ブラック・ショーマンのレビュー・感想・評価
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「推理しろ」
原作小説既読の東野圭吾ファンです。
ぶっちゃけ小説はイマイチ…、
だったので、実写映画化は不安でした。
が、すごい良かった。
正直、実写映画の方が出来がいいと
思っています。
マジック映像が派手だったり、
手先の器用さを表現するのは
やはり実写ならでは。
漫画家の夢を持つ2人の過去の話、
お父さんの娘への想いを語る(練習)の
シーンなど、小説内ではそれほど感動も
なかった付け足しの部分で泣いてしまった。
俳優さんたちの見事な演技。
特に福山雅治さんは流石です。
めちゃくちゃかっこいい。
ちなみにラストの婚約者(健太)の
過去のメールの真偽を
ハッキリさせない部分は小説も同じです。
小説内でも映画内でも
何度も主人公のおじさん(武史)が
真世に言っていた
「すぐ聞こうとするな、推理しろ」
のセリフを読者(観客)に向けた
プレゼントだと自分は解釈しています。
映画でなくドラマスペシャルのようなマジシャン版「ガリレオ」
結構楽しみにしてたのですが、事前のきっとこういう感じなんだろうなぁという、悪い想定内かそれ以下の内容でした。
フジテレビなら、いかにもこうなりそう。
テレビドラマスペシャルとしてみれば、その範疇の中でなら普通に面白いほうかも。
同じ東野原作・福山主演の「ガリレオ」をマジシャンに置き換えた感じ。
しかし、映画というには、色々足りない。
マジックや脚本も含め、本気でやればいろいろ出来たはず。
特に犯人探し物なのに?犯人を知りたい気にもなれず、知った後の意外性も何も特に感じられないのは致命的。
犯行の動機や背景も、他のドラマや映画で観たような…。
大規模のマジックには大勢のスタッフと仕掛け、綿密な準備が必要なのに、などといちいち言うのも大人げないか?
最後にテーマソング「幻界」を楽しみに待ってたが、福山の「ソング」ではなかった!
カッコイイ曲ではありましたが・・・
福山雅治は大好きなので、その最後まで非常に残念でした。
今週の本命枠には来そうなものの。
今年188本目(合計1,729本目/今月(2025年9月度)7本目)。
結局のところ、サスペンスもの(犯人探しもの)の類なので、その好き嫌いはあるかなといったところですが、不合理な部分はないですし、まぁそこまで傷はないのかなぁ…という気がします。
一方で、解釈を厳密に取ろうとすると結構大変で、そこそこの知識を要求してくるので(刑法における「かすがい現象」などまで知らないとわからない部分もある。もうこんなレベルは一般知識とは言わない)、どこまでの厳密さを映画に要求するか?という部分に多々多々の部分が帰着されそうな気がします。
および、多数の方が指摘されている通り、過剰に思えるほどのマジックショー的な演出も、作品の趣旨を考えれば必要だったのかもしれませんが、この映画のストーリー的にある程度抑えないと、どういう趣旨で見るかが怪しくなってしまうので(男優さん、女優さんのファン枠で見るという部分もありましょうが)、そこは配慮が欲しかった部分です。
採点は以下まで考慮しています(ネタバレになりうる範囲は全て省略)(4.3を4.5まで切り上げたもの)。
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(減点0.2/心裡留保の対抗要件の解釈が雑に過ぎる)
心裡留保の相手方は相手方の意思表示(の理解)につき善意無過失なら、第三者には善意であれば対抗が可能です(身分行為を除く。そもそも身分行為には心裡留保の適用はない)。この部分の解釈が雑な部分があります。
(減点0.2/刑法総則の知識を要求する部分がある)
「犯人が取った行動」にかかるところですが、いわゆる「かすがい現象」というものを知らないと、理解ができない部分が一部にあります。ここは典型論点ではあるのですが、そんな「かすがい現象」なんていう語句は普通使いませんし、配慮が欲しかったところです。
(減点0.3/事務管理と無権代理)
事務管理の管理者にはあらゆる代理権が与えられているのではないので、勝手に第三者と法律行為をしても本人の追認がないかぎり帰属しません(緊急事務管理においても同様/判例/無権代理か(条件を満たすなら)表見代理になるかのいずれか)。
(減点0.1/「組合」についての考察が雑なところがある)
この映画内で登場する「組合」は、民法上のものですが(商法が定める匿名組合は必ず金銭出資を必要とします。これがダイレクトに登場するのが、例えば競馬の一口馬主など)、この場合、脱退の自由は常に存在しますので(判例)、やや解釈が微妙な部分があります(ただ、それをどうこう言い始めるとストーリーが成立しなくなるため、採点幅は微妙)。
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「湯川先生ファンも注目!エンタメ感覚で観られる『ブラック・ショーマン』」
( ゚д゚)ポカーン…
全体的に
演出はすごいが真相のオチが弱い
先が読めるショータイムなんて・・
シリーズ化望む東野ワールド
ショータイムでした
ドラマでやってくれ!
期待には届かずかな
■ 作品情報
監督は田中亮。脚本は橋本夏、原作は東野圭吾の小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」。主要キャストは福山雅治、有村架純、仲村トオル、成田凌、生田絵梨花、岡崎紗絵、生瀬勝久。
■ ストーリー
コロナ禍で活気を失った町で、元中学校教師の神尾英一が何者かに殺害される。結婚を2か月後に控えていた娘の真世は、父の死の真相を知るため故郷へ戻る。そこに現れたのは、ラスベガスで名を馳せた元マジシャンである叔父の神尾武史。彼は卓越したマジックの技術、鋭い人間観察力、そして巧みな誘導尋問を武器に、真世と共に事件の謎を解き明かしていく。
■ 感想
冒頭、福山雅治さん演じるマジシャン、神尾武史のイリュージョンには、一瞬で心を奪われます。彼が披露するステージをこのまま堪能したいと思うほどです。その腕前は、事件現場でも遺憾なく発揮され、警察を手玉に取りながら情報を集める様は、さすが元マジシャンというほかありません。その華麗な指捌きと鋭い洞察力はまさに圧巻で、わずかな手がかりから事件を紐解いていく展開は、まさに彼の能力の真骨頂だと感じます。
加えて、単なる犯人探しに終わらず、事件の真相に迫る中で、熱い友情や親子の愛情を絡めた展開が興味をそそります。東野圭吾作品らしく、ミステリーとしてだけでなく、登場人物たちの心の内側を描き出す人間ドラマが、作品に奥行きを与えています。
あと、舞台となる町の紅葉の絶景はすばらしかったです。特に地元愛知県豊田市の香嵐渓、岐阜県郡上市の郡上八幡、中津川市の苗木城跡などで撮影された景色は、とても印象的です。今年の紅葉シーズンは、例年以上の観光客が訪れそうです。
ただ、予告編から抱いていた、もっと軽快でコミカルな印象とは異なり、全体的には落ち着いた、静かに展開していく作品という印象を受けました。福山雅治さんと有村架純さんを中心に、仲村トオルさん、岡崎紗絵さん、生田絵梨花さん、成田凌さん、生瀬勝久さんといった実力派俳優陣が脇を固め、見応えのあるドラマとなっているのは悪くないです。しかし、登場人物が多いわりに個々の掘り下げがやや浅く感じられ、犯人探しに熱が入ってない自分がいて、なんだか淡々と物語を追っていた気がします。というわけで、おもしろくはあるのですが、期待にはちょっと届かなかったかなという印象です。
全体的に地味で薄い、
謎解きも心理描写も動機も深みがなくて盛り上がりに掛ける印象です。トリックも無いうえに演出もチープ
これ、手品師である必要はあるのか?たまに魅せるマジックも相手をおちょくる為かスリを働くだけで、、、
僕には合わない作品でした。
福山雅治かっこいい、有村佳純かわいい
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