「映画:ブラックショーマン総合点 3(ストーリー3、感情移入0)」ブラック・ショーマン キムキムさんの映画レビュー(感想・評価)
映画:ブラックショーマン総合点 3(ストーリー3、感情移入0)
映画:ブラックショーマン総合点3(ストーリー3、感情移入0)
ある田舎の学校の先生が殺されたストーリーが展開する。その亡くなった学校の先生は、有村架純の父であり、その教師の弟である福山雅治と2人は初めからタメ口で話が展開し、少し違和感が感じながら、後から登場人物や環境を肉付けをしていく。ストーリーの至るところにマジックと言うキーワードで警察の情報を把握すると言うユニークな手法をとって、独自に2人が事件の真相を暴こうとする。
マジックということで、いかにも不思議なことが起こってもおかしくないような設定にしているのに違和感を感じたし、登場人物が有村架純の同級生や先輩であったりといった狭い田舎の学校の先生とのつながりで話が進んでいく。ストーリーとしては、こういう展開は面白い発想であると思うが、おそらく監督の演出や見せ方が少し寂しいところがあったのが感情移入できなかった。ここがよくできていれば、ストーリーに感情移入もできたし、5満点にすることができた。
最終的にストーリーは良かったが、2人をメインにしすぎたことが他の登場人物や環境等の存在意義をなくしてしまった。殺人と言うテーマでマジックと言うエンターテイメントとの境界線をうまく作らないと話がごちゃごちゃになる。マジックは人に見せるものであるが、事件とかは話の展開がメインになると思うので、少しミスマッチがあったのかなと思う。
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