラストシーンで二人が目を覚ますと、居間の座敷で母が心配そうに見ているシーンになる。
川に流されておぼれて死にかけた二人が、なぜ病院ではなく、家で寝ているのか?
常識的に考えられないシーンがあるが、これは霊界探訪が始まったのはいつかを分からなくさせる。
本作品のサブタイトル「霊界探訪記」を理解する上で、どこから霊界に行っているのかを探るのは、映画を楽しむうえで必要だろう。
さて、初見で観た方は、99.9%こう思う。
「川で流されて、死んでから霊界に旅立ったんでしょう」と。
しかし、正解はノーである。
根拠がある。
まずそれは、冒頭伝えたように、溺れて死にかけた二人をもしもおばさんが発見したり、その他の方が発見したとしたら、意識が回復するまで病院にいるのが当然であり、そうされていないならば、違う見方をするしかない。
重要なポイントは主人公たちの服装や髪型である。
映画序盤に戻り、竜介の服装と知美の服装、髪型を見てみよう。
竜介は、徳島に向かうとき、白のシャツと紺のアンダーシャツ、カーキ色の短パンである。
そして、夕食時には恐らく上の白シャツを脱いだのだろう、紺のアンダーシャツとカーキ色の短パンである。
知美は学生服から、夕食時にはブルーのシャツと髪を降ろしたスタイルに変わっている。
そして、時間は飛んで最後の目が覚めたシーンを見てみると、竜介は白いシャツで寝ていた。しかし、知美は「夕食時と同じブルーのシャツと同じ髪を降ろした姿」である。
つまり、冒頭の夕食のあとの睡眠時(描かれていない)から、目が覚める(霊界探訪から帰ってくる)タイミングまで、知美はまったく同じ服装と髪型をしているのであるということだ。
それは、つまり「幽体離脱」をして、そもそも外出していないのではないかと言える。
ちなみに、竜介は夕食時には先ほどの服装だが、その後にはお風呂に入るはずなので、白シャツになっていたのだろう。
知美は剣道部の描写があったため、着替えるタイミングでお風呂は済ませていたと考えるべきだろう。
この考察を嚙合わせると、竜介と知美は、初日の夜に同じ部屋で川の字になって就寝し、【夢の中で穴吹川に行き、夢の中で川に流され、老人と会い、ドラゴンに乗り、地獄からシャンバラへと霊界探訪した】と考えるのが当然なのだ。
そうすれば、目が覚める時に丸一日経っていた、つまり前日の夜から夕方まで寝込んでいたという点にも説明が付き、現実には川でおぼれていないため、居間に寝かされておばさんが起きるのを見守っていたという点も合点がいく。
しかし、まだ疑問点は残る。
それは、中三と中二の年頃の男女が、同じ部屋で一緒に寝るということにも違和感を感じる。やはりこの考察は間違っているのか?
いや、これにも根拠がある。
序盤、川に流される前の時、竜介が山にむかって叫ぶ。
そして、「おじさんに知美もよくやっている」と聞いた話を知美にしたら、知美は『お父さんは余計なことばっかりして』と言っていた。
「余計なこと」ではなく、「余計なことばっかり」と言ったのだ。
正確な日本語を使うなら、「ばっかり」を使う以上は、「複数形」であり、「余計なこと」を知美の父はたった1日足らずで2回以上したことになる。
それは、当然、竜介と知美が同じ部屋で就寝するように仕向けたに違いない。
これが年頃の女の子にとっては一つ目の「余計なこと」であろう。
さて、これで全てが整ったはずだ。
霊界探訪は、初日の夜に始まり、二人は現実では外にも川にも行っておらず、すべて夢のなかでの幽体離脱から始まった霊体験と言えるだろう。
それを証拠付ける歌が、最後に「全部、幻で終わってしまっても、構わない」という歌詞があったはず。
それが、二人が全て夢の中で体験をしていたということを決定づけるところである。
いずれにせよ、ここが理解できると、理解がいく点が増え、より一層映画を楽しむことができるであろう。
このシーンがよく分からず、楽しめない方が多く出ては悲しいと思い、理解できた範囲でネタばらしをさせていただいた。
内容にも少し触れるが、閻魔大王のシーンが一番面白い。
あの世がある確率は50%であろう。
なかったなら、信じた者も、信じなかった者も、全て無に帰するのだから、損する者は事実上いない。幸福感も快感も、得した感情も、苦渋に満ちた世界も全て消えるのだから。
しかし、あったとしたら、そして、本当にリアルに地獄があったなら、
それは、死んでみてのお楽しみでは済まないかもしれない。。。
(正直、表で良い顔して、裏で他人様への迷惑も考えず、しりぬぐいさせる上に、悪びれもしない人間以下の方が多いので、地獄は絶対あってほしいですが。ちなみに表裏なくして善人だった人のための天国もちゃんと用意してありますように!!!)
※声優はすべて最高でした(耳福で感謝!)
以上
地獄に差し伸べられた光――知美の勇気に心打たれて
最も印象に残ったのは、ヒロインの佐藤知美ちゃんが畜生道に堕ちた地獄の人たちを助けに行くシーンでした。
普通なら恐怖や絶望に押しつぶされてしまうような過酷な霊界の描写の中で、知美は迷うことなく他者のために行動します。特に畜生道に堕ちた人々は、人間性を失いかけており、救う価値すら問われるような存在として描かれています。それでも知美は彼らの中に希望の光を見出し、命を懸けて救いに向かう姿は非常に感動的でした。
彼女の行動は、ただの「正義感」ではなく、深い慈悲と覚悟に裏打ちされたものであり、観る者に「本当の強さとは何か」を問いかけてきます。また、畜生道という概念を通して、人間の業や感情の複雑さにも触れさせられ、この作品が単なるファンタジーにとどまらない深さを持っていることに気づかされました。
知美の勇気と優しさが、地獄という絶望の世界にも希望をもたらす瞬間は、観終わった後も強く心に残り、私自身の価値観や人間関係を見つめ直すきっかけとなりました。
普通に面白かった
当方信者ではない、単なる映画好きです。
声優陣が豪華なので、たまたま会社からチケットをもらい行ってみましたが、とてもあの世の、特に地獄の描写が興味深く、特に閻魔大王が現代版なのが笑えました。
もともとあの世はあると思っているので、この映画とは親和性があったかと思いますが、地獄で仏、が何度かあり、なかなかスリリングな展開の映画でした。
アニメとは言え、大人向けかな?
絶対にあの世なんかない!、と言い張る方でなければ、大人の映画として楽しめると思います。
一般人は観る価値はない
あまりに暇すぎで、よくあらすじを読まずにレビューの星の数を見て、観に行ってしまった・・・
実に薄っぺらく、クオリティが低い映画だった
特に挿入歌。字余りしまくりでなんの捻りもなく、本当に聞くに耐えない
「半数近くは地獄に落ちる」など宗教独特の価値観の押し付けが垣間見えるシーンがある
CO2による地球温暖化を唱える人が地獄に落ちていたシーンはもはやギャグ
ストーリーも特に良いものはなく、終わってみれば洗脳完了済みの中学生男女が現世に戻ってきただけ
宗教の様々な用語や世界観をアニメを通じて知ることができる点は良いのかもしれない
救いようのない地獄絵図!?
救いようのない地獄絵図に衝撃を受けた。未来ある若者が主人公だというのに。普通の映画だったらもっと希望がある。しかし、実は、救いと希望は全く別のところにあった。それに気がつかないと「えっ!これで終わり?!」と思ってしまうが、気がついた時には「この映画が地球の最終危機と戦っている」ということが分かる。
世紀の大『駄作』
近年稀に見る大『駄作』と言わざる得ない。
信者ではないのですが、幸福の科学関連の映画はアニメーションが良いのでとても楽しみにしていたのですが、今回はかなり酷かった。
アニメーションはいつも通り綺麗なのですが、バックの音楽がまぁ酷い。
特に合間合間に歌詞付きの教育テレビに流れるような歌が映画への没入感を都度ぶち壊しにかかります。
そして最後のエル・カンターレを表す描写では、エル・カンターレの顔がまさかの大川隆法(笑)
周りに信者がいると考えるととても笑ってはいけない雰囲気でしたが、もう失笑を抑えるのが大変でした。
星1つもつけられません。ただアニメーションは良かったので0.5としました。
最後に、映画で『何かに囚われた人間は、その人相応の地獄がありそこに落ちる』と映画の閻魔大王が言ってましたが、大川さんあなたこそまさしく自分が神になることに囚われていますよ。
以上です。
まぁ絶対に笑ってはいけないというルールで見たり、どうしてもゴロゴロするしかないという方、および信者の方は楽しめると思います。
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