「イッツ・ショォォォウ・タイム‼️」ブラック・ショーマン 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
イッツ・ショォォォウ・タイム‼️
原作は東野圭吾、主演は福山雅治、人気ミステリー小説の映画化‼️もう「ガリレオ」の新作でヨカッたんじゃないでしょうか⁉️中学教師が殺され、結婚を控えたその娘と、叔父であるマジシャンが事件解決に挑む・・・‼️コロナの流行で錆びれ果てた町を舞台に、複雑な人間関係をヒモ解き、福山が事件を解決する‼️いかにも横溝正史的な設定で、映像も少しセピア調で雰囲気を出してはいるのですが、そこで主役がマジシャンではちょっと頭をひねってしまう‼️しかもマジシャンとしてのテクニックが事件解決に結びつくこともなく、せいぜい刑事と挨拶した時に、警察手帳や携帯を抜き取り情報を盗みだすくらい‼️これではマジシャンじゃなくスリの名人でヨカッタたのかも⁉️他にもマジシャン的に花びらを出したり、ひらめきのシーンでトランプのカードがめくられたり、なんかこう画面を彩ってはいるんですけれども、主人公がマジシャンだという面白さが全然活かされてない気がしました‼️肝心の福山のキャラも「いくら払える」みたいな金の無心を連発したり、決めゼリフの「イッツ・ショウ・タイム」もなんかカッコ悪い‼️「ガリレオ」の新作が観たくなりました‼️
共感ありがとうございます!
ガリレオシリーズは鉄板作品でファンも多くて間違いなく当り作品になるはずですが、きっと何かの事情が絡んでの新章突入だと思います。例えばガリレオの原作文庫本が重版の伸びが鈍くなってきたとか、ファンレターや編集部サイドから新章を熱望されているとか、観客から見えないところでドロドロした何かがあるのは確実ですね。
よくよく見ると福山雅治もちょっと老けた感じがあって、年を誤魔化すためのイッツ・ショォォォウ・タイムと、姪っ子とコンビを組ませる「斬新すぎる」構成で、ガリレオ色を消したかったのかも知れないですね。
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