ブラック・ショーマンのレビュー・感想・評価
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原作良さに救われた感
ストーリーは非常に分かりやすく仕上がっていますが、エンタメ性を出すために、かなり無駄にマジックを入れ込んでいる点が若干鼻に付きます。
有村架純は結構ハマり役で、ブラックショーマンの姪役を十分にこなしていたと思います。
ショーマン役の福山雅治はというと、同じ原作者であるガリレオシリーズに出ている所為か、どうしても湯川教授にダブって見えてしまいました。唯、どちらもクールで冷静な主人公像は似ている部分も多いので、これはこれで良いのかもしれません。
唯、過剰にマジックを追加したり、敢えて感動を呼ぶ演出がなされたりが邪魔に思えたものの、原作のストーリーや設定が十二分に練られている事から、楽しいミステリに仕上げっていると思います。
快作である2作目の「ブラックショーマンと覚醒する女たち」を映像化して欲しいものです。
何で仲村トオルさんを配役したのか
全体的に安っぽさを感じてしまう映画だったも。
。
東野圭吾のミステリーが原作。
そのトリックの陳腐さは原作由来なので置いておくとしても、過剰な演出が私はダメでした。
福山雅治さんの過剰な演技が叩かれているけれど、演技力よりも演出の問題だと思います。
各々の役者さんの演技も、流れの中で安っぽく見えてしまって、観ていてつらいです。
郡上八幡の風景は綺麗でしたけれど、どうみても映像加工バリバリの美化でシラケました。
有村架純さんは上手で可愛くて良かった。
そして、仲村トオルさんが被害者で有村さんの父親である元教師で物語のキーパーソン役。。。
回想シーンしか出てこないけれど、その回想シーンが多いのね、また。
この役、何で仲村トオルさんを配役したのかな、という私の中の伝説が新たに生まれました。
雷で最後映像が消えてしまってマジックかと思った
エンターテイメントとして十分に面白い
歳をとるってコト
原作はどうなっているんだろうか
東野圭吾らしさ薄め? ミステリーよりもエンタメ寄りの一作
大好きな演者さんばかりが出演されているので、期待して劇場に足を運びました。主演の福山雅治さんをはじめ、キャストの存在感は申し分ありません。肝心のストーリー展開には物足りなさも。
物語はやや幼稚で、伏線や謎解きの必然性に乏しく、「なぜここで教室を舞台に謎解きをしなければならなかったのか?」と首をかしげる場面も。福山雅治さんのキャラクター造形はどうしても『ガリレオ』シリーズと重なり、東野圭吾作品らしい緻密な仕掛けや驚きの構成を期待すると肩透かしを食らいます。
また、サスペンスや本格ミステリーの緊張感よりも、キャラクター同士の掛け合いや演出の派手さを重視しており、作品全体の印象は「ミステリー」ではなく「エンターテインメント映画」と言った方が近いかもです。娯楽としては楽しめる部分もあるものの、東野作品のファンとしては完成度の粗さがどうしても気になりました。
俳優陣の魅力に支えられているからこそ鑑賞できる作品ですが、ストーリーそのものの完成度を求める方には物足りないかもしれません。
どうしても比較してしまうかと
ガリレオシリーズは名作が多く、どうしてもそれらと比較してしまうと少し物足りなさがありましたが、有村さんとのバディ感は良かったです。もし次回作が引き続き有村さんとのバディで、エンタメ感おさえめな渋い推理ミステリーっぽければ観たいかなと思いました。
次作は是非ドラマで
NEWヒーロー爆誕
期待以上のミステリーエンターテイメントショー!
東野圭吾・原作ミステリーで主人公役・福山雅治と来れば、もう安心して身を委ねられる娯楽作品でしょう。ガリレオシリーズの湯川教授とは真逆なキャラクター、超一流マジシャン・神尾武史が見事に演じられていて、全編だれることなくどっぷりと楽しめました。
結婚を間近に控える中、何者かに父親を殺害された娘・真世。父親は、実家がある寂れた村で長い間、国語教師を務めていた。
一体、誰がどんな動機で父親を殺したのか? どうやら真世たちの同窓会が近々開かれることが、何かしらの起因になっているらしいが…。容疑者は真世の元クラスメイトの面々。叔父であり超一流マジシャン・神尾武史と共に犯人を突き止めていく!
犯人探しの流れの面白さもさることながら、真世の隠された父親との確執や、婚約者へのわだかまりなど、本筋とは関係ない脇道なものの、登場人物たちの背景も描かれていて、ヒューマンドラマとしてもしっかり骨太。
さらにその脇道もきっちり回収する、最後の最後までエンターテイメントとして魅せられました!
興行収入に貢献してしまった事に後悔
なぜ映像化したのか
原作未読ですが、多分これ映像化向かなかったんじゃないかな
小説を読んで、ある程度想像で補えるうちは華やかだし魔法みたいで面白いんだと思いますが、映像化すると手品にするための設営とかどうやってんの?ってのが頭をよぎって全然ダメでした。
あと、マジシャンはスリではないので、簡単に盗む要素を盛り盛りに入れてくるのはちょっとどうかと思いますね。
器用さをより印象付けるための表現ではあるんですが、いい加減見飽きました。
中身のほうは、テレビドラマのフォーマット(というかガリレオシリーズ)を踏襲しまくってます。
ポイントポイントで差し込まれるトランプの映像とか、福山雅治さんがちょいちょい決め台詞とかポーズを差し込んでくるのがとてもテレビ的です。
そのほかのキャストの方も強めのキャラ設定と強調された演出の為、1時間ドラマ前後編で間1週間空きます、とかならいいけど、観ててだんだん食傷気味になってきます。
(これは役者さんの演技の問題ではなく、多分演出の問題かと)
アミューズとフジテレビが、福山さんを使ったドラマを作るという目的で映像作品をつくったというのであれば、ガリレオ新作でよかったんじゃないかなぁ、と単純に思いました。
あと、主人公たちにしてみたらたった一人の兄弟/親が殺されたという割に、ずいぶんと飄々としてるのもなんかしっくりこなくて…
お金に関するエピソードも、そんな額右から左にすいすい動かせるわけないじゃん、とかもあったり。
フィクションに対してその辺言い出すとキリがないんですが、せめてもうちょっとリアリティを持たせることに気を払ってもらえればなぁという感じを受けました。
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