見える子ちゃんのレビュー・感想・評価
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「映画」としては1点で「映画化」としては0点
わかりやすくて気持ち良い作品。
原作では幽霊がかなり怖く(クリーチャー的)
描かれているので予告編を見て少し不安でしたが、
とても楽しく見られました。
上記の理由で怖さは少し薄れていますが
その分ホラーが苦手だという人にでも
とても見やすい作品になっているかと思います。
特に後半になってから問題の解決方法。
疑問が浮かぶシーンの回収。
話の締め方。
どれも素晴らしかったです。
誰にでも見られる青春ホラー作品は
たまにちょこちょこ出ていますが、
その中でも今作は特に良くできていると思います。
この作品は原作からして青春ホラーコメディなので
もちろん高純度のガチホラーを期待すると
肩透かしを食らいます。
まぁ予告やビジュアルポスター見て
ガチを期待する人はいないと思いますが。
ホラーとは言わないで心霊コメディで良いか?
原作未読。ホラー物は基本読まないです。
名前借りただけで、シチュエーション使っていても原作とはべつの作品として観る選択をするしかないのでは。
「ゲゲゲの鬼太郎」のアニメみたいな扱いかな?原作とは緊迫感が違い、ネズミ男や猫娘がコメディキャラで心霊コメディやね。
で、見える子ちゃんは漫画原作ファンは無茶苦茶怒り、原作未読勢は面白くて良かったと。
今をときめく原菜乃華が、久間田琳加が、なえなのがHなことをやるわけないから、これで皆が観てくれれば漫画家さんがどうかは知らないけど良かったのでは。
最後の方は幽霊のネタバレをしていき、あのヒトは幽霊で見えない子は知らなくて、見える子ちゃんは普通の生活の中で会話もしていたというところは他の物語よりも幽霊が多くて、私はネタバレされるまで観ている時は分からなかったので、軽くいなされた気分になりました。ホラー通の原作ファンの方々は途中で分かってつまらないと言ってるみたいですが、一般の映画を観に来た客はどちらかと言うと私と一緒だったと思います。そう考えると映画としては失敗とは言えないと思います。
あらためてもう1回みたくなる!
見えてしまいました
原作は知りませんでした
なので原作との比較は当然できません
作品の「あらすじ」を読んで気になり鑑賞
結果的には予想通り全く怖くなかったです
お父さん登場早々に終盤のどんでん返し(実は幽霊)に気がついてしまいました(見えてしまいました)
そうなると男子生徒も多分ということで
「気がつく人は気がついていいよ!」って感じで作られたような気もしました
原作の設定がそうならば(原作は知らないけど)無理に隠す必要はないという判断なのかもです
ラスト、プリン🍮ネタとお化け屋敷で盛り上がり過ぎとは思いますが「みこさんと愉快な仲間たち(家族も含めて)」は大団円をむかえます
(一点だけ)
「ラスボス」がいわゆる毒親というオチはどうなんでしょうか?
Ghost
作品の存在だけは知っていたんですが見た事がなかったので原作を今作を観る前に爆速でアニメで鑑賞。
映画ではかなりアレンジが効いていたので先に見ていて良かったかもです。
特典はステッカーでした。
原作は1話完結とストーリー仕立ての二刀流でやってくるのに対し、今作はしっかりと1本の映画になっており、ホラーという枠組みにぶち込んで成立させていて唸りました。
原作でのセクシー描写(舐め回すようなアングル、幽霊の接触etc…)はバッサリ切り捨てて、おどろおどろしくグロテスクだった幽霊も今作では不気味さに振り切っているのも実写としてのアレンジが効いているなと思いました。
「呪いのビデオ」シリーズを手がけている中村監督の良さが今作の幽霊描写をより際立たせていて、ジャンプスケアで驚かせてくるのではなく、スーッと出てきたり静かに追いかけてきたり、圧で驚かせてきたりととにかくゾワっとする怖がらせ方がとても好みでした。
中盤からは除霊するべく奔走する姿を映していくのでホラー描写は弱まりますが、青春模様が強く描かれていてそれもしっかり面白くなっていますし、キャラクターもしっかり立っているので見やすさと違和感が良い具合に共存していました。
ラストシーンなんかも原作の設定をそのままに、それでいて感動的な方に持っていかずにスパッとやる辺りも憎めないうまさが炸裂していました。
原作のシーンも余す事なく映画にしており、強烈な改変というよりかは各シーン各シーンをうまいこと繋いで一本の線にしているのも上手いなぁと思いました。
ネタバラシもこれまたお見事で、要所要所に感じる違和感も最小限にとどめていて、怒涛の勢いでバラしていきつつ、衝撃よりも爽やかさが勝つというホラー映画としては珍しい、直近では「サユリ」に近い感じですが伏線込みでのアプローチがうますぎてすっかり騙されちゃいました。
お父さんとの関係性も素敵で、ささっと描きつつ余韻を残しているのも良きでした。
エンドロールでのダンスもキュートで良かったですし、作中ダンス教室に通えなかった設定の先生だったきょもがキレッキレのダンスを見せてくれるので満足度高かったです。
原菜乃香さんはラブコメや青春ものでのイメージが強かったんですが、今作でのホラーでの怖がり方ってのがめっちゃ良くて、大きいお目目もより恐怖が伝わってくるというのも最高でした。
久間田さんの天真爛漫なボケキャラも良かったですし、なえなのさんがしっかりと演技やっていたのも驚きでキュートでした。
意外な良さを見せてくれる上質なホラーでした。
超絶怖いというよりかはゾクっとさせてくれるジワジワなホラーなので、ホラー映画苦手な人にもおすすめできる一本だと思います。
鑑賞日 6/8
鑑賞時間 18:10〜20:00
ホラー苦手な方やシニアの方も是非
朝ドラ「あんぱん」のメイコちゃんに癒されている昨今、そのメイコちゃん役の原菜乃華さんが主演される映画が公開されると知り、原作も未読のまま映画館に足を運びました。
若い方向けの映画と思いましたが、実際は少なからず中高年やシニアの方も居られ安堵しました。
キャストについては、まず、主演の原菜乃華さんですが、本当にお芝居がお上手で目線や瞳で的確に状況や心理を表現されておられ圧巻でした。
それでいて、持ち前の可愛らしさやキュートさも両立されていて素晴らしかったです。
他のキャストの方々もお芝居がお上手で違和感は一切なく、皆さんピッタリの役柄でした。
特に、大病を患われた吉井怜さんが思わぬ役柄を好演されておられました。病を克服されて本当に良かったです。
内容はホラー的要素が少しありますが、お子様やホラーが苦手な方も十分鑑賞可能かと思います。
終盤に家族愛についての描写の箇所があるのですが、主人公を娘のような視点でも鑑賞していたので大号泣してしまいました。
エンドロールも楽しく見終わって大満足です。
普段映画を観ない方やシニアの方、もっとメイコちゃんを観たい方にもお勧めです。
繰り返し観たいと思っていたところ、土曜日に埼玉で舞台挨拶も含めた上映があるとのことだったので関西から観に行く予定です。
笑顔になるエンドロール
残念すぎる仕上がり
映画化失敗作品は数多く存在しますが、まさに失敗の称号が相応しい残念な仕上がりに落胆しました。
私個人的には過去最低。
理由は、双方の視点から客観的に観ても、ほぼ完璧に、面白くないから。
双方の視点とは、「原作に忠実な作品」側と、「映画製作者に忠実な作品」側。
まず、原作との接点が皆無に等しい。
見える子ちゃんの最大の特徴である、「見えるけど恐怖しながらひたすら無視する」という、ホラーコメディであり主人公の特徴が、導入からいきなり破綻していた。
普通に見えてたり普通に絶叫したり走って逃げたり。…普通に怖がっている女子高生。
導入から原作無視な展開のためか、その後全てが売名作品かと思えるほど、原作から脱線したまま。
①父親の存在感が、いきなり露骨。
②キャラの立っていた弟の設定と存在感を完全排除。
③担任先生の存在が、余りにも御都合的な意味不明キャラとして存在。
④ハナの食欲設定が、「怨霊に取り憑かれて生命力使うから食べているのね」の一言で終わって、特徴設定をあっさり終わらせている。しかも「ぶちギレキャラ」としてハナを表現して、原作設定完全無視の描写に…引いた。
⑤導入から終結まで、原作の話を取り入れたストーリー設定が、笑えるほど少ない。
⑥唯一原作に近い展開が、遠野善のバックボーン。しかも、なぜかそれが物語の根幹。
➆売名と解釈したように、出てくるキャラの存在や設定が、原作とほとんど関係なく、自己満足的に進んで何を見せられているのか終始首を傾げる状況に。
⑧全く怖くない。それどころか中途半端で不快感を感じた。
⑨原作のギャグ要素も全て排除のため、全く面白くない。
…千歩譲って原作設定排除をしてしまった作品として受け入れたとしても…
①ホラー作品として成立していない中途半端すぎる恐怖感と、その描写。
②学園ものとしての面白味も、無い。ホラーでもなく恋愛でもなく、青春も感じない。見える子ちゃんの舞台を使用しただけ。
③状況放置にびっくりして呆れた。※導入の小学生霊や危険視された警備員?霊等。
④ネタ明かしの最終、男子学生全員に関しては、あーなるほどねと、少しだけ感心したが、冷静に思い返せば露骨に映像化していたり、納得に疑問符が残る証明のため、僅かにしか感心できなかった。
導入から原作無視な展開に呆れて観ていたから、そもそも興味が無かったので気が付かなかったと思うので。
以上、個人的に過去最高峰に面白くありませんでした。
1つだけ、たった1つだけ評価するなら、僅か数秒間の映像化の中で、見える子ちゃんが涙ながらに無視するシーンが、1つだけあった。
それだけ。
逆に、霊と目と目があって涙流して怯えてるシーンがあり、それにはガッカリしました。見ながら怯えちゃダメじゃん。原作として。
ここまで酷い映画は、中々無い。
売上も映像としての完成度も全て度外視しているから、真の学生作品?と思える。いや、その表現も失礼かと思えるほど、酷い。
ここまで酷いと、逆に続編作って汚名返上して欲しいとも思う。
何故こんな作品が世の中に放出されたのか知りたいくらいです。
酷すぎるがゆえ、逆に観てみて欲しいとも思う。映画館で観る必要は無いですが。
半信半疑で観に行きました
期待値30点→総評60点
漫画原作邦画としてはアタリの方!
全然怖くないオバケ出てくるだけで、ホラーというよりも学園ドタバタモノなので、ハナちゃんぐらい怖いの苦手な方が楽しく見られるかと思う。
漫画原作邦画ってあたりハズレ激しいけど見える子ちゃんはあたりの方!
ネタバレ厳禁言いすぎて、作中の伏線とかは結構気付きやすいかも。気付かない方が「えー!そうなのー!?」って、より楽しめるから、ネタバレの類を見る前に楽しむのがオススメ
舞台挨拶中継で全然喋らせて貰えない山下幸輝とか、中継あること舞台上がるまで全然わかってなくて監督に言ったよ!て言われてる京本大我とか、ほそちっちゃい可愛い原菜乃華とか大変良かったですw舞台挨拶では見えない謎のプレッシャーを感じて言葉につまる場面も。
エンドロールも楽しかったから、最後までしっかり見よう!
無視って良くないよね。うん。あと、たきとうさんにちょっと泣かされた。
ウルトラB級スター映画
最初に申し上げておくと、泉朝樹先生作の原作漫画は未読であることをご承知いただきたい。
この映画はB級映画だ。(おそらく)天気をカラーグレーディングによって操作しているし、あらゆるところで低予算感が目立つが、ショットや編集も、特撮・視覚効果も、音響や演技も、全てが非常に丁寧で、見事にストーリーと世界観が成立している。もちろん原作の骨組みが良質であったこともあっただろう。
この映画は原菜乃華映画だ。主演の原氏によってこの映画は成立している。原氏の魅力が本編にずっと出ていてそれだけでこの映画は成立するし、それが無ければ成立しない。例えるなら、ジェイソン・ステイサム氏が主演を飾る映画のようなものだ。
このような映画は魅力的なスーパースターが一人いれば、映画は成立していることを教えてくれるし、実際今作はそんなスターの魅力を余すことなく出せている。
原作漫画とはかなり違います
心霊描写があと一歩かなあ。
原作未読です。
心霊系のYouTubeとか好きでよく観るので、怖いもの見たさ?で鑑賞しました。しかし!こういう興味本位なスタンスが霊を怒らせ、最悪悪霊に取り憑かれたりするんですよね・・・と俄かな心霊知識を披露してみました!
さて・・・あることがきっかけで、霊が見えるようになってしまった主人公の四谷みこちゃんの奮闘記って感じでしょうか。ちょっと端折りすぎですね(笑)。
みこちゃんのクラスメイト(女子クラス)が親友のハナちゃんはじめとても個性的で、そのやり取り見てるだけでワチャワチャと楽しくなったりしました!学祭の出し物が抽選?で決まっていき・・・結果として当初誰も望んでいないような出し物になるってのもリアルなのか、お約束なのかよく分かりません(笑)。
上記の通り全体的にコメディタッチで緩い雰囲気なのですが、怖いところはしっかり怖がらせようとする演出です。
ただ、その見せ場の特殊効果、心霊描写が全体的にに安っぽくリアル感?があまりないので、コメディと心霊的怖さとのギャップが作り出せずに、全体的にB級感ばかり目立ってしまったみたいです。
最後は家族の絆でホロっとさせてくれます。その部分は良かったんじゃないでしょうか。
では。
ホラーのようでパロディのようで…実際は!
全208件中、81~100件目を表示
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