「黒笑男」ブラック・ショーマン uzさんの映画レビュー(感想・評価)
黒笑男
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アバンの頓知気ショーでいきなり笑う。
事件の詳細を全然見せてくれないから、これは推理を楽しむ作品ではないと早々に悟った。
案の定、物理や時間の謎ではなく人間模様がメイン。
情報収集の肝心なところは観客には見せない聞かせないスタイル。
ミステリ風のエンタメですね。
予告でしか見たことないけど、福山さんのキャラ『ガリレオ』や『ラストマン』と一緒では。
解決パートはもう、マジックというレベルではない過剰演出。
有りがちではあるが、話を出したからと不必要な周辺人物の事情まで次々と明かすまどろっこしさ。
更に、遺影を直視するかどうかという何の根拠にもならない追求。(しかも捏造)
クライマックスなのに驚きも盛り上がりもない。
待ち合わせ時間分かってるのになんで鉢合わせてんだよ、阿呆か。
『幻ラビ』の真相はすぐ読めるし、作風より画風の変わりようの方が気になる。
作品の根幹ではあるが、設定とプロットだけなら津久見くんは原作どころか原案止まりだし。
最初に伏せてたのがよくなかったね、って話。
婚約者の問題を最後に持ってくるが、本筋にまったく関係ないし解決もさせないなら何故入れた。
それより武史の帰国理由と収入源を教えてくれ。
あと、真世と元同級生の距離感が「盗聴器」呼ばわりで浮いてたそれじゃないのよ。
有村架純の結婚相手は素朴な人縛りでもあるの?
あと、木村昴は「俺たち友達だろ」とか暴力とか、完全にジャイアンでしたね。
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