見える子ちゃんのレビュー・感想・評価
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ちと残念
原菜乃花ちゃん主演に期待してました。中村監督の脚本演出にも。原作読んでますが、原作とかなり違う作品に。それが面白くなる方向なら良かったのですが、なんだかぼやけて平坦なお話と演出に。
菜乃花ちゃんはかわいいけれど、強張った表情のアップばかり多すぎだし、画面が単調。
何より、キャラをもっと立たせて欲しかったな。
登場人物がイマイチ。
例えば親友のハナは生命エネルギーに満ちたもっと分かりやすい元気で健康的な(ちょっとふくよかな?)コが良かったのでは。先生も怪しさ満点の原作キャラの方が個性あったし…
幽霊達も映像からまさにボヤけてて、インパクト弱い。原作の不気味な幽霊のインパクトが無い。
まあ、ストーリー上の都合なのかもだけれど。
会長は良いキャラだったけれど、要はお父さんと被るしね。どんでん返しも、この手の話でまあよくあるとも言える展開だし。
単純に原作のおかしさ、怖さ、スリルや緊迫感をもっと普通に描いてればもっと面白かったと思う。
地味で印象残らない作品になってしまった感じ。
なぜか号泣(笑)
シックスセンスの設定パクリ?
違和感の正体
よく出来てた。
原作は前半くらいを知っているレベルで鑑賞。
観に行こうか迷ってましたが、原作ファンの辛評以外、結構評判が良いようなので、鑑賞して来ました。
結論。よく出来たストーリーでした。
そりゃ原作ファンからすれば、"なんか違う"となるでしょうけど、ジャパンホラー的には単発映画として、原作風味は残したまま、そこまで激怖ホラーにせず、マイルドに仕上げられてる。
漫画やアニメみたいに、都合良くオバケや霊を実写映像化なんて、余程の予算がないと出来ないし。
リアル激怖なのは"ドールハウス"みたいな作り方のものでないと。
しかし、この"見える子ちゃん"はストーリーは良く考えられてた。演技も悪くなかったし、ハズレだろうと思わせておきながら、いい意味で期待を裏切る、休日に嫌な想いをしない良い映画でした😌
見終わって、霊に抱く「いとおしさ」。
「見える子ちゃん」という題名からして、ホラー映画をベースにした軽いコメディタッチの作品だと想像できる。大体その通りなのだが、細部まで丁寧に作り込まれた良い映画であり、見方によってはとても心に残る作品になると思う。
大半の霊は、ぼんやりと光り、顔などははっきりしない、いかにもそれらしい姿で登場する。得体のしれない不気味感がとてもよく出ており、コメディ映画でなければ十分に怖い。これらの霊は存在するだけ(地縛霊?)であり、人に悪さはしない。その他にも、恨みを持っていて、人に取りついて悪さをする霊や、生きている人と全く外見は変わらなくて会話も普通にできる特別な霊も登場する。この霊の描き分けがストーリーの面白さに活きている。
突然霊が見える世界に放り込まれてしまった女子高生みこの奮闘が描かれている。あちこちにいる霊を「見えない」ふりをするみこがとても面白くて可愛らしい。怖いと思うから関わり合いにならないようにしようとする気持ちはあるだろうが、霊が見える変な子、気持ち悪い子と思われたくない普通の女子高生の感覚なのだろう。この感覚が、映画をとてもポップなテイストにしている。
みこを中心に、親友のハナと写真部のユリアの三人の関係性がとても面白く描かれている。ハナは元気すぎるので、生命エネルギーが大好物の霊を引き寄せてしまうらしい。ハナを心配したみこが、除霊に奮闘する姿も健気である。ユリアは小さい頃から霊が見える、その界隈の専門家である。一種の霊媒師であるが、除霊の力はない(笑)。みこ達と霊の世界を結ぶ重要な役割である。
文化祭というイベントもあり、元気いっぱいに現生を生きている女子高校生たちと、死んでからも現生と関わりたい霊たちの交わりがとても面白かった(見えているのはみことユリアだけであるが)。見終わって、死者たちに優しい気持ちになれる映画でした。
娘と楽しみました!
見えるこうちゃん
夏だっ!ホラーだっ!青春だっ!というわけで年齢性別関係なく楽しめる映画でした。女優さんみんなカワイイし。男子がみんな死んでるとは思わなかったけど。とにかく夏の学園系ジャパニーズホラー最高ですっ
凄く良質な映画だった!
だまされました
ズルいけど騙された。
幽霊が見えるようになった女子高生のお話。
見る気はなかったのだが、話題に少しなったので見ることに。
面白かった。
驚かすところはしっかり驚かす。冒頭小学生の幽霊とかちゃんと怖い。
学園コメディ交えつつテンポよく話が、展開し飽きない。
所々ある違和感。
共学ぽいのに女子だけのクラス、生徒会長の違和感(芝居が下手すぎるが)、家族の空気感。
最後とオチの為の違和感の積み上げはお見事でした。
父親と、生徒会長含む男子高校生の見え方違うのはズルい。コレは気づかない。
久間田さんの生命エネルギーに溢れてる。は説得力ありすぎる。この女優さん初めて見ましたが、素晴らしかったです!
主人公は幽霊が見えるだけ。この弱い能力が、除霊に至らない感じが弱いので、ラストの除霊のカタルシスは弱め。
エンタメとして面白く見えました。
シンプルに原菜乃華のファンムービー
と言うか、ハイクオリティのSpotted作品、的な。
中村義洋さんの脚本監督作品と言うことで、綺麗にまとまってます。クオリティも高いし、観ても後悔は無く。若い女の子がワサワサ出て来るので、心地悪いはずもありません。ヒロインの顔面どアップも各所にあります。
あー配信を意識しての画の作りだよなぁ、とか。あーやっぱり、シックス・センスの影響はでかいよなぁ、などなど。物語には、全く関係の無い事ばかりが、脳裏をよぎるんですけどw
早川千絵監督のルノワールが外れ臭しかしないので、あえて、パス予定だったコッチにしてみた。
原菜乃華ちゃんが、ふっくらしたまんまなのは、地味に気になってます。無限ファンデーションの時って、ガリで細かったよね、確か.....
映画としては纏まってるが、普通のホラー
単体の映画としては、そこそこな出来です。
脚本も、伏線を張りつつ、しっかり回収して、最後にどんでん返しもあり、なかなかよく出来てます。
単体の映画として見たら、見て損はないレベルです。
ただ、原作漫画を読んだ上で、実写化映画として見ると、別の感想が出てきます。
原作は、「理解不能、対処不能、故にひたすら見えてないふりをするしかない恐怖」なのですが、
この映画では「怖いけど、理解できるし、対処できるから、なんとかしよう」なのです。
更に、主役の恐怖の表情で、観客にも恐怖を感じさせる映画になってるのですが、女優の恐怖の表現がのっぺりしてて、単調に感じます。
最初に書いた通り、決して出来は悪くはないのですが、
原作漫画の根源的な理解不能な恐怖に比べてしまうと、ペラッペラに感じてしまい全然怖くないですね。
ちなみに、どんでん返しの伏線の方は、原作を読んでればだいたい予想がつくレベルです。
まあ、可愛い女優さんたちが頑張ってますし、実写化としてはそれなりなんじゃないですかね。
綺麗にまとまったアイドル映画
ちょっとぉ、男子ぃ
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