ブラック・ショーマンのレビュー・感想・評価
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シリーズ化望む東野ワールド
ショータイムでした
優しさがあだに…
観たいと思っていた映画だったので鑑賞しました!
元中学校教師である神尾英一が何者かに殺された。
2か月後に結婚を控えていた神尾真世だったが、父・英一の突然の訃報を受け、実家のある町に戻る。
その町はコロナウイルスの蔓延以降、観光客も遠のき、活気を失ってしまっていた。
そんな折に起こった殺人事件……。
教師として多くの教え子から慕われていた英一はなぜ殺されなければならなかったのか。
真実を知りたいと願う真世の前に現れたのは叔父の神尾武史。
かつてラスベガスで名を馳せた元マジシャンだ。
卓越したマジック(+手癖の悪さ)とメンタリスト級の巧みな人間観察&誘導尋問を武器にして、武史は、姪・真世と共に、大切な家族が殺された殺人事件の謎に挑む―― !!
というのがあらすじ!
原作は読んでいませんが当て書きらしくだからぴったりの役なんだと思いました!
トリックみたいにマジシャンが謎を解き明かしていくけどその方法は盗聴や警察のスマホから情報を得たり…
なかなかブラックなやり方が多いですね笑
嘘やはったりなど話術がうまいし人の心理をうまく使って心のままに操ってましたね〜
ポケットから取ってるのうつってたりしてたし握手してたときは脈とか測ってたのかなと思いました
とにかくどんな手を使ってでも犯人を突き止める意思が伝わりました
最後の犯人を突き止めるシーンはプロジェクションマッピングとか飛び降りた時のクッションも仕掛けがめちゃくちゃ準備が大変そう…笑
犯人は釘宮でしたね
最初は放火するつもりだったけど予想外に早く帰ってきて揉み合った末に絞殺…
先生は全く他の人に話すつもりはなかったのにね
生徒の悩みに相談になってたりいろいろ優しかったけどその優しさがあだになってた…
いろいろ苦しんでいたのはわかるけど盗作するは…
でも津久見が釘宮にアイデアノートを渡したのは作品を出して欲しかったのかも?
亡くなったからわからないですけどね…
原案に津久見の名前を入れていたらこんなにも苦しまなくてよかったのかなと思います
最後はお父さんが電話の練習をしてる音声を聞いてましたね!
関係を修復したかった気持ちが伝わってきました
そして婚約者が来て結婚の話がどうなったのか気になる!!
おそらく結婚は白紙になってそうですけど…
あのメールがほんとなら子供を欲しがってならいずれ結婚生活はうまくいかなくなるはず…
武史は話し合いの場を作るなどなんだかんだで姪を気にかけてますね
あと何でマジシャンを辞めたのかその理由も最後まで明かされなかった…
続編があったらそこでわかるのかな🤔
いろいろなマジックとかあって面白かったですし犯人を導き出すヒントが散りばめられててちゃんと観てれば犯人もわかる作品だったと思います!
そして原作がどんな感じに書かれてるのか気になりました!
読んでみたいと思います!
面白い作品をありがとうございました😊
ドラマでやってくれ!
期待には届かずかな
■ 作品情報
監督は田中亮。脚本は橋本夏、原作は東野圭吾の小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」。主要キャストは福山雅治、有村架純、仲村トオル、成田凌、生田絵梨花、岡崎紗絵、生瀬勝久。
■ ストーリー
コロナ禍で活気を失った町で、元中学校教師の神尾英一が何者かに殺害される。結婚を2か月後に控えていた娘の真世は、父の死の真相を知るため故郷へ戻る。そこに現れたのは、ラスベガスで名を馳せた元マジシャンである叔父の神尾武史。彼は卓越したマジックの技術、鋭い人間観察力、そして巧みな誘導尋問を武器に、真世と共に事件の謎を解き明かしていく。
■ 感想
冒頭、福山雅治さん演じるマジシャン、神尾武史のイリュージョンには、一瞬で心を奪われます。彼が披露するステージをこのまま堪能したいと思うほどです。その腕前は、事件現場でも遺憾なく発揮され、警察を手玉に取りながら情報を集める様は、さすが元マジシャンというほかありません。その華麗な指捌きと鋭い洞察力はまさに圧巻で、わずかな手がかりから事件を紐解いていく展開は、まさに彼の能力の真骨頂だと感じます。
加えて、単なる犯人探しに終わらず、事件の真相に迫る中で、熱い友情や親子の愛情を絡めた展開が興味をそそります。東野圭吾作品らしく、ミステリーとしてだけでなく、登場人物たちの心の内側を描き出す人間ドラマが、作品に奥行きを与えています。
あと、舞台となる町の紅葉の絶景はすばらしかったです。特に地元愛知県豊田市の香嵐渓、岐阜県郡上市の郡上八幡、中津川市の苗木城跡などで撮影された景色は、とても印象的です。今年の紅葉シーズンは、例年以上の観光客が訪れそうです。
ただ、予告編から抱いていた、もっと軽快でコミカルな印象とは異なり、全体的には落ち着いた、静かに展開していく作品という印象を受けました。福山雅治さんと有村架純さんを中心に、仲村トオルさん、岡崎紗絵さん、生田絵梨花さん、成田凌さん、生瀬勝久さんといった実力派俳優陣が脇を固め、見応えのあるドラマとなっているのは悪くないです。しかし、登場人物が多いわりに個々の掘り下げがやや浅く感じられ、犯人探しに熱が入ってない自分がいて、なんだか淡々と物語を追っていた気がします。というわけで、おもしろくはあるのですが、期待にはちょっと届かなかったかなという印象です。
東野圭吾ファンとしての加点を足した3.5点
原作既読。いま読み直しています。
原作で描かれるマジシャン時代のステージの“マジックっぽいリアル”をすっ飛ばした過剰演出の冒頭。
ミステリ作品をエンタメに振り切りすぎた演出。
尺の関係などで加えられた変更点のマイナス。
それらを抜いて、ファンとしての加点を足した3.5点。
まぁ、原作は面白いからね。
ただ
スマホを落としただけで猟奇殺人しちゃう成田凌がまた犯人じゃ、ちょっと分かりやすすぎるし、彼も俳優として色がついてしまうのではと余計なことを思った。
福山雅治さんのショーという感じですね
福山雅治が好きで、彼を終始見ていたいという方なら満足すると思います。
まず、マジックが作品のキーとしてあると思うのですが、トランプが合間にザザッという効果音とともに使われるだけで、「マジック」がこの映画に活かされているのかずっと疑問でした。
正直、終盤の犯人の動機のシーンしか感情移入できず、序盤から犯人をあばく教室のショーまで神尾武史(福山雅治)と真世(有村架純)の謎解きを延々ダラダラと聞いているだけで感情の起伏も驚きも見入ってしまう映像も何もなく、前日睡眠不足だった私は少し寝てしまいました。(ごめんなさい)
CMで神尾武史を新たなダークヒーローと謳っていましたが、ヒーローとしての魅力を感じませんでした。神尾武史の人間性も深さも全く感じず、このキャラクターをもう一度観たいとは思いません。
個人的には成田凌さんの演じる釘宮の人間の弱さに心を打たれたかなぁという感想です。そのあたりのストーリーに対して星を1つ増やしました。でもそれだって、漫画家になるくらいの感受性を持ってたら亡くなった親友の気持ちを汲み取れなかったんかな?とか。絶対、津久見くんはアイデアの1つとして使って欲しかったワケだし、別に誰も責めなかったと思う。そんな盗作したワケじゃないし、実際の漫画を生み出して、人気を博すっていうのはアイデア盗むくらいじゃできないはず。釘宮自身の画力と才能と努力という実力で勝ち取ったはずです。人気作家なのにそこまで自信ないかな?という違和感はありました。
前日『容疑者Xの献身』が地上波で流れていました。石神という人物を描き切ったこの映画からの落差が激しかったかなぁと思います。
『ブラックショーマン』は1人1人のキャラクターの魅力と深度が無さすぎるかなと。だから共感とか感情移入ができず、ダラダラとした感想です。
ごめんなさい。偉そうに。でも映画観ながらずっと考えてしまいました。
全体的に地味で薄い、
謎解きも心理描写も動機も深みがなくて盛り上がりに掛ける印象です。トリックも無いうえに演出もチープ
これ、手品師である必要はあるのか?たまに魅せるマジックも相手をおちょくる為かスリを働くだけで、、、
僕には合わない作品でした。
福山雅治かっこいい、有村佳純かわいい
期待しすぎました
東野圭吾さんの小説は結構読んでますが、ブラックショーマンは読んでなかったので、事前に情報を入れず、今回は何を見せてもらえるのかと期待して公開初日に見に行きました。
私的には、終始心を揺さぶられる場面も無ければ犯人の動機にも???で、えらい肩すかしをくらいました。病気で亡くなった友人の気持ち以外は共感できるポイントがひとつもなかったせいか、最後まで話に入り込むことができませんでした。
エンディング、福山雅治のバーで婚約中2人の会話がどう転ぶのかも描かれなかったので、エンドロールが終わるまで一応席を立ちませんでしたが、何もなく呆気なく終わり。それなら彼の過去の女性関係の話は必要なくない??結局は結婚するんでしょうけど、終わり方もスッキリしない。
なぜ福山雅治は、過去のショーマン時代の名前を姪が口にしただけであんなにキレたのかもよく分からず…。
本編以外に気になる点も多く、友人にこの映画どうだった?と聞かれたら、私は『中途半端な作品』と言います。期待が大きかったぶん個人的には残念な作品でした。
2度目は観ないが2作目は観てみたい
福山雅治が演じる事を前提に作られた作品なので当然キャラは立っており、事件の真相をマジックや心理トリックで迫るアプローチは面白く、個性的なキャラクターになっています。
一方、有村架純は大人しめで地味。地道に聞き込みを行う古典的スタイルで、主人公とは真逆の没個性的なキャラクターです。
その対比も見どころのひとつで、お互いを引き立てあっており、良いコンビになっています。
ミステリー作品としてのレベルは決して高いものではありません。
性格的に非常に大人しめで、どちらかと言えばオドオドしている犯人が、犯行後も普通に過ごしていられる姿。
犯人を暴くシーンで用いた仕掛けは、とても金がなさそうな主人公が準備できるとは思えないなど説得力に欠ける点はあります。
ただ、この作品のキモはクライマックスのシーンであって、ミステリーというより親子愛にウエイトをおいた作品だと思うし、東野圭吾らしい人間愛は描かれていると思います。
主人公とヒロインのコンビは、また違う事件で観てみたい。そう思わせてくれる映画でした。
比較対象とするものが多いのがマイナスか?
何故にこの小説を原作に選んだか?
フジTVでガリレオシリーズが成功して2番めを狙ったのか?
はたまた東野作品に福山雅治主演なら成功すると簡単に考えたか?
「ラストマン」ともガリレオとも違う切り口の警察や探偵でない推理ものをと考えたのか?
とりあえず、そこそこ楽しめる作品にはなっていたけど、有村架純はもう少しかな?着せ替え人形みたいになっていたかな?
紅葉は綺麗です。CGでないなら自分で観てみたい素晴らしい画でした。
殺人犯捜査のためにショータイム
福山雅治が演じるのがマジシャンで、兄を殺した犯人を探すというストーリーだから、面白そうだなと思いながら着席。
始まってすぐ見せられたマジックの舞台、凄くて笑えた。そして始まるストーリー。有村架純演じる神尾真世の父親が突然亡くなってしまう。お父さん、中学校の先生だったのね。事故ではなく殺人事件かもと警察から話される。不安な気持ちの真世は実家に戻る。すると福山雅治演じる父親の弟、神尾武史が実家に戻ってきた。それから始まる武史の捜査。警官じゃないのに、めっちゃがんばるよね。とにかく、他人の考え方を想定できるのが凄くて楽しかった。あら、容疑者は真世の同級生達なの?先生やってると教え子から暴力を受けるかもしれないの?こりゃ、殺人事件じゃないんじゃないかなって思ってたら、まさかの犯人。驚いちゃった。ずっと見せられる武史のマジックやトランプがとても楽しかったです。
イッツショータイム!
一流マジシャン?の神尾が劇中何度もこのセリフを披露するのだがそれほどカッコ良くはない。(福山自体はカッコ良いが)
福山雅治演じる神尾のキャラはドラマ「ガリレオ」の湯川に通ずるところがある。
というかそのままという感じがしてドラマを見ていた自分は最初からその目線で見ていたかも知れない。(そのうち黒板に数式を書き始めるんじゃないかと…)
有村演じる神尾真世との掛け合いは面白かった。
「全員嘘をついている」という謳い文句通り全員嘘をついていた。
というか人間嘘つかない人なんていないんだけどね。
犯人は逮捕されるからいいとして嘘を暴かれた同級生達はこれからしっくりいかない人間関係になるんだろうな。どうでもいいんだが。
全体の感想としては普通です。
原作と映画が補完しあっている。上手い。
原作は2020年に刊行。コロナ禍が収まりかけた地方都市での物語。タイムロスがない。原作者東野圭吾の筆の速さは驚くべきもの。ただそれだけにその筆致には少し荒っぽいところがあって主人公の二人以外の登場人物は多分に類型的、「名もなき町の殺人」というサブタイトルから読み取れるように、平凡な日常の隙間から覗く悪意とか衝動のようなものを描きたかったのだろうが、「幻脳ラビリンス」といった大層な仕掛けを持ち込んでしまったため自己撞着を起こし登場人物が役柄にあった想定内の動きしかしないので、ミステリーとしてはあまり面白くはない。
ただ主人公の二人については完全に当て書きでしょうね。5年くらい先に福山、有村で映画化することを最初から想定して原作を書いているようにみえる。実は原作者が多分、意図的に書き残している要素がある。それは殺人の被害者である英一と弟の武史、そして英一と娘の真世の、心の結びつきというかお互いへの思いである。この部分は原作では奇妙に空白になっていてあえて書き込まれていないように思える。東野圭吾の巧妙なところである。
映画では福山、有村がそこは抜かりなく情感たっぷり演じており、原作の空白をみごとに埋めている。例えばラストシーンで武史の店で、真世が幻の英一と話をするところは原作にはない。
また原作の問題点、登場人物が多くその関係が入り組んでいるところについては映画で極力、整理をしてくれている。例えば生田絵梨花演じる桃子が、映画では武史と真世が宿泊するまるみや旅館の女将をしている設定となっている。実に鮮やかな整理であると思う。
一方で、映画のクライマックスで武史が中学校の教室で種明かしをする部分は、殺人の犯人が明かされる前に、二つほどの真世の同級生たちの秘密が暴かれる。映画しか観ていないと、これは何のことだかよく分からないのではないか。でもこの二つは英一の人となりを理解するために、そしてこの町の事情を知るためには必要なのである。
この「ブラックショーマン」という創作世界は小説と映画の二輪で表現されている。東野圭吾だからこその構造である。だから私は映画を観た人には原作を読むことを勧めるし、原作をすでに読んでいる人には映画を観ることを勧める。多分、その方が、単純に2倍ではなく10倍くらい、世界観を楽しめるから。
フジのメディアミックス戦略にまんまと乗せられているなとは思うけどね。
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