見える子ちゃんのレビュー・感想・評価
全250件中、61~80件目を表示
キャストと雰囲気は良かったのに。
主演の原菜乃華を始めキャストの見た目に日常に幽霊が紛れ込んでそうな映像で全体の雰囲気はとても良かった。
思わせぶりな生徒会長が幽霊って分からせてからの終盤の男子生徒全員が幽霊でしたって種明かしはほんとに騙されたから旨いミスリードだったと思う。
ただヒロインがパパの幽霊見えてて無視する対応策取ってるのに対して冒頭で小学生幽霊に怯えてスマホで対策を検索するという矛盾生じたし怖いよりパパを無視するのは可哀想と思ってしまったのが残念。
あなたは見て見ぬふりできますか。
否応にも霊の姿が見えてしまう見える子ちゃん、その名も三重琉子と言います。違うかな。そんな彼女は親友のこれまた霊に憑かれやすい憑かれ子ちゃんのために奔走します。
突然見えるようになった霊に対してどうふるまえばいいのか、ネットの不確かな情報をもとに彼女は無視をするのが一番だと教わります。無視していれば絡まれることもない、がん飛ばしただろうとイチャモンつけられることもありません。彼女は霊を無視し続けました。
本作に込められたメッセージとはなんでしょうか。現代社会に生きる我々はついつい目の前のことから目を逸らしてしまいがちです。思わず見て見ぬふりをしてしまう。目の前の懸案事項を日々の忙しさを理由に先送りにして何事もないかのように過ごしてしまう。そして気がつけば取り返しのつかないところまで来てしまうような。本作は現代人がやりがちな見て見ぬふりという行為に対して警鐘を鳴らした作品だと言えるのかもしれません。
そんなわけないか。
いわゆる本作はポストシックスセンスと言える作品。あの名作をコメディー映画としてリメイクしたような。もうオチはまんまシックスセンス。あの名作をご覧になってない方が本作を見たなら、なんてよくできた作品だろうと感動するでしょう。こんな安っぽい映像でJKの可愛らしさしか売りの無いような作品かと思われた作品がまさかのどんでん返し。しかし、シックスセンスを知る観客には逆にマイナス効果。ただの焼き直しだと思われ評価は下がることでしょう。でもそのあとの二段落ちが見事でした。あれがなければ評価はもう少し低かったけど見事に騙されました。これはただのパクリではなくオマージュと言えるのではないでしょうか。
思えば観客に違和感を抱かせながらその違和感を回収するオチが見事。なぜ主人公の彼女が両親がいる家庭で食事を日々作っているのか。また教室は女子ばかりなのにあの会長と言われる男子と、ちょこちょこ出てくる男子生徒の姿。ご丁寧に女子クラス、男子クラスなる言葉が会長から発せられ、そういう学校なのかと思わされながらも違和感はつのる。そんな二つの違和感を見事にオチで解消。これは大したもんだと言いたい。
確かにもう少し遊び心があってもよかったとは思う。最初、霊と人間の区別がつかない状態をもう少し続けた方が面白くできたのではないか。周りには見えないまとわりつく霊を追い払おうとする主人公の姿は周りから見たら奇異なものに映る。それを笑いにつなげられたはず。例えば妊娠してる教師に近づく霊にあっち行け、しっしっ、みたいな感じで見せたりしたら笑えるシーンも増やせたのではないか。学園祭でお化け屋敷は霊が集結するということでその場面で皆がダンスを練習するところに一緒に踊る霊の姿を入れるとか、いろいろなアイディアが入れられそうだっただけに少々残念な気もする。
霊の描写がやたらと古臭い昭和のにおいを感じさせるものなのはどうなんだろうと思っていたが、それはオチを悟らせないようにするためのものでなかなか工夫も効いている。
原作はチラ見した程度だけど、霊の姿はどちらかというと今風のハリウッドホラーに出てくるクリーチャーのような姿。意表を突くその姿にどこまで知らんぷりができるのか、牛乳を口に含んで笑いをこらえるバラエティー番組みたいな遊びもできたかも。
小ぶりながらいい作品だと思う。配信スルーのつもりでいたけど、レビュアーの誰かが拾い物だと書いていたので鑑賞。拾い物という言葉には弱い。それこそが映画鑑賞の醍醐味。期待しないで見た映画がことのほか面白かったという体験は映画好きにはたまらない。だから本作をあえておっさんの私が恥ずかしさをこらえて鑑賞した。結果正解だった。
JKたちが学園祭の準備を楽しそうに行う姿は遠い昔の青春の記憶を思い起こさせた。意外な幸福感も味わえた。
霊を無視することで霊にこの世界はあなたのいるところではないと悟らせ成仏させる。ラストで父の霊とあの交通事故死した小学生の霊が手をつないで主人公のもとを去る映像を入れたなら号泣は必至だったでしょう。
よく言えば原作知識なくても楽しめる悪く言えば原作知識あったら微妙かも、、、
私は原作知識一切ないのでとても面白かった。
その後原作を全巻読むと映画の内容と違いすぎてビビった笑。
ところどころ原作エピソードは使われているがほぼオリジナル作品。だが、それが一本の映画として完成されていて変に続編を匂わせる感じがなくて余韻に浸れる作品だった。
前半にいくつかこの作品に対して違和感を感じます。この作品はあまり期待してなかったのでただ単純にクオリティが低く作り込まれてないだけなんだなって感じだったけど、後半その違和感に対してアンサーがなされていて伏線回収の連続で鳥肌がたった。
だが、カメラワークとかで騙して伏線を張っているとこもあってそれはずるいと感じた。
主演の演技力もバラバラで主人公とその友達のハナ?役の人は割と自然な演技だったむしろハナ役の人の演技がうますぎて他が微妙に感じたのかもしれない。
大人役の人はベテランだからかそう言うのは一切なかった。インタビューを見てみると自己流の役作りしてる人がやんわり監督に指導されていて監督は頑張っていたのだなってしみじみした。
全体的に演技力高ければもっといい作品だっただけに残念でした。
いい感じで裏切られた
原作あって原作がこのタイトルだから仕方ないんだろうが、「見える子ちゃん」というタイトルが内容とあっていない感じがする。(原作未読です)
原作と映画ではテイストが違うんでしょうか。
捻りが効いていてテンポよく、面白かった。
突然「シックス・センス」を持ってしまった女子高生の話で、ちょいちょい笑えるところはあるが、怖いところはしっかり怖い。
挙がった手を数えたら一人多い、下校中にあってしまった子供の霊についてこられて振り切ったと思ったら家にいた、妊婦の先生に徐々に近づいてくる体育館のおじさん、おそらく被害があった元校舎の警備員、遠野先生の背後霊とかとか、怖いよ~~((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
見えているのに見えないふりをし通すみこが可笑しい。
憑りつかれ体質の親友を守るために孤軍奮闘、その筋のyoutubeで観たんですが、「ファ〇リーズ」とかでシュすると効果あるそうです。
そして共働きの両親に代わって家事をする健気なしっかりものなのに、親は毒だったか!? パパの「お母さんに謝っちゃいなさい」には思わず「はぁ?」と声出てしまった。
遠野先生お参り大作戦、実行の段になって、なんだかんだ理屈こねて参加しない生徒会長、偉そうな口だけオトコだったか、と思ったら。
大どんでん返しで、小さい違和感は実は伏線、復習したい場面を再度見せてくれる親切さで、まるっと回収されてみたらほのぼの切ない話だった。
みこちゃん、パパは無視しなくていいんじゃない?
地縛霊が楽しそうで、学園祭には毎年ひとつお化け屋敷を出すのを伝統にしてもいいんじゃないかと思いました。
男子校の生徒たち、あんな風に、嬉し恥ずかし、女子と交流したかったよね。
そうきたか‼︎
ラストのオチ全然予想つかなかった‼︎
予告とか観てみたり思い返すと確かに
食卓や抽選のシーンは不自然な所があったなぁ〜
このラストにかけての2回のどんでん返しに興奮が止まらない‼︎
さらにホラー、コメディ描写も面白いため、
中盤も退屈なく観れました‼︎
遠野先生のお母さんの霊は目がギリギリ見えそうで見えない感じが怖かった‼︎
霊のシーンはよ〜くみたら目が見えそう…?くらいのレベルなのが画面に惹きつけられて怖さが引き上がってた
生きてる時のシーンは俳優さんの演技が怖すぎる‼︎
目の迫力がありすぎだし、
画質も若干古い感じになっているのがさらに不気味さを引き立てていた‼︎
ここで霊の怖さだけじゃなくてヒトコワも入るのは嬉しい‼︎
原菜乃華さん含めキャストの皆さんの演技も漫画っぽいコミカルな演技が多くて笑えてよかったです‼︎
エンドロールもキャストの皆さんのダンスがあって最後まで楽しい‼︎
TikTokとかでバズってもっと売れそう‼︎
最後の方の京本大我さん、さすがSixTONES‼︎
ダンス上手い‼︎
めちゃくちゃ面白い作品でした‼︎
見えぬ子ちゃん達
してやられた。喜怒哀楽が行ったり来たり忙しい映画でしたね。"ホラー"を求めて行くと肩透かしを食らう作品だが、青春グラフィティ(オカルト風味)として観ると良いのではないでしょうか。私はガチガチのホラーが(怖くて)苦手なので丁度良かった。ダンダダン等で「こういうのも良いかも」と思った方は是非。そうでない方も是非。
プロデューサーなのか監督なのか分からないが、存分に「してやったり」が詰まった作品という印象。それが鼻につくきらいもあるだろう。私はそんなしたり顔すら嬉しくなっちゃう位にどハマりしました。その中でも配役の妙たるや。イライラさせたり疑ったり。主人公達のキラキラ可愛らしさの外側に散りばめられた感情の起伏。それらを話しの展開とともに一気に回収。コレを「してやったり」と言わずに何を言う。って感じです。怖いの苦手なそこの貴方にも(超)オススメです。
エンドロールも(超)良いので光る機器の使用はお控えください、ね。
良かった
群馬県立茶臼山〇〇高等学校
2025年映画館鑑賞60作品目
6月14日(土)イオンシネマ石巻
通常料金1800円−dポイント300円→1500円
監督と脚本は『ジャージの二人』『ゴールデンスランバー(2010)』『ポテチ』『殿、利息でござる!』『決算!忠臣蔵』の中村義洋
どんな映画か?
霊がばっちり見えちゃう女子高生四谷みこの話
写真部の二階堂ユリアもみこほどではないが見える
高校の文化祭にみこのクラスはよりにもよってお化け屋敷をやるハメに
顔がめちゃ小さい原菜乃華
久間田琳加の口の周りの生クリームになりたい野郎は必見
ヒロイン以上に可愛い久間田
ビビリキャラも良い
代理担任教師遠野善演じる京本大我は松田翔太をかなり薄味にしたような雰囲気
吉井怜とわかっていても本当に吉井怜なの?と感じるくらいの加工ぶり
無視され続けるお父さんが幽霊だったのは衝撃的
天国に行けないパパ
女子クラスという扱いが疑問だった
それが最後の方になって解消された
そもそもみこが通う茶臼山高校は女子高で生徒会長を含め男子生徒は全て土砂崩れ事故で亡くなった男子高校生
茶臼山女子高等学校は男子校の跡地に建設されたので地縛霊がうじゃうじゃいるわけだ
お父さんと男子生徒全員が幽霊という設定が面白い
さすが中村義洋
山下幸輝が演じた生徒会長権藤昭生のキャラが良い
エンドロールも楽しめる
京本と山下のダンスのレベルの高さはさすがである
純粋な意味で結局一番びっくりしたのは弾ける数珠
配役
霊が見える高校2年生でC組の副委員長の四谷みこに原菜乃華
みこの幼少期に奈良澪
みこの親友でC組のクラス委員長の百合川ハナに久間田琳加
写真部に所属する2年D組の二暮堂ユリアになえなの
新しく担任になる教師の遠野善に京本大我
善の幼少期に下村洸太
善の母の遠野典子に吉井怜
産休に入る担任教師の荒井に堀田茜
荒井先生の幼少期に太田結乃
赤ちゃんの荒井桂子に乙訓全希
霊について詳しい先輩生徒で生徒会長の権藤昭生に山下幸輝
文化祭実行委員長のヒカリに瀧澤エリカ
みこの母の四谷透子に高岡早紀
みこの父の四谷真守に滝藤賢一
みこの弟の四谷恭介に川原瑛都
恭介の幼児期に奈良零杜
副校長に小松利昌
ハナの母に中込佐知子
街角の老人に田山涼成
バスの迷惑客に岡野桃子
くじ引きに勝つ男子高校生に塩谷惣一朗
オカルト系YouTuberにオウマガトキFILM
動画のゲストにシークエンスはやとも
動画のゲストに松嶋初音
霊能力者に矢代崇司
カフェをしたい生徒の山田葵に三原羽衣
お化け屋敷の図面を描くリーダーのマリコに瀬戸芭月
一番前の生徒で葵の親友の森野千恵に西條妃華
ユリアの元クラスメイトで葵の親友の木下カエデに仁科かりん
浴衣を着たい生徒の古川沙織に平井珠生
ツインテールの生徒のミズキに佳音
塩を貸してくれる生徒の佐々木渚に牧野羽咲
欠席していたクラスメイトの小川にみゅう
医師に谷中恵輔
看護師に増田三恵子
荒井先生の守護霊に長濱陽咲
荒井先生の守護霊に渡邊紗叶
悪霊化した典子に高桑晶子
少年の霊のツトムに木下瑛太
青黒い手の霊に亀本ゆず
バスの霊に岬千泰
小川の席の霊に小南靖穂
体育館の陰気な霊に春木生
佇む霊に沖田裕樹
警備員の霊に軍司眞人
少女の霊に瀬川真央
幽霊画の奥の霊に岩田芽依
肖像画の前の霊に下東久美子
ホームセンターの霊に岩崎竜一
向き合う姿勢、それぞれのカタチ
公開2週目で最早2本に!これはいけないと普段行くことのない休日に⋯、ショッピングモールの中だからできれば平日が良かったが。。。
なんてことない穏やかな日常にタイトル通りの現象がちらほら、たまにゾクッとするくらいでテンポよく流れていくストーリー。かと思いきや少し感動もあり驚きもありワクワク楽しい気分にさせてくれます。
メインは主演含む3人でしたがそれぞれ光っていて、中でも久間田さんは輝いてましたよ、ピッカピカ。主演もされているのに何か見た記憶がなくエンドロールで確認して名前知ってる方だったと…、ごめんなさい。
そういえばエンドロールで席を立つ人がいないなと、珍しいことではないでしょうが…、それと会長のダンスはイイナとなんとなく。
原作しらないので何の予備知識も無かったですが、オリジナルに多少沿ってあるとすれば知らないほうがより楽しめるかなと思います。
予告で避ける所だった
きっちり面白い学園ホラー
面白い。中村義洋監督はやっぱりデキる人なのだと再認識できる。原作は何なのか知らんけど、そしてシックスセンスオチはどこから来てるのか知らんけど、きっちり笑って怖がらせて泣かせてエンタメに収めてくる。お金を払った甲斐があるとはこういうことを言うのだろう。
女子高生、霊が見える子、親友、学園祭、トリッキーなことはほとんどないけど霊表現はちゃんと更新され、いい意味でイージーに、キャッチーに、でも音声含めて不気味でポップコーン映画にちょうどいいように作ってきている。この微妙なギミックが素晴らしい。そしてクラスメイツのやりとりがそれぞれ面白い。普通にこういう映画が見れるのがいい。
しかし最近は面白い映画、観るべき映画が多過ぎてこれまで観客が回って来ない気もする。それはもったいない。
お参りにゆこうと思います
さあ、映画館に行こう
主人公以下、三人の俳優陣登壇の舞台挨拶回に観賞しました
マンガの原作未読の上、何の情報もない無垢な状態でした
急に見えるようになった、女子高生のお話
でも実は亡くなったお父さんが見えている時からが見え出したという伏線から伏線へと色々あって、もう一度映画に行ってみたいと思わせる映画だった
全250件中、61~80件目を表示