呪われた絵画のレビュー・感想・評価
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なんだか古臭い、けど、まあ仕方ない(話が話なだけに、か)
(『サブスタンス』とトム・クルーズ新作にすっかりヤラれて脱力感が抜けない。
そろそろ他の作品を観たいが、なかなか体が動かない。
ウォーミングアップで『殺しのドレス』を昨日観て。)
ダリオ・アルジェント監督やトビー・フーパー監督の路線で何の目新しさが少しもないが、
こういうホラーが年に2〜3本は公開されるとうれしい。
(80年代は同じようなホラーが創られるたび、又同じようなモノを、と文句を言っていたが、今じゃ文句も懐かしい。)
本作ですが、まあ、コレもアリかな。
退屈もしましたが楽しんだりもしました。
日本でも髪を染めないブームとかありまして、
老いにムリせず、自然に時を迎える、という現実に、
抗うのも人間、なんですかね。
(髪を染めない女性が、いじわるヤマンバに見えることも多く、
染めない芸能人がまるで輝いている、みたいな勘違いをして我も我もと共感、主義主張も分かるが少しの配慮(抗い・身だしなみ)
も大切だと思う。
あなたは芸能人ではありません。
ただのいじわるヤマンバです。)
まあ、ほどほどに。
色々詰め込んだホラー
絵の修復を生業とする主人公が、はるばるやって来た屋敷のススにまみれた1枚の絵。修復するにつれ、悪夢の様な出来事が...。という王道のホラーかと思いきや、主人公とは全く別行動の3人の物語も展開されており、主人公側とその3人の展開が全くの別ジャンルに感じる様な構成である。先述の通り主人公は比較的王道な夢か現実か分からない怪現象に悩まされるという恐怖体験をし、一方で3人の方は、動物の行動観察に来た学者とガイドなのだが、彼らは森で誰かに誘拐され、何者かに監禁されるのである。3人以外にも囚われの身の人間がおり、まるでソリッド・シチュエーション的な世界観である。その"監禁主"たる人物は巨漢の男であり、薄いピエロ風のメイクを施し、言葉を話さない不気味な男だ。彼が部屋の中央の井戸にバケツを垂らすと謎の青白い手が自らの手に傷を付けて中に血を垂らす描写がある。中盤までは「??」の連続だったが、とっ散らかる事はなく上手い具合に全てが交わり、謎が明かされていく構成だった。どんでん返し的な展開や、目を見張る様な描写は無く、タイトル通りの「呪われた絵画」の物語の為、想像のつく展開だったりもするが、最後にしんみり出来る展開があったり、最後の最後は人間ってやっぱり怖いなと思わせる描写もあるなど、想像の範囲の中でもそれなりに楽しめる作品だった。意外と生々しく痛々しいスプラッタ描写もある為、苦手な人は鑑賞には注意が必要である。顔面の生皮剥だったり、目玉抉り出し、腕切断などタイトルからは想像出来ない、いい意味で裏切られた作品だ。
そこには書いてないでしょ
絵画修復師の女性が焼けてススだらけになってしまった絵の修復を依頼されるが、その裏には恐ろしい真実が隠されており…といった物語。
旅路で仲良くなった3人が捕まってしまい酷い目に遭わされていく描写と、絵を直すうちに悪夢に苛まれるリサの様子を交互に見せていく流れ。
絶え間ない絶望感に加え、ゴア描写は見ていてゲェ吐きたくなるレベル。
リサパートも、不気味な絵に加え登場人物は皆どことなく怪しくてミステリアスな展開が良い感じ。に加えて、またリサさんが美人のなんのって!!
一度話して仲良くなったくらいでそこまでする!?…なリサの勇気には感嘆。んで、まさかの抜き胴とはそちらの心得もあるのか!?w
場面的にそこにやっつける言葉は書いてないだろ〜とか、しれっと立ってるオジサマは誰?とか色々ツッコミ所はあったし謎も多いが、退屈な場面もない普通に面白い作品だった。
最初からそうすりゃ良かったじゃん!
…なんて思ったりもしたが、そうなると自分もアレな訳で。その決心はやはり簡単にはつかなかったのかな。
最後は意外にも少ししんみりした。
…ってとこで終わってりゃあね(笑)
まぁそうなりますよねw
このまま交わらなければ映画史に残っていたかも
2024年劇場鑑賞304本目。
タイトル通り呪われている絵画の話。えっ、額縁ついた絵が飛んで襲ってくるとか?(笑)
この映画、原題がThe well、つまり井戸なんです。そのタイトル通り井戸の周りでもうグロい惨劇が繰り広げられるのですが、呪いの絵画パートも交互に出てきて、こっちは精神攻撃をしてくるので全く別のホラーが2本同時進行している斬新な展開。被害者はその前に出会って別の所にいくので、こっちにいったらこれで、こっちにいったらこんな目にあう、みたいな感じでした。これがこのまま関係なかったら今までにない斬新な映画だったんですが残念ながら最後合流してしまってただの駄作になってしまいました。
それにしても復活のために絵を修復させないといけない対象をあんなに怖がらせたら修復しないで帰る可能性めちゃくちゃ高いのに頭悪すぎる・・・。
絵画と井戸
一粒で二度美味しい…というよりは
呪われた絵画(映画の記憶2024/11/19)
え?これはどう言うこと?って思うことが多々あったし、 見終わった今...
え?これはどう言うこと?って思うことが多々あったし、
見終わった今は、
呪い?って感じたりしてるけど、
B級だからOK
きもかったし、ぐろかったし、怖かった場面もあり
アホの坂田か?と思わせる人がいたのと、
主人公が可愛かったので3.5
ニヤリとさせられるラストは秀逸
ジュリアは傷心
フィラデルフィアから絵画修復の依頼を受けてイタリアのサンブーチにやって来た女性と、道中のバスで知り合ったアメリカ人たちが不穏な事態に巻き込まれる話。
1ヶ月掛かかると言ったけれど、2週間とネゴされて、ススだらけの絵画を修復していくリサが、修復の進行と共に悪夢にうなされる様になっていく展開に、テントで野宿の3人が襲われ監禁されて巻き起こる話しをミックスしながらみせていく。
とりあえず、どっちが軸?という感じはありつつも、どちらもどういうことかがわからずミステリアスだしサスペンスフルだし、そして結構なゴア描写もあって良い感じ。
そして2つの話しが交わって、なかなか面白かったけれど、誰?何で?どういうこと?のお残しが結構あって、イマイチ締まらす。
上手くまとめてくれたらかなり良かったんだけどね…。
釘は思わず笑ってしまったw
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