ディックス!! ザ・ミュージカルのレビュー・感想・評価

2025年劇場鑑賞20本目。
エンドロール後映像有り。まぁエンドロール中もあるので席を立つ人いないと思いますが。

最初からゲイという単語何回言うねんという感じで、これまたハードゲイの格好をした神様がナレーションをするという導入からあらゆるコンプライアンスをできるだけ無視してやろう、という狂ったミュージカル映画。元はブロードウェイで評価された作品の映画です。

内容はまぁ見て下さいとしか言えませんが、とにかく下品で最初は最高と思っていたのですが、徐々に嫌悪感の方が勝ってきて、自分は異性愛者だけど同性愛にも理解あるよ、と建前で言っている人たち（もう認めます、自分もそうですわ）にどうだ！こんな汚い感じでもまだ受け入れるって心の底から言ってるのか！と突きつけられて謝らされているような映画でした。それで誰が幸せになるのか分かりませんが。

これ日本だからまだいいけど、熱心なカトリックとか製作者殺しに行きそうなんですが・・・。

A24初のミュージカル映画、面白かったです。
題名からも想像できるように（ディック＝男性のアレ）よっぽど映画好きカップル以外にはデート鑑賞映画としてはお勧めしません（笑）

音楽も素敵だったしラストはちょっぴり感動もあったりして期待を裏切らない楽しい映画でしたよ。

英語はほとんどわかんないけど、お下劣極まりないのはなんとなくわかる。

世界中の悪口言われたらムカムカするのと同じかな。

ても、これは当たり前、神様に叱られて、説教されるレベルの映画だった！

タイトルのディックスからしてもう…

宗教映画のに大巨頭、残りは“ドグマ”

　愛すべき？おバカツインズと底抜けに狂った両親がお送りするS級ミュージカル。
　オーソドックスな楽曲もノリノリのラップも、すぐにご機嫌になる仕上がり。

　お下劣ネタ以外にラブリーなクリーチャーが登場して騒動を巻きおこす。成金風のパパは、地下道で見つけた下水道ボーイズをペットにしてるし、ママの方は、自分の臓器が身体から離れて、生き物として活動している。

　お下劣大好きな僕でも、ちょっと引いてしまうラスト。真面目な人が見たら血管がぶち切れてしまうこと間違いなし。

　最高で最低なミュージカルでございます。