Smile 2のレビュー・感想・評価
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ナオミスコットを起用し、前作とうって変わって(お金かけてるなー) ...
ナオミスコットを起用し、前作とうって変わって(お金かけてるなー)
前作との話の繋がりもわかりやすいし、
怖さも前作に劣らない。
ただ、グロイシーンが増え、苦手なので少々疲れた💦
再起を図るスカイの焦りや恐怖を、ナオミが美しさをかなぐり捨て、体当たりで演じているのも素晴らしい。アラジンや綺麗な役しか見ていなかったが、こんな演技もできるのかと驚いた。
スカイが自宅で襲われ寄生されるシーン。ひとつ間違えれば大惨事だが、うまくホラーとして魅せた。
笑いとホラーは紙一重ながらも、斬新な試みは成功。
スマイルを浮かべる何かの輪郭が見えてきたが、正体はまだ分からない。
次作が待ち遠しい。
前作と比較すると今作の方が粗く感じた。
まあそんなもんだよね!
まずオープニングからの車に〇れるまでのつかみは良かったですよ🚗💥🪦
今回は前回のように良い雰囲気で呪いをどう回避するのかって部分をメインにしないで単純に音響でビビらせようとするだけのバカ演出のみになってしまっていたんですがイライラする事無く終始タイトル通りに笑顔で完走する事が出来ましたよ! 特に良かったお笑いポイントはジャックニコルスンの息子のシャイニングのドアを破壊した穴から覗く時と同じ笑顔で☺️迫ってくる場面や
ダルマさんが転んだ状態でニコニコしながら迫ってくる場面などがあって楽しかったです!
今回は人を殺して回避のパターンの話すら無くてその設定は無かった事にしたんですかね?
ラストはヲタが全員感染して終わるんだけどこの後が多少気になるけどこの直後の続編は無理だろうね🥹
感染るんです
誰かにうつさないと破滅する笑顔の呪いの続編。
呪いに罹るのは薬物乱用から立ち直ったポップスターのスカイライリー。架空ながら造形に瑕疵がない。じっさいドリューバリモアのショーに出る人はみんな闇のない健全発言をするのだが、それを始まりに置いて、そこから雪崩のように壊れまくっていく。演じるのは実写版ジャスミンのナオミスコット。恐怖に顔をゆがめても美しいAIみたいな顔はイギリス人父とインド人母の混交からできたそうだ。
にしても美しいなりのことをするんじゃなくて、何もかもかなぐり捨てて無遠慮に壊れまくる。ナオミスコットが演じることで画にメリハリがでる。まんがで使われる擬態音があるが、たとえばスコットが目を見開くとギョと擬態音が出たようになる。そんな濃さがあるものの、スコットはきれいだがフェミニンではないので絶叫クイーンの形容には適さない感じ。中性的だった。
引き続きパーカーフィンが演出していて前作同様の高評価を得ている。
スマイルの優位点はストーリーにアイデアを投入しなくても、笑いながらするようなことじゃないことをするだけでホラーテイストが醸成されること──だが、残酷描写も工夫されているし、カメラも奇抜だし、要所で変な音を出すサウンドプロダクションもいい。笑顔集団に遭遇し、直視していないと近づいてくるだるまさんが転んだ状態になるところは怖がりながらも笑った。
スターの孤独とストレスに加えて、ブラックスワンのような母娘の愛憎が絡み、それらの強迫観念がシームレスに幻覚へつながっていく行程が巧かった。
一作目のスマイルを見たとき、笑顔で残酷をやるのが怖いってことは知っていたし、なぜ今までなかったのだろう──とは思ったが、スマイルがはじめてやったわけだから、スマイルがコロンブスの卵になったわけである。アイデアは実現してはじめてアイデアたり得るのであり、且つこのアイデアは呪いの宿主を変えるだけで3も4もいける。じっさいに続編が予定されているそうだ。
ちなみにパーカーフィンがズラウスキのポゼッションのリメイクをつくるとも報道(2024年6月の報道)されている。パーカーフィンは憑かれたアジャーニの演技をナオミスコットに投影させたのかもしれない。
ところでスマイルは笑った口をあらわす湾曲線を記号的に使っているが、ナオミスコットの唇の(向かって)右端上にはホクロがあるのでそれが口角とつながることで口角が上がって見える。ホクロがなくてもナオミスコットの口角は理想的な上がりかたをしているが、ホクロがあることでさらに上がり、口角ライナーをひいたかのごとくキュッとして見える。
口角は美容や化粧の世界において脈所であり、いろんなメイクやエクササイズやマッサージが紹介されているが、何にもほどこしていないナオミスコットの口角にぜんぜんかなわないという無情よ。
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