見える子ちゃんのレビュー・感想・評価
全316件中、201~220件目を表示
期待値30点→総評60点
漫画原作邦画としてはアタリの方!
全然怖くないオバケ出てくるだけで、ホラーというよりも学園ドタバタモノなので、ハナちゃんぐらい怖いの苦手な方が楽しく見られるかと思う。
漫画原作邦画ってあたりハズレ激しいけど見える子ちゃんはあたりの方!
ネタバレ厳禁言いすぎて、作中の伏線とかは結構気付きやすいかも。気付かない方が「えー!そうなのー!?」って、より楽しめるから、ネタバレの類を見る前に楽しむのがオススメ
舞台挨拶中継で全然喋らせて貰えない山下幸輝とか、中継あること舞台上がるまで全然わかってなくて監督に言ったよ!て言われてる京本大我とか、ほそちっちゃい可愛い原菜乃華とか大変良かったですw舞台挨拶では見えない謎のプレッシャーを感じて言葉につまる場面も。
エンドロールも楽しかったから、最後までしっかり見よう!
無視って良くないよね。うん。あと、たきとうさんにちょっと泣かされた。
ウルトラB級スター映画
最初に申し上げておくと、泉朝樹先生作の原作漫画は未読であることをご承知いただきたい。
この映画はB級映画だ。(おそらく)天気をカラーグレーディングによって操作しているし、あらゆるところで低予算感が目立つが、ショットや編集も、特撮・視覚効果も、音響や演技も、全てが非常に丁寧で、見事にストーリーと世界観が成立している。もちろん原作の骨組みが良質であったこともあっただろう。
この映画は原菜乃華映画だ。主演の原氏によってこの映画は成立している。原氏の魅力が本編にずっと出ていてそれだけでこの映画は成立するし、それが無ければ成立しない。例えるなら、ジェイソン・ステイサム氏が主演を飾る映画のようなものだ。
このような映画は魅力的なスーパースターが一人いれば、映画は成立していることを教えてくれるし、実際今作はそんなスターの魅力を余すことなく出せている。
原作漫画とはかなり違います
心霊描写があと一歩かなあ。
原作未読です。
心霊系のYouTubeとか好きでよく観るので、怖いもの見たさ?で鑑賞しました。しかし!こういう興味本位なスタンスが霊を怒らせ、最悪悪霊に取り憑かれたりするんですよね・・・と俄かな心霊知識を披露してみました!
さて・・・あることがきっかけで、霊が見えるようになってしまった主人公の四谷みこちゃんの奮闘記って感じでしょうか。ちょっと端折りすぎですね(笑)。
みこちゃんのクラスメイト(女子クラス)が親友のハナちゃんはじめとても個性的で、そのやり取り見てるだけでワチャワチャと楽しくなったりしました!学祭の出し物が抽選?で決まっていき・・・結果として当初誰も望んでいないような出し物になるってのもリアルなのか、お約束なのかよく分かりません(笑)。
上記の通り全体的にコメディタッチで緩い雰囲気なのですが、怖いところはしっかり怖がらせようとする演出です。
ただ、その見せ場の特殊効果、心霊描写が全体的にに安っぽくリアル感?があまりないので、コメディと心霊的怖さとのギャップが作り出せずに、全体的にB級感ばかり目立ってしまったみたいです。
最後は家族の絆でホロっとさせてくれます。その部分は良かったんじゃないでしょうか。
では。
ホラーのようでパロディのようで…実際は!
想定以上の出来のよさ。というか、ナメててすみません
公開前から見るつもりはあったのですが、どちらかというと魅力的な若手キャスト陣目当てでした。
しかし、実際に拝見してみるとキャスト陣の良さはもちろん、内容もかなりよくできている作品でした。
ネタバレ厳禁の作品だと思うので、最大の見どころやサプライズは書けませんが、しっかりと楽しめる一本の映画であることは間違い無いです。
ライトなホラーです
予告編の雰囲気からコメディーのようなホラーを想像していましたが、時折入ってくる真のホラー部分とのギャップが楽しくて、最後まで飽きることなく観られました。最初のシーンでなんとなく感じた違和感とか、大団円後に伏線がいくつも回収されていて、全然気づかなかったのであぁそう言うことだったのかと納得。そういう楽しみ方もあります。
ハナちゃんは飢える子ちゃん
アニメと原作試し読み程度で鑑賞。
キャスティング段階でキャラを似せる気がないのは察してたが、ここまで変えてくるとは…
ミコは速攻で叫ぶし、霊の造型は普通の人型だしで、冒頭から別物として認識した。
しかし別物としてもかなり雑。
挙手のくだりがしつこい上に誰かが両方に挙げてる可能性を考慮しない導入。
1回目は正の字だったのに2回目は数字で得票を板書するのも違和感。
昼食は何故か自席で一人で食べる。
緊急搬送を遮ってダラダラ話したり、倒れてるユリアに駆け寄りもしなかったり。
ラスボスは色々やった末に無視しただけで消滅。
「ミコちゃんだから助けてくれたんだよ」って、日頃からお参りしてたでもなく、七五三やっただけで?
そもそも神様が助けてくれた描写あったっけ??
男子生徒のオチは分かったけど、じゃあ「男子クラス」って台詞はなんだったのか。
生徒会長の正体は父親とネタ被りな上に「だから何?」というもので、彼を捩じ込んだ意味が分からん。
父親の方も序盤で一人だけ食事がなかったりで隠す気あるのか疑問。
文化祭×地縛霊×お化け屋敷の件は何も解決してないし。
「思いっきり叫んでいいんだ」で締めるなら、やはり最初に叫ばせたのは悪手だと思う。
普通にゴッドマザー出して猫好き先生の話でよかったよ。
“見えない振り”も表情にめっちゃ出てるし、モノローグも薄くて残念。
見た目の悍ましさも足りず、話しかけても何一つ起こらず、霊が恐いものという描写ゼロなんですが。
(会長の存在でそもそもルールが崩壊してるし…)
女の子たちはみんな可愛かったけどね。
エンディングで京本大我パートだけワイプが大きくなって、あぁやはりタレントファン向けなのだな、と。
一番怖かったのは遠野母(生前)です。
見える
ライト過ぎだか、上手く面白く良く出来た映画
原作ファンでも大丈夫です
オリジナルキャラが発表された時点でまた原作改変かと不安しかありませんでした。
一番の不安はオリキャラとの恋愛要素を入れてくるんじゃないかと思ってましたが、これから観に行こうかと悩んでいる原作からのファンの方安心して下さい。
大丈夫です、観に行きましょう!
原作ファンの私でも十分楽しめる内容でした。
映画化にあたり削除されたキャラクターや設定変更、マイルドになった霊など少しあれって言う所もありましたがうまく1本の映画におさめたなと感心しています。
少し泣けるいい映画だと思います。
ただ神社のシーンはありますがあの2体のキャラは出てきません、そこだけは残念でした。
観た人ならわかると思いますが2回目観たいと思わせる映画です(笑)
ちょっぴり泣ける見える子ちゃん
ポップな感じのホラー映画
いろんな付箋があります
霊が見える菜乃華ちゃんの親友が
霊に取り憑かれやすい体質の、りんくまちゃん。
なえなのちゃんは霊が見えないと言っていたが、生徒会長と仲良し。
先生の除霊が終わったと思ったら、すべてのネタばらしが始まります。
父親は他界していて、しかも女子校。
ヒロイン3人共可愛いので、良きです。
予想外の良さ。
ホラー苦手な方にお勧め
霊がそこに居るのは転生を待つまでの暇つぶしで、彼らに存在価値を与えてしまうのが生きた人間の業なのだと思う
2026.6.9 イオンシネマ久御山
2025年の日本映画(98分、G)
原作は泉朝樹の同名漫画
ある日突然、霊が見えるようになってしまった女子高生を描いた青春ホラーコメディ
監督&脚本は中村義洋
物語の舞台は、群馬県桐生市の茶臼山
そこにある高校に通う四谷みこ(原菜乃華、幼少期:奈良澪)は、ある日から突然、霊のようなものが見えるようになっていた
街角に少年の霊(木下瑛太)を見てしまったみこは、彼に気づかれてしまって、追いかけられてしまう
いつしか家に取り憑くようになっていたが、彼は何をするでもなく、ぼうっと突っ立っているだけだった
ある日のこと、親友でクラス委員のハナ(久間田琳加)の肩に「青い手」のようなものを見つけてしまう
ハナはいつも以上に旺盛に食事をし出していて、さらに強かったくじ運にも翳りが見えてきた
そんな折、除霊に興味を持ったみこは、オカルトチャンネルの言葉を信じて、ハナを地元の神社に連れていくことになった
一緒に鳥居をくぐると、霊はハナの体から離れて、鳥居のところで足止めをされてしまっていた
その後、みこは学校のいろんなところで霊を見るようになり、その様子に気づいた写真部のユリア(なえなの)が近づいてきた
彼女は「霊が見える」と公言している生徒で、さらに生徒会長の権藤(山下幸輝)までもが絡んでくることになった
権藤は、かつてこの学校は崩落事故が起きて、50人以上の人が死んだと言う
そして、死んでいることを理解していない地縛霊がたくさんいると続けた
文化祭で起こった悲劇で、その日は彼らの命日になっていて、近づくに連れて活発化してくる、と言うのである
映画は、文化祭を中心に描き、新しい担任の遠野先生(京本大我)に憑いている霊との戦いが描かれていく
オカルトホラーにありがちな謎の能力者というのは登場せず、ユリアがそれっぽいことをしても効果がない
最終的には「霊を無視する」というこれまでにはなかったような解決策が提示され、それを実行に移す様子が描かれている
そしてさらに、物語は2段階のサプライズを用意している
一つ目はパンフレットや予告編をじっくり見るとわかるもので、二つ目に関しては映像の隅々まで見ていないとわからなかったりする
全ての伏線がキレイに収まる流れになりつつ、霊に気づいていながらも無視することで日常を戦ってきたみこの母・透子(高岡早紀)の選択も良いと思う
彼らが無視をしても霊はそこに居続けるのだが、元々の邪念のようなものが消えていくのは「浄化」と言えるのかもしれない
はっきり見える霊には「存在価値と行動原理」があるのだが、それがない霊はうっすらとして見えている
遠野の霊に関しては、母・典子(吉井怜)の怨念がありつつも、遠野自身がそれを受け入れている部分があったのだが、それがみことの関わりの中で「ダメだ」と気づくのも良い
そこから小鳥の話を合わせる遠野は、まるで自分に言い聞かせるように「巣立ち」の話をするのだが、これは彼自身も母親離れをしていなかったことの表れであり、彼自身のその性質が母親を悪霊化させている部分があったと気づいたのだろう
霊が具現化するのは、見える人が存在理由を与えるからであり、それをしないさせない方法というのが「無視」という行動になる
だが、居てはダメと言うものではなく、去りたくなるまでいても良いよ、と言うニュアンスはありだと思う
その世界が心地よくても、いずれは転生のために成仏する時が来る
それまでは、名残惜しさを否定することなく、そこに居続けても良いのではないか、と感じた
いずれにせよ、一風変わったオカルトホラーで、うまく青春映画と組み合わせたと思う
さらにありがちな展開ではなく、納得感のある解決方法になっているところもあって、オカルトに論理が入っているところは面白いなあと思った
自分の心象風景が見せるものとはよく言ったもので、それが可視化できる人も居れば、魂を感じている人もいる
その代表がみこの母であり、彼女には夫(滝藤賢一)は見えていないけど感じている
そして、それを感じられるからこそ彼女は頑張れるのだと思うので、彼はあのまま家族の中にいて、何もしなくても良いのだろう
そう言った意味においても、霊がいる世界というのは実は幸せな世界なのかな、と思った
全316件中、201~220件目を表示








