見える子ちゃんのレビュー・感想・評価
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映画としては纏まってるが、普通のホラー
単体の映画としては、そこそこな出来です。
脚本も、伏線を張りつつ、しっかり回収して、最後にどんでん返しもあり、なかなかよく出来てます。
単体の映画として見たら、見て損はないレベルです。
ただ、原作漫画を読んだ上で、実写化映画として見ると、別の感想が出てきます。
原作は、「理解不能、対処不能、故にひたすら見えてないふりをするしかない恐怖」なのですが、
この映画では「怖いけど、理解できるし、対処できるから、なんとかしよう」なのです。
更に、主役の恐怖の表情で、観客にも恐怖を感じさせる映画になってるのですが、女優の恐怖の表現がのっぺりしてて、単調に感じます。
最初に書いた通り、決して出来は悪くはないのですが、
原作漫画の根源的な理解不能な恐怖に比べてしまうと、ペラッペラに感じてしまい全然怖くないですね。
ちなみに、どんでん返しの伏線の方は、原作を読んでればだいたい予想がつくレベルです。
まあ、可愛い女優さんたちが頑張ってますし、実写化としてはそれなりなんじゃないですかね。
綺麗にまとまったアイドル映画
ちょっとぉ、男子ぃ
ホラー苦手でも楽しめること間違いなし
終始主人公のみこちゃんを見守り応援するような気持ちで観入ってしまう。菜乃華ちゃんのお芝居は観るものをグッとその世界に引き込み、思わずついて行ってしまうような不思議な魅力がある。
個人的には怖さは控えめだったけど、最高に楽しめるエンタメだった。気楽に観れるけど、物語として中身がしっかり詰まっていて完成度が高い。
菜乃華ちゃん、久間田琳加ちゃん、なえなのちゃん、女子3人が可愛いくて微笑ましい。女子高の青春感とホラーのバランス、BGMの使い方など、監督の手腕もお見事。
ホラー、青春、コメディ、ヒューマンいろんな要素が詰まっているのに、とっちらからず伏線回収も完璧で、エンディングまで楽しくてとても後味良い作品だった。
超ソフトな学園ホラー
泣ける?…が笑える
前に見に行った『推しの子』つながりで、原菜乃華ちゃんが出演してるので鑑賞しました。
どちらかというと『ババンバ…』を期待してましたが、まーねーということで、来月楽しみです。
原作未読で行くつもりだったんですが、たまたまTSUTAYAの更新日がきてたので1巻無料レンタルして読んじゃいました。
これは未読の方が感動できると思います。
でも1巻だけだったので、感動できなかったかというとそうでもなく、わかってても少しジーンときました。
あと、それ以降の話は知らないから、驚きもありましたし。
充分楽しめる作品だと思います。
原菜乃華ちゃんの豊かな表情を見れますし、特にお目目が大きいので、ぬっと見開いた表情が笑えますね。
来月も楽しみです。
ポイントも貯まるしw
ヤングアンドプリティ
逢魔が時
レバニラ炒めとプリンの思い出
何に眼差して、何を眼差さないか
予告編で、女子高生が主人公で、幽霊が見えてしまう設定でということは知っていたけれど、若手を売り出すための映画だろうと、勝手に高を括ってました。
けれど、鑑賞したフォローさんたちの評価が思いのほか高く、丁度タイミングも合ったため、鑑賞したのですが「勝手な偏見を抱いていて、ごめんなさい」という良作でした。
どんな些細なことでも、ネタバレしてしまうと観る人の楽しみを奪ってしまうので、語りませんが、とにかく事前情報を入れずにご覧くださいということと、きっと観て損をしたとは誰も思わないキチンとした作品であることを強調しておきたいと思います。
6月公開の邦画、充実しすぎです。
<ここからは、あまり内容には触れないけれど、感想として書き留めておきたいこと>
いわゆるコメディホラー的なアプローチから入りながら、扱っているテーマは思いのほか深く、他者とのコミュニケーションのあり方や、精神的なバランスを保つために社会と自分の距離をどう適切に取るかとか、見えるもの見えないものを決めつけずにどう正しく判断していくのか等々、本質的なものをごまかしなしに提示している映画だなと思いました。
特に「何に眼差して、何を眼差さないか(スルーすべきか)」の一つの答えが、本編全体を通して示されていると思うし、その部分は原作の持ち味なのかもしれないけれど、この映画は、それを限られた場や環境の設定で、90分強の中に見事に納めて描いている点が素晴らしく、改めて監督・脚本の中村義洋さんの力量の高さを感じました。
(そういえば、滝藤賢一とは、ゴールデンスランバーからのお付き合いなのでしょうか)
ポップ9:ホラー1
チープさは随所に見受けられますが、全体的に上手く纏まっており、楽しめました。
ホラーはてんで駄目な方ですが、それらが苦手な方でも全く問題ないので、夏のホラーを雰囲気だけでも堪能したい方、是非に。
監督はほんとにあった!呪いのビデオ等を手掛けたこともある中村義洋監督。
カメラワークや演出にはたまに不意打ちでドキッとするシーンもあり、やはり普段からホラーの演出を手掛けておられるだけあるなと。
ただしポップさがだいぶ勝つのですごく本格的なおままごとセットを目にした時のような、大人でも遊べてすごいような、面白いような…そんな感情になりました
展開は予想していなかった方向に舵を切り、エンドロールに至る頃には良い意味で裏切られた期待に余韻を携えたまま帰路に着くなど。
出てくる子がみんな魅力的で可愛く、癒されました。
こういう作品もたまにはいいですね。
なるほどね。
原作未読です。
予告編の印象で、見るかどうか迷って、見ることにしました。
そもそもホラーは苦手な分野で、「リング」や「らせん」「リング0~バースディー」とか、最近でいえば「きさらぎ駅《Re:」な感じならOKなのですが、「呪怨」「変な間取り」「事故物件」あたりは全くダメです。
だから。
「見える子ちゃん」は、結論的にOKです。
好きな感じです。ホラー好きな方達からすると「ホラーじゃない」と言われるでしょうが、自分にとっては十分な感じです。怖いところもあります。
ははおやです。
予告編の印象で、見るかどうか迷って、見ることにしました。
そもそもホラーは苦手な分野で、「リング」や「らせん」「リング0~バースディー」とか、最近でいえば「きさらぎ駅《Re:」な感じならOKなのですが、「呪怨」「変な間取り」「事故物件」あたりは全くダメです。
だから。
「見える子ちゃん」は、結論的にOKです。
好きな感じです。ホラー好きな方達からすると「ホラーじゃない」と言われるでしょうが、自分にとっては十分な感じです。怖いところもあります。
遠野善の母親・東野典子(吉井怜)についてはもう少し掘り下げるというか怖さを強くしてもよかったかも。
または単純に「リング」の貞子が白色に対して、典子は黒色っていう対比にもなって面白かったかなぁって思う。
笑えて泣けて二度驚く。めっちゃ面白い!
重要なものは見えなかったりするもので
霊は見えるけど本当に大きな問題は見えないもので・・・
常識に囚われないホラー風味ヒューマンドラマ!
突然、幽霊の姿や声が認識できるようになった高校生みこ
校内や町中、家の中にまで霊がいることに気づいてしまう
ネットを参考に無視を決め込むのだが構わず霊は周りをうろつくし、みこと同じく見えるらしい同級生も絡んでくるしで、振り回される日々が続く
初めのうちは観てるこちらも笑っていられるコメディー雰囲気なのだが、その内そうも言っていられない事態へと・・・
『残穢-住んではいけない部屋-』で静かな恐怖を存分に積み重ねながら、まさかのラストで物議を醸した中村監督が「初めから霊が見えまくっている」作品を手掛けたというのが、もうメタ的に面白い
今作は『残穢〜』とは違いホラー風味。ほとんど怖くない
しかし霊が出る必要はハッキリとある
設定上見えてはいるけど真に重要なのは見えてはいないもの、あるいは人と人との間の呪縛や楔を置き換えたものと受け取ることもできる
あと、さすが中村監督! と言いたくなる見事な演出もあるのだが、予告等で煽ってないのが素晴らしいね
第一印象は大切に
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