見える子ちゃんのレビュー・感想・評価
全317件中、41~60件目を表示
オカルト・ファンタジー
学園ものの怪談話、霊を観てしまった女子高生の「みこ」はネットで検索すると「間違いなく幻覚です、精神的に弱っています、体質的な要因や環境的な要因かも知れません、病院に行きましょう・・」とえらくまともな助言、かと思えば自称霊能者は「霊なんて大したことはない、舐められたらいかん、思いっきり怒鳴りつけてやれ」とか、一方、霊が見える人からは「怒鳴るのは絶対いかん、霊が逆上して付きまとわれるから無視するのが一番」とのアドバイス、更に除霊には「塩をまく、数珠、神社」との回答、いずれも一理ありますね、いろいろ試す「みこ」でした。
霊が見える子の共通点は親を亡くして、観た最初の霊がその親だったという共通点は分かりやすいし、源氏物語の、六条御息所や夕顔などの「生き霊」と、葵の上などの「物の怪」など古典文学の引用や陰陽師のような呪文によるお祓い、神仏に頼るところなど多彩で文化的。見える子が「みこ」だけじゃなく写真部のユリアも見える子というのも孤独感を薄めてくれて助かりますね。最後は学園祭でお化け屋敷、本物と偽物が入り乱れて大笑いの結末というのもお見事でした。まあ、怪談ものだがホラーという程怖くはなく児童向けオカルト・ファンタジー、子供騙しと言ったら言い過ぎかしら。
後悔。映画館で見るべきだった良作
意外とホラー寄りの青春コメディ
実写化成功のオカルト映画
霊が雑(笑) ジャパニーズホラーに期待はなかったが、意外や意外、な...
霊の描写がしっかり怖い
もうスルーしていられない
二暮堂ユリア(なえなの)...なえなのさんが好きなの。
四谷透子(高岡早紀)...たかおかさきさんもずっと好きです。
四谷みこ(原菜乃華)...はらなのかさんは、きっと大女優になる。
原作者である泉朝樹さんが、SNS「Twitter」(現在 X)に投稿した漫画が大人氣になって、ウェブコミックサービス「ComicWalker」で連載が始まって新レーベル『WebComicアパンダ』に移籍したりして、単行本も売れてテレビアニメになったりゲームになって、実写映画になりました。凄いです。書いてて鳥肌が立ちました。
文化祭の計画中、担任の先生が入院して代わりに来た遠野善先生(京本大我)がイケメンでナイスガイなんだけど...。四谷みこの親友の百合川ハナ(久間田琳加)を助けるために、二暮堂ユリアと協力して行動を起こすのでありました。というストーリーです。
原作者がどーのこーのって蘊蓄を書きましたが、原作漫画もアニメもゲームもスルーしてたため、何も知らない状態で鑑賞しました。
見えないものが見える描写が一貫してなかったもんで、騙されちゃいました。違和感が、ラストの種明かしで解消されました。
続編希望
前評判で期待しすぎたかな。
見える子ちゃん
今年評判が良い映画と聞いてたせいか、見た直後の感想はまぁこんなもんかなという感じ。
ラストのらへんにまとめて明かされる秘密は途中から気づいた。まぁ、これは別に気付かれてもなところはあると思う。
ただ、青い幽霊とオレンジの幽霊、黒い影はまだルールがわかるけど、人間と大差ない幽霊はルールが分からなくて少しモヤモヤ。まぁラストのネタバレになるので仕方ないがそれであれば男子側の設定をもう少しイジって欲しかったなと。
総じて幽霊がそんなに怖くない系なのでホラーあんまりな初心者向けではあるかなと思った。
パンを食え!!!
突然、霊が視えるようになったミコ。
ネット情報やYouTubeで対処しようとして、怒鳴ったらついて来られ、視えない振りをしていたら視えないので無視を貫く。ネット上で嘘や本当が錯綜しているのに振り回されるあるあるだなぁ思う。
そしたら、親友のハナの肩に手が!!
物理でくっついてんのかと思ったよ…
ネット知識で塩をかけたり、数珠を渡したり、最終的に神社の鳥居をくぐったら離れていって事なきを得る。
え?それだけ?!
その辺りで霊に取り憑かれていたとはいえクリームみまれでパンを貪るハナや真面目を描いた様なテンプレ生徒会の女生徒やコラー!男子ー!とか六条御息所を語る後方腕組み生徒会長(霊)、見くびらないでもらえます?!と強気で霊が視えるがお祓い方法それ九字…みたいなユリア。しかも便所飯!!!
弱気そうな後任教師トウノは当然女子には舐められる。
うーん、これは面白いのか?
原作実写化自爆作品では…と不安になる。
この辺でもまだ主人公もボヤけ、まだ3次元にいる感じがしなくて誰が主人公かもよくわからなくなる。
そして、その弱々教師にはまたテンプレ通り黒い影が…
再びハナの食欲増進。霊に多く取られハナは神社にも入らずそのまま意識を失ってしまう。
生徒会長(霊)とユリアの知恵を出し合い、それは生き霊ではなく死んだトウノの母の霊。
幼い頃から彼を縛りつけていた彼の黒い暗い母の愛憎。
ミコの「神社の鳥居抜けたら霊が離れた」ことを利用し、なんとかトオノを神社まで呼び出す。
ここでなかなか神社に入らないトオノをユリアが怪しい巫女姿で現れるも彼女のお祓いは黒い母親には効かない。いや、そうね…
鳥居を潜っても彼は外から呼んでいる母親から目を逸せない。語りかける母親。秀潤するトオノに、私たちは生きていくんです!とミコは生へと促す。
その意を汲んで自ら死んだ母親の影から目を逸らし、生きる道を歩き始めはるトオノ。
しかし、私はまだその段階でもあまり盛り上がらないな…と思っていた。
パピコを咥え語り合うミコとユリア。
ユリアは最近霊をはっきり視えなくなってきた事、初めて霊をみたのは死んだ両親だったこと。
そして、ミコも初めてみたのは死んだ父親だったこと。
この最大のネタバレには本当に驚いた。
え?!おとおさん!!
序盤に出てくる玄関で叫ぶミコに驚いてバットを持って出た幼い弟、きっと父親がいないのでただ1人の姉を守ろうとしたのだろう。両親がいるのに食事はミコが不自然なほど完璧に作る。カリカリ仕事をする母。ずっとシャツ姿の父。
誰も父の話を聞かないのは、事なかれ主義の父を舐められてるからかと思ったよ…ごめんね…
ミコだけが父を無視したことを責め続けていた。
ミコもユリアも1番会いたいと願い1番話をしたい人の霊と最初に出会ったのだ。本当に愛しい家族と。
その為に得た霊を視る瞳。
そのことがこんなに悲しくて切なくて嬉しいことはないなと、一気に涙が出た。
神社を通るだけで簡単にお祓いできたのもミコだから。
無事ハナも目覚め、憑き物が落ちたようなトウノと共に笑いながら帰る。
2人はお互いの境遇と気持ちを分かち合い、共に困難を乗り越えた友となる。
トウノもきっと生徒の目を見て話ができるようになる。
プリンをお供えする件からは涙が止まらなかった。
優しく語り謝る父。
ミコはそれには応じず、生きている母に無視したことを謝る。再び同じ後悔をする前に、前に向かうために。
無事に迎え文化祭。
彼女達のクラスはお化け屋敷。
スピってると揶揄われてたユリアも和解してもらい、ハナと3人でお化け屋敷のお試しに。女の子達がみんないい子で泣ける。
そこでも明かされる生徒会長(霊)の正体。これはなんとなく違和感あったんで。
女子クラス?ってなんぞ?とか、アンバランスな制服、圧倒的女子率、口出しするだけで何もしない彼。そして…謎の古いワードチョイス!「ビンゴ!」「エネルギッシュなギャル」など。ギリ平成らしいが。
どこにも行けずそこに留まり続ける地縛霊となった多くの男子校生達。
女子校という園で男子校の彼らは青春を謳歌してくれたら嬉しいなぁと思う。
文化祭の準備期間中という学生達が最も盛り上がるイベントを下地にした一方で霊との戦いという仄暗さという非日常。そして新たな真実と感動が入り、その一方でふざけ笑いあう女生徒達、文化祭に個性全開でワクワクドキドキと光り輝きながら青春を楽しみ走る日常。その2つの出来事が合わさる事で生まれる真の団結。心から笑い叫ぶミコ達。これぞ大団円!といった青春ホラー。
のっぺりとしてあまり面白味のない展開が全て伏線だったと感じていた分、より感動深く涙が止まらなかった。
ミコ、ウィンク下手かよ。
うまくまとめていた
Amazon primeで鑑賞
アニメ第1期は観てました。(2期があるのかはわかりませんが)
映画はアニメと同じ所までのお話です。
アニメの霊は、グロテスクな化け物として、気持ちわるく描かれていたり、最初のうちは霊をスルーする事ばかりで、盛り上がりにかける事もあったので、実写映画化はどうなるのかと思いましたが、結構いい仕上がりになっていて、面白かったです。
霊も一般的に描かれる幽霊で、人に近い感じだったので、観やすかったです。
他にもアニメと設定が違う所も少しありましたが、全然気にならなかったです。
原作を知らなくても、アニメを観てなくても、ホラーが苦手な人でも楽しめると思います。
みこを演じる原菜乃華が可愛かったです。目が大きい(笑)
アニメとはビジュアルがちょっと違うけど、ユリア役のなえなのも、似合ってました。
遠野先生役の京本大我は、本人とキャラが違いすぎて笑ってしまいましたが、エンディング曲の中でキレキレダンスを披露してて、それだけでも見る価値あるかもです(笑)
ラストは家族愛がいっぱいで、心が暖かくなります。
生きてるうちに、たくさん話ししたいですね。
原作を映画向けにアレンジした原菜乃華を楽しむ映画
ナメてかかると、嬉しい反撃を食らう傑作。
可愛い女子高生に囲まれて、なんだか楽しいライト・ホラー
ある日突然、霊が見えるようになった四谷みこを原菜華が演じる学園ホラーです。
小技が効いてて、小さなエプソードが連続して次から次へと起こるので、
なんか引きずらて楽しくお終いまで見てしまいました。
小学生の霊・・・
肩に手を掛ける緑色の手・・・
教室の空き席になぜか座っている霊・・・
理由はほとんど分からない。
特に産休で担任の代わりに来た遠野先生(京本大我)のお母さんの、呪縛霊。
なんで取り憑いているのかボーツと見てたら、意味わからなかったです。
ただ心筋梗塞で最近亡くなった“みこ“の父親(滝藤賢一)の霊には、
会いたかったのだから、これはラッキーなことですね。
父親とみこのケンカの原因が、冷蔵庫に入れておいた“みこ“のプリンを
勝手に食べられたこと・・・これって結構あるある、ですしね。
見えると子ちゃんも、悪くないかも‼️
ラストは学園祭の出し物の《お化け屋敷》で楽しく締めてて
好感度高かったです。
全317件中、41~60件目を表示













