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Netflix映画「マリア」12月6日(金)独占配信

映画レビュー

4.0パゾリーニの奇跡の丘

2024年12月20日
iPhoneアプリから投稿

パゾリーニの『奇跡の丘』

ルーニー・マーラのマリア様
(ホアキン・フェニックスがイエスだったような記憶・・・)
など、

様々な解釈がなされてきた聖なる物語。

本作『マリア』は、

ノア・コーエンが演じるマリアと、
アンソニー・ホプキンス演じるヘロデ王を中心に、
イエス・キリストの誕生を描いた作品である。

本作は、
福音書や宗派による解釈の相違をベースにしながらも、
ラストは観客に解釈の余地を残している点が興味深い。

鉄、青銅、金、要塞、神殿、そして劇場と都市、
繁栄の王ヘロデと共に、
映画史の中でも高難易度といわれる物語にチャレンジしている。

民衆の衣装は美しく、
まるで絵画のようでもある、
美し過ぎる事に賛否もあるだろうが、

エイジング処理を施すことによる安易さを避けている、
このスタンスは、製作チームの美学を感じさせる。

カメラワークも非常に巧みで、
ヨリとヒキのバランスが絶妙であり、

ナレーションや時代、歴史説明がないにも関わらず、
観客を自然と物語の世界に引き込んでいく。

セリフも少なく、
映像でストーリーテリングしていく技術の高さが光る。

民衆が街に集まっているシーンは、
なぜ人々が集まっているのか、
その理由を理解していても、

その意味は見る者を震えさせる。

日本人なら東方の三賢人の登場に期待してしまうが、
残念ながら出番なし。

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蛇足軒妖瀬布

4.0イエスの物語が始まる前

2024年12月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

知的

聖書を元にした映画は何本かあると思うが、マリアがイエスを生み、ヘロデ王の迫害を逃れるまでだけを中心に描いた作品はなかったのではないか。
天使と悪魔は出てくるが(特に天使は処女懐胎を告げる役割なので出さざるを得ない)それ以外にスーパーナチュラルな要素がほとんどなく、強い宗教色がないところは、本質的に無宗教な日本人にも受け入れやすいのでは。
のちに救世主イエスを見出すことになる、バプテスマのヨハネの乳児期がチラリと登場するところはファン・サービス(?)ヨハネとイエスは親戚なんですよね。
聖書では父ヨセフにも天使からのお告げがあるはずなのだが、本作では明確には表されていない。なので、確信を持って救世主となる幼子を守る父親というよりは、この年若い妻と生まれたばかりの子を助けるために勇敢に戦う青年、といった雰囲気になっていて、より感情移入がしやすかった。

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Nightmare?

3.0マリアとヨセフ

2024年12月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

興奮

キリストの聖母マリアが主人公(ノア・コーエン)で、誕生から、処女懐胎を経てイエスの誕生までをドラマ化したもの。
ヘロデ王(アンソニー・ホプキンス)の残虐性などは、当時の世界では当たり前だったかもしれない。
ファンタジー的な表現は極力避け、マリアに焦点を絞っているのは好感が持てた。

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いやよセブン

3.0なるほどなぁって感じ

2024年12月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

イエス・キリスト生誕にまつわる物語を描いています。
私はキリスト教の信者じゃないので
マリア様からキリストが生まれたくらいの知識しかありませんでした。
そういう意味でもただ何となくボーっと観てしまいました。
なるほどなぁそんな物語があるのかぁってな感じ。
勉強になりました。

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tom

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