見える子ちゃんのレビュー・感想・評価
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レバニラ炒めとプリンの思い出
青春ホラーコメディ漫画の実写映画化という解説そのままですね。98分間ですから、サクッと見れるし、結構面白いシーンも多くて飽きずに鑑賞できました。
結構演技の上手い、久間田琳加さんの今後の作品も楽しみです。
何に眼差して、何を眼差さないか
予告編で、女子高生が主人公で、幽霊が見えてしまう設定でということは知っていたけれど、若手を売り出すための映画だろうと、勝手に高を括ってました。
けれど、鑑賞したフォローさんたちの評価が思いのほか高く、丁度タイミングも合ったため、鑑賞したのですが「勝手な偏見を抱いていて、ごめんなさい」という良作でした。
どんな些細なことでも、ネタバレしてしまうと観る人の楽しみを奪ってしまうので、語りませんが、とにかく事前情報を入れずにご覧くださいということと、きっと観て損をしたとは誰も思わないキチンとした作品であることを強調しておきたいと思います。
6月公開の邦画、充実しすぎです。
<ここからは、あまり内容には触れないけれど、感想として書き留めておきたいこと>
いわゆるコメディホラー的なアプローチから入りながら、扱っているテーマは思いのほか深く、他者とのコミュニケーションのあり方や、精神的なバランスを保つために社会と自分の距離をどう適切に取るかとか、見えるもの見えないものを決めつけずにどう正しく判断していくのか等々、本質的なものをごまかしなしに提示している映画だなと思いました。
特に「何に眼差して、何を眼差さないか(スルーすべきか)」の一つの答えが、本編全体を通して示されていると思うし、その部分は原作の持ち味なのかもしれないけれど、この映画は、それを限られた場や環境の設定で、90分強の中に見事に納めて描いている点が素晴らしく、改めて監督・脚本の中村義洋さんの力量の高さを感じました。
(そういえば、滝藤賢一とは、ゴールデンスランバーからのお付き合いなのでしょうか)
ポップ9:ホラー1
チープさは随所に見受けられますが、全体的に上手く纏まっており、楽しめました。
ホラーはてんで駄目な方ですが、それらが苦手な方でも全く問題ないので、夏のホラーを雰囲気だけでも堪能したい方、是非に。
監督はほんとにあった!呪いのビデオ等を手掛けたこともある中村義洋監督。
カメラワークや演出にはたまに不意打ちでドキッとするシーンもあり、やはり普段からホラーの演出を手掛けておられるだけあるなと。
ただしポップさがだいぶ勝つのですごく本格的なおままごとセットを目にした時のような、大人でも遊べてすごいような、面白いような…そんな感情になりました
展開は予想していなかった方向に舵を切り、エンドロールに至る頃には良い意味で裏切られた期待に余韻を携えたまま帰路に着くなど。
出てくる子がみんな魅力的で可愛く、癒されました。
こういう作品もたまにはいいですね。
なるほどね。
原作未読です。
予告編の印象で、見るかどうか迷って、見ることにしました。
そもそもホラーは苦手な分野で、「リング」や「らせん」「リング0~バースディー」とか、最近でいえば「きさらぎ駅《Re:」な感じならOKなのですが、「呪怨」「変な間取り」「事故物件」あたりは全くダメです。
だから。
「見える子ちゃん」は、結論的にOKです。
好きな感じです。ホラー好きな方達からすると「ホラーじゃない」と言われるでしょうが、自分にとっては十分な感じです。怖いところもあります。
ははおやです。
予告編の印象で、見るかどうか迷って、見ることにしました。
そもそもホラーは苦手な分野で、「リング」や「らせん」「リング0~バースディー」とか、最近でいえば「きさらぎ駅《Re:」な感じならOKなのですが、「呪怨」「変な間取り」「事故物件」あたりは全くダメです。
だから。
「見える子ちゃん」は、結論的にOKです。
好きな感じです。ホラー好きな方達からすると「ホラーじゃない」と言われるでしょうが、自分にとっては十分な感じです。怖いところもあります。
遠野善の母親・東野典子(吉井怜)についてはもう少し掘り下げるというか怖さを強くしてもよかったかも。
または単純に「リング」の貞子が白色に対して、典子は黒色っていう対比にもなって面白かったかなぁって思う。
笑えて泣けて二度驚く。めっちゃ面白い!
重要なものは見えなかったりするもので
霊は見えるけど本当に大きな問題は見えないもので・・・
常識に囚われないホラー風味ヒューマンドラマ!
突然、幽霊の姿や声が認識できるようになった高校生みこ
校内や町中、家の中にまで霊がいることに気づいてしまう
ネットを参考に無視を決め込むのだが構わず霊は周りをうろつくし、みこと同じく見えるらしい同級生も絡んでくるしで、振り回される日々が続く
初めのうちは観てるこちらも笑っていられるコメディー雰囲気なのだが、その内そうも言っていられない事態へと・・・
『残穢-住んではいけない部屋-』で静かな恐怖を存分に積み重ねながら、まさかのラストで物議を醸した中村監督が「初めから霊が見えまくっている」作品を手掛けたというのが、もうメタ的に面白い
今作は『残穢〜』とは違いホラー風味。ほとんど怖くない
しかし霊が出る必要はハッキリとある
設定上見えてはいるけど真に重要なのは見えてはいないもの、あるいは人と人との間の呪縛や楔を置き換えたものと受け取ることもできる
あと、さすが中村監督! と言いたくなる見事な演出もあるのだが、予告等で煽ってないのが素晴らしいね
第一印象は大切に
いい映画でした
女優がメインの駄作
つまらん。
時間の無駄だった。
原作が好きで、今回実写化すると知りつつもポスターや画像に「女優が主役というかAVのパケ写かよ」と観る前から嫌な予感がしていたがホラーが苦手な友人も珍しく観たいと言っていたのでとりあえず漫画を貸して予備知識をつけてから映画に行きました。
が、結果はホラーが苦手な友人が寝てしまうくらいつまらなかった。
私自身も最初は頑張って観ていたが原作好きからしたら色々とツッコミどころが多過ぎる。
結局は女優さんの演技力が底辺すぎて、原作読んでないのか?と思うくらい原作を理解していない。
これだから日本の実写化は実力が伴っていない、脚本家が理解していない、所属女優の為に金を積んだだけの事務所ゴリ押し作品になる。
他の実写化より金はかからないのに何故このような駄作が生まれたのか。
これなら深夜10分だけの1話完結で十分。
わざわざ1時間半もダラダラ観るものではない。
主演?女優の眉毛が太いのが気になったくらいだ。
ちょうどいいホラー映画
原作好きとしては…何か違うかなと
キャストと雰囲気は良かったのに。
主演の原菜乃華を始めキャストの見た目に日常に幽霊が紛れ込んでそうな映像で全体の雰囲気はとても良かった。
思わせぶりな生徒会長が幽霊って分からせてからの終盤の男子生徒全員が幽霊でしたって種明かしはほんとに騙されたから旨いミスリードだったと思う。
ただヒロインがパパの幽霊見えてて無視する対応策取ってるのに対して冒頭で小学生幽霊に怯えてスマホで対策を検索するという矛盾生じたし怖いよりパパを無視するのは可哀想と思ってしまったのが残念。
あなたは見て見ぬふりできますか。
否応にも霊の姿が見えてしまう見える子ちゃん、その名も三重琉子と言います。違うかな。そんな彼女は親友のこれまた霊に憑かれやすい憑かれ子ちゃんのために奔走します。
突然見えるようになった霊に対してどうふるまえばいいのか、ネットの不確かな情報をもとに彼女は無視をするのが一番だと教わります。無視していれば絡まれることもない、がん飛ばしただろうとイチャモンつけられることもありません。彼女は霊を無視し続けました。
本作に込められたメッセージとはなんでしょうか。現代社会に生きる我々はついつい目の前のことから目を逸らしてしまいがちです。思わず見て見ぬふりをしてしまう。目の前の懸案事項を日々の忙しさを理由に先送りにして何事もないかのように過ごしてしまう。そして気がつけば取り返しのつかないところまで来てしまうような。本作は現代人がやりがちな見て見ぬふりという行為に対して警鐘を鳴らした作品だと言えるのかもしれません。
そんなわけないか。
いわゆる本作はポストシックスセンスと言える作品。あの名作をコメディー映画としてリメイクしたような。もうオチはまんまシックスセンス。あの名作をご覧になってない方が本作を見たなら、なんてよくできた作品だろうと感動するでしょう。こんな安っぽい映像でJKの可愛らしさしか売りの無いような作品かと思われた作品がまさかのどんでん返し。しかし、シックスセンスを知る観客には逆にマイナス効果。ただの焼き直しだと思われ評価は下がることでしょう。でもそのあとの二段落ちが見事でした。あれがなければ評価はもう少し低かったけど見事に騙されました。これはただのパクリではなくオマージュと言えるのではないでしょうか。
思えば観客に違和感を抱かせながらその違和感を回収するオチが見事。なぜ主人公の彼女が両親がいる家庭で食事を日々作っているのか。また教室は女子ばかりなのにあの会長と言われる男子と、ちょこちょこ出てくる男子生徒の姿。ご丁寧に女子クラス、男子クラスなる言葉が会長から発せられ、そういう学校なのかと思わされながらも違和感はつのる。そんな二つの違和感を見事にオチで解消。これは大したもんだと言いたい。
確かにもう少し遊び心があってもよかったとは思う。最初、霊と人間の区別がつかない状態をもう少し続けた方が面白くできたのではないか。周りには見えないまとわりつく霊を追い払おうとする主人公の姿は周りから見たら奇異なものに映る。それを笑いにつなげられたはず。例えば妊娠してる教師に近づく霊にあっち行け、しっしっ、みたいな感じで見せたりしたら笑えるシーンも増やせたのではないか。学園祭でお化け屋敷は霊が集結するということでその場面で皆がダンスを練習するところに一緒に踊る霊の姿を入れるとか、いろいろなアイディアが入れられそうだっただけに少々残念な気もする。
霊の描写がやたらと古臭い昭和のにおいを感じさせるものなのはどうなんだろうと思っていたが、それはオチを悟らせないようにするためのものでなかなか工夫も効いている。
原作はチラ見した程度だけど、霊の姿はどちらかというと今風のハリウッドホラーに出てくるクリーチャーのような姿。意表を突くその姿にどこまで知らんぷりができるのか、牛乳を口に含んで笑いをこらえるバラエティー番組みたいな遊びもできたかも。
小ぶりながらいい作品だと思う。配信スルーのつもりでいたけど、レビュアーの誰かが拾い物だと書いていたので鑑賞。拾い物という言葉には弱い。それこそが映画鑑賞の醍醐味。期待しないで見た映画がことのほか面白かったという体験は映画好きにはたまらない。だから本作をあえておっさんの私が恥ずかしさをこらえて鑑賞した。結果正解だった。
JKたちが学園祭の準備を楽しそうに行う姿は遠い昔の青春の記憶を思い起こさせた。意外な幸福感も味わえた。
霊を無視することで霊にこの世界はあなたのいるところではないと悟らせ成仏させる。ラストで父の霊とあの交通事故死した小学生の霊が手をつないで主人公のもとを去る映像を入れたなら号泣は必至だったでしょう。
よく言えば原作知識なくても楽しめる悪く言えば原作知識あったら微妙かも、、、
私は原作知識一切ないのでとても面白かった。
その後原作を全巻読むと映画の内容と違いすぎてビビった笑。
ところどころ原作エピソードは使われているがほぼオリジナル作品。だが、それが一本の映画として完成されていて変に続編を匂わせる感じがなくて余韻に浸れる作品だった。
前半にいくつかこの作品に対して違和感を感じます。この作品はあまり期待してなかったのでただ単純にクオリティが低く作り込まれてないだけなんだなって感じだったけど、後半その違和感に対してアンサーがなされていて伏線回収の連続で鳥肌がたった。
だが、カメラワークとかで騙して伏線を張っているとこもあってそれはずるいと感じた。
主演の演技力もバラバラで主人公とその友達のハナ?役の人は割と自然な演技だったむしろハナ役の人の演技がうますぎて他が微妙に感じたのかもしれない。
大人役の人はベテランだからかそう言うのは一切なかった。インタビューを見てみると自己流の役作りしてる人がやんわり監督に指導されていて監督は頑張っていたのだなってしみじみした。
全体的に演技力高ければもっといい作品だっただけに残念でした。
いい感じで裏切られた
原作あって原作がこのタイトルだから仕方ないんだろうが、「見える子ちゃん」というタイトルが内容とあっていない感じがする。(原作未読です)
原作と映画ではテイストが違うんでしょうか。
捻りが効いていてテンポよく、面白かった。
突然「シックス・センス」を持ってしまった女子高生の話で、ちょいちょい笑えるところはあるが、怖いところはしっかり怖い。
挙がった手を数えたら一人多い、下校中にあってしまった子供の霊についてこられて振り切ったと思ったら家にいた、妊婦の先生に徐々に近づいてくる体育館のおじさん、おそらく被害があった元校舎の警備員、遠野先生の背後霊とかとか、怖いよ~~((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
見えているのに見えないふりをし通すみこが可笑しい。
憑りつかれ体質の親友を守るために孤軍奮闘、その筋のyoutubeで観たんですが、「ファ〇リーズ」とかでシュすると効果あるそうです。
そして共働きの両親に代わって家事をする健気なしっかりものなのに、親は毒だったか!? パパの「お母さんに謝っちゃいなさい」には思わず「はぁ?」と声出てしまった。
遠野先生お参り大作戦、実行の段になって、なんだかんだ理屈こねて参加しない生徒会長、偉そうな口だけオトコだったか、と思ったら。
大どんでん返しで、小さい違和感は実は伏線、復習したい場面を再度見せてくれる親切さで、まるっと回収されてみたらほのぼの切ない話だった。
みこちゃん、パパは無視しなくていいんじゃない?
地縛霊が楽しそうで、学園祭には毎年ひとつお化け屋敷を出すのを伝統にしてもいいんじゃないかと思いました。
男子校の生徒たち、あんな風に、嬉し恥ずかし、女子と交流したかったよね。
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