NO ハンブルク NO ビートルズのレビュー・感想・評価
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スカパー!にありそうな1時間番組
「ビートルズの軌跡」もそうだったが、スカパー!で繰り返し放送されるような海外制作の単発テレビ特集番組を映画館で流してる感じ。
悪くはないが映画で観るべき内容かは正直微妙。
誰かのインタビューが一枚紙でパンフレットに挟んであったが製本ミスか何かの訂正だろうか。
そうした日本の配給元の細かいミスは「ビートルズの軌跡」でも多々みられた。
超初心者向け
個人的には、新たに見るべきところは殆ど見当たらず。
映像も本人たちに直接関係が無い、同時代の映像をどこからか持ってきたものを、さらに何度も繰り返し使われている。
一部、関係者のインタビューもあるが、情報量は極めて少なく、内容的にその大半が既に過去に語られている事の繰り返しに過ぎず。
当時の様子にリアリティーを感じさせる演出については、私も所有しているクラウス氏のアート集に収録の作品に相当頼っている印象を受けた。
この内容で1時間すら良く保たせたものだと思う。
ピート・ベスト氏の言などについては、かなり前にNHK BSの番組での独自インタビューの方が遥かに長尺で、内容的にも充実していたように思った。
一応パンフレットも購入してみたが、半分くらいはコレクション自慢みたいな写真になっており、あまり好感が持てるものでも無かったので、これで¥1000かぁという感じです。
TVででもやったら十分という程度で、多くの本などに目を通しているレベルのファンには、ガッカリ度が大きそうですから、その辺りを理解した上でご鑑賞顧望される方のみ、どうぞご覧下さいという感じですか…..
トークショーで追加情報が聴けました
うっすらとビートルズが
ハンブルクでライブをしていたことがある
と知っているレベル。
まとまったもの観ると
15年くらい前まで、戦争をしていた国へ
出稼ぎとライブできる場を求めて
海を渡っていた事実に驚いた。
想像していたよりも、
ヨーロッパの国々は、
ちょっと地方に行く的な感覚で
行き来していたんだなと
この映画を観て思った。
よく知られたビートルズが
売れるまでのバックストーリーで
個人的にはほぼ初見の情報ばかりだったので
それだけで十分面白かった。
ライブの巧みさと、
曲想の多彩さが、
このハンブルクでの活動を通して得た
というのは初めて知った。
加えて、映画のパンフレットに文章を書いている
ビートルズの研究家(?)お二人による
トークショー(知らずに観ていた)があり
追加情報がたくさん聴けて
かなり得をした思いだ。
ビートルズが好きな人は後悔しないし、
少しでも関心のある方は是非。
ビートルズの下積み時代を知ることができて目から鱗
以外と面白かった。
ビートルズの下積み時代はあまり知らなかったので、詳しく知る事ができた。
ハンブルグでの下積みがあったからリバプール、世界へ飛躍したのだと再認識した。
ビートルズのドキュメントは多くあるが、J.レノン失われた週末やこの作品は目から鱗の発見ばかり。観て良かった。
出かけるのを延期してこの映画を見に来た。 ロサ会館は40年ぶり。 ...
出かけるのを延期してこの映画を見に来た。
ロサ会館は40年ぶり。
悪ガキの時代、ロサ会館で時間を潰していた。夜、友人の下宿で酒を飲む為だけの時間潰し。僕にとって、実にラトリアムな時代。そう、
1980年12/9も友人を持つためにロサ会館へ向かっていたと記憶する。なんかすげ~。
建物がなんと昔のままじゃん。すげ~。
この映画でハンブルクがなぜ彼らを育てたかを知るに至る。
ベルト・ケンプフェルトの存在だ。ドイツのJAZZビッグバンドのリーダーで、アレンジャーとかもやっている。ドイツ人なら知らない人はいない。日本でも70年代から80年代にかけて、ムードミュージックの演者として流行った。また、映画好きの方なら『朝な夕なに』の「真夜中のブルース」は聞いた事があると思う。
さて、
ベースマンをやっていたオジキに「マイ・ボニー」のレコードは何度か聞かされた事がある。
「マイ・ボニー」はベルト・ケンプフェルトの曲ではない。でも、このレコードをプロデュースしたのが、ドイツ人のベルト・ケンプフェルトなのだ。
で、実を言うとそれを今日始めて知った。
僕がオジイから聞かせて貰った海賊版と言うのも『マイ・ボニー』であったかもしれない。
この映画はそれほどの物ではなかったが、ベルト・ケンプフェルトに繋がるとは予想していなかったので驚いた。
ビートルズのコーラスについてはベルト・ケンプフェルトのお墨付きだったようである。
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