「映像映えする新しいタイプの主人公」ブラック・ショーマン ごまさんの映画レビュー(感想・評価)
映像映えする新しいタイプの主人公
東野圭吾さんの小説が好き。
TVドラマ「ガリレオ」シリーズが好き。
そして俳優・福山雅治さんが好き。
そんな方なら、この作品はきっと気になるはずです。
私自身も、劇場版のポスターを偶然目にしたことで、
この映画の存在を初めて知りました。
調べてみると、福山雅治さんが「ダークサイドの人間を演じてみたい」と
東野圭吾さんに伝えたことが、この作品誕生のきっかけだったとのこと。
これを聞いた瞬間、「絶対に観たい!」と思いました。
とはいえ、「本当に面白いの?」と不安に思う方もいるかもしれません。
実際、レビューサイトの点数は少し控えめです。
ですが、安心してください。私は鑑賞後、胸を張ってこう言えます。
「面白いです。十分に楽しめます。」
「マジシャンが犯人捜し?」と聞くと、やや奇抜に感じるかもしれません。
しかし実際には、鋭い観察眼と冷静な頭脳を駆使して推理を進めていく人物として
描かれています。
マジックは単なる派手な演出ではなく、相手の心理を読み取り、
真実に迫るための重要なテクニックとして活かされているのです。
さらに、この作品にはもう一つの楽しみ方があります。
映画を観たあとに原作を読むことです。
映画では描き切れていない小さな伏線も、原作ではきっと見事に回収されているはず。
そう考えると、今から読むのが楽しみでなりません。
映画と原作、二重に楽しめるエンターテインメント。
ぜひ劇場で鑑賞したあと、原作小説にも触れてみてください。
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