「単なるホラーでなく学園コメディとして楽しい上に、本格ホラー表現と伏線回収が面白い。」見える子ちゃん ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
単なるホラーでなく学園コメディとして楽しい上に、本格ホラー表現と伏線回収が面白い。
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霊が見える女子高生四谷みくは、それらを無視しようとするが、文化祭を控えた高校では、次々に奇妙な事件が巻き起こる。
学園ホラーコメディ。
脚本・監督が「残穢 -住んではいけない部屋-」の中村義洋ということで安心して観れます。
学園ホラーコメディなので、話は文化祭を中心に、青春しているところが楽しい。
基本は笑って観ながらも、霊が走って追いかけて家まで来たり、話しかけてきたりするホラー描写は本格的で、不気味でゾッとします。
親友がとりつかれるたびにひたすら食べまくったり、メインとなる産休補助教員の母親の描写も怖い。
そんな中で、父親がのとぼけた味わいが滝藤賢一の好演でほっとする。(目を合わせてもらえないのが悲しいけれど…)
堀田茜演じる産休する教師も、いかにも生徒に好かれている感じが良く出ていて好演。
さらに、山下幸輝の「昭和風(ぎり平成)生徒会長」が微妙な「時代感」のあるイイ味出してます。
そして、特にまさかの2段オチが面白いながらも、大勢が死んで突然のことだったので、本人たちも気づいていないとか、弱い存在なので学園からは出れないなど、細かい点も考えられていてる点がとてもイイです。
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おつろくさんのコメント
2025年6月8日
共感ありがとうございます!
最初はホラー要素多めだと思って鑑賞していましたが、途中からの違和感に気づいて「こりゃ伏線回収あるな」と考えていたら大当たりでした。答え合わせのためにもう一回観に行きたくなりました。
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