見える子ちゃんのレビュー・感想・評価
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主演・原菜乃華に対する圧倒的な信頼感
決して非の打ち所がないとは言わないが、青春>ホラーに振り切っていることが清々しい、観ていてとても気持ちのいい映画。全般的な演技の技量は、最近の若手に「みんな上手いよなあ」と感心してしまうレベルよりかはちょっと劣る気はするのだが、それも適材適所のキャスティングでカバーされているし、主演の看板を背負った原菜乃華はさすが。特にお化け屋敷のシーンの「原菜乃華の表情を映していればこの場面は成立するのだ!」と宣言するような堂々たる撮り方が素晴らしく、作り手の主演女優への信頼って大切だなと改めて。そしてお調子者でも過度にポジティブでもネガティブでもないフラットな主人公像も好感触でした。
コピペ、設定破綻、低予算、子供騙し映画。
ホラーが好きな事からアマゾンプライムで視聴しました。
原作は読んでいません。
私の第一印象では、この映画にはシナリオに大きな欠陥があります。それが、作品全体の崩壊に繋がっています。
以下にネタバレが含まれます。
作中には、災害により死去した男子学生の霊たちが登場します。また、その際に死亡した生徒会長の男子学生の霊も登場します。彼らの存在が大きな欠陥なのです。
この男子学生らは、「主人公が通う女子校が設立される前に、この土地で災害により校舎が全壊して50人の死者が出た」という出来事で亡くなったといいます。これはおかしくないでしょうか?
それほどまでの死者が出るレベルの災害ならば、毎年のように追悼セレモニーを行っているはずです。引っ越ししたばかりでもない、入学したての一年生でもない高校二年生の主人公は、その災害を一切知らず、初めて聞かされて驚きます。あまりにも不自然です。
また、生徒会長の男子学生はセリフの中で「昭和と平成の中間」に学生だったと述べています。
百歩譲って、戦前や戦後間もなくの木造建築の校舎ならばわかりますが、精密な耐震・耐火基準が設けられた1990年前後の鉄筋コンクリート作りの校舎が「全壊」するでしょうか?この作品の舞台は恐らく群馬県です。津波はありません。校舎の立地も、風景の映像から見ても大きな山などはなく、土砂崩れもありません。そもそも、教育施設を建てる基準はかなり厳しいです。地域住民の避難所にもなるので、被災の恐れがある土地に建てられる事はまずありえません。
千歩譲って、内陸部の平地で未曾有の災害があったとします。たった35年前の大きな災害を主人公が知らなかったとします。しかし、そんな土地に再び女子高を建築するでしょうか?
災害リスクの観点から見ても被害者遺族の心理から見ても、このような土地は追悼公園などになると思います。
まだまだ不自然さがあります。一万歩譲って、女子高を建てたとします。しかし、この女子高には「旧校舎」が登場します。(主人公達のクラスの文化祭の催し物が決まらず、過去の文化祭用の飾りを見るために登場人物たちが向かいます)
おかしくないでしょうか?35年前に、男子校が全壊している場所に女子高を建てたのに、なぜ旧校舎が建っているのでしょうか。この旧校舎はいつ、何のために建てられたのか。「災害で校舎が全壊して50人が死亡した」のではないのですか?設定が破綻しています。
十万歩譲って、2025年に三代目の新校舎が建ったと仮定しても、あまりにも不自然です。災害の直後にすぐさま二代目の校舎を建て、建ってから数十年で旧校舎にして、三代目の新校舎を建てますか?全てにおいて、おかしいです。
この設定の雑さに腹が立ってきます。現に、東日本大震災では津波により小学校の校舎が全壊して、生徒教職員含む84名の命が失われた実例があります。もしもこの災害被害を元ネタにしているのなら、あまりにも浅はかで不謹慎です。
この映画には「災害で死亡した男子学生は地縛霊となり、学校の敷地内から一歩も出られない」「賑やかな文化祭につられて活発になるが、自分達が死んでいることを実感して悲しい表情をする」という設定があります。
実際にあった災害死亡事例を元にしていたとしたら、遺族に対して非情な設定・演出です。フィクションのホラーのために、実在する被害者を連想させる演出は不快です。
災害を題材にすることはタブーではありませんが、題材の重さに対して扱い方があまりにも雑で、怒りがこみ上げます。
ここからは私の勝手な推理です。
原作を読んでいないので詳細はわかりませんが、人から聞いた話では原作漫画とは大きく設定が変えられていると聞きました。新任の男性教師にまつわるエピソードが大幅にカットされているそうです。
男性教師の役者は、人気男性アイドルです。そのために、アイドルのイメージが悪くなる内容をカットした。その代わりにアイドルの見せ場になり、若者にウケが良くSNS映えするダンスの要素を加えた。
しかしダンス要素はホラーとは相性がとことん悪い。ホラー要素がスカスカになってしまっために、別のホラー要素を追加する必要があった。
そこで、1999年の超有名ホラー映画「シックス・センス」から安易なコピーアンドペーストをした。「主人公の父親が家族から疎外されていると思わせて、実は死んでいた」というエピソードをぶち込んだ。そうしたら、今度はあまりにも「シックス・センス」のオチに偏り過ぎてしまった。
このままでは二番煎じと言われてしまうため、「共学と思っていたら実は女子高で、周りの男子学生は全員幽霊でした」という無理矢理なオチを思い付いた。
その理由付けに困り、「1989年から1990年頃に校舎が全壊する大きな災害があり、男子校の学生が50人死亡した」という、シナリオの根幹から崩壊するレベルのお粗末な設定をくっつけてしまった。
また、この「シックス・センス」からコピペした設定も破綻しています。主人公の女子高生は「ある日突然、幽霊が見えるようになったが、全力で幽霊を無視する」というのがこの作品の特徴だったはずです。
しかし一年前に過労で突然死した父親を、いつ頃から見えるようになったのかを明確に描写していません。見えるようになってから父親の霊に驚いた様子も描写されていません。
もしも父親が死亡してまもなく見えたならば、一年前から見えている事になるため、「ある日突然見えるようになった」にはならない。
もう既に幽霊が見えていたなら、高校二年生になった現在で遭遇する霊たちを「全力で無視する」という必然性もなくなる。
ここが本当に意味がわかりません。
そもそも父親のエピソードは必要だったのか?男子学生が校舎全壊で死亡したエピソードは必要だったのか?疑問符しか浮かびません。
ついでに言うと、女子高生の描写も不自然です。なんだか、平成中期の女子高生のような雰囲気です。「イケナイ太陽」の令和版MVみたいな世界観で、令和7年やアフターコロナの現代の空気感が全くありません。
アイドルや売り込みたい女優のイメージアップのため内容が空洞化して、エピソードを長引かせるため名作ホラーからのお粗末なコピペと穴埋め、そのために多くの人々が亡くなる災害を軽視するような雑な後付け設定。それらを上回る魅力もなく、ただただ不自然なシナリオ。
改めて、1999年の映画「シックス・センス」が見たくなりました。この映画の存在価値はそれだけです。低予算の子供騙し映画です。全くおすすめしません。
怖さに走った演出じゃなくてよかった!
青春!
割と面白く見た
これはネタバレはありかなしかの記述が必要なやつ。
ホラー系では ちょっと新しい感じだった。
機内視聴だが Amazonプライムでダウンロードしてのやつ
気楽に見られるエンタメの必要性を感じた。
案外ホラー
後半がしっかり盛り上がってくれる。
というかそこまでが盛り上がらない。原さんの愛くるしさくらいしか見るとこがなく、そう言う意味だと主役の役目をきっちり果たしてくれる。
とにかく静かで…BGMが流れてくれない。音楽監督全然仕事しねえなぁなんて思ってたけど、後半に温存してたようだった。
ある日、突然「霊」が見えるようになったJK。
なんちゅうか、鳴らないBGMと合間って間延び感が半端ない。日常を映すと言えばいいのだろうか。変哲のない時間が相当続く。怖くもないし盛り上げもいまいち…こりゃホラーコメディみたいな感じかと溜息をつくと、後任の先生が来てから潮目が変わる。
そうそう、コレコレ。
なので鑑賞後の後味は悪くない。
父親や会長など二段構えのオチもあって、まとまりもいい感じだ。
日常を描きつつ異物を放り込むってのは何気にバランスも取りにくいのかもな、なんて事を思う。
戦略としては「無視」というスタンスなのだけど、心の声とかリアクションとか、戸惑いと困惑をもっと出してくれても面白かったかなぁとは思う。
いわゆるホラー映画の新視点みたいな感じもして、興味をそそられた。
クライマックスの男子生徒が切ない
とても面白い
主人公のみこの表情やリアクションがすごくおかしくてかわいいのだけど、中盤からシリアスな展開になって見られなくなる。神社の鳥居をくぐるだけで除霊が済むなど、スーパーパワーを使わずとても地に足のついている感じがいい。
あの学校にいた男子たちが悲しい。お父さんも切ない。
小2の娘に「おっかないお化けがでる映画を見たけど、あなたはおっかなくて見られないだろうな」と話したら、娘が
「私好きなお化けいるよ」
というので
「なに?」
と聞くと
「ゆーれい!」
と言った。とても自慢げに言っていたので、どっちも同じだよと思ったが指摘しなかった。
青春学園ギャグホラー?
何かと話題になってた本作だが、VODで配信が始まったので視聴。
面白い!
この映画、絶賛するほどではないのですが全体バランスがとても良い作品。
ある映画評論者が「全年齢型ホラー」と表現したがまさにその通りで、ホラーでありながらコメディ要素が非常に高く、大人から子供まで家族全員安心して見られる作品に仕上がっている。
幽霊の描写もあえてぼやかして描くことで怖さを抑えつつ、異質なものという雰囲気を出しているのが良い。
いちいち説明臭いシーンもあるが、それが嫌味になっていない。
主演の原菜乃華さん良かったですね。
シリアスからコメディーもこなすふり幅の広い女優さんで素晴らしい。
少し前だったら志田未来さんの立ち位置かな?表情も豊かで好感が持てました。
共演された久間田琳加さん、なえなのさんもそれぞれ個性的で良かったですね。
京本大我さんも陰気な先生役がハマってました。
そして最後の伏線回収も良いですね。
某映画のパクリじゃんと言われているようですが、ちゃんと作品にうまく取り入れて昇華させてるんだから別に良いじゃないですか。
笑いどころあり泣き所ありかわいいあり怖いもあり、
とにかく作品全体に嫌味が無く、最初から最後まで楽しく見ることが出来た。
見て損なしの良作です。
クライマックスが最高
ラストで心がほっこりするとは思ってもみなかった
原作のコミックを知っていたので、実写化されてどんな感じなのか知りたくて、Amazon Prime Videoで鑑賞。
物語の概要としては、突然ある出来事をキッカケに霊が見えるようになってしまった、女子高生の四谷みこが普通の生活を送るためにとった手段が見えないフリをすること。見えることが霊にばれると、何が起こるか分からないため恐怖に怯えながら平静を装って無視していく。しかし、親友のハナに霊が憑りつかれることで、ハナの様子がおかしくなり病院へ搬送されるが意識が戻らないため、ハナに憑りついた霊を祓うため奮闘するという内容。
鑑賞前は、ホラー的要素が強いのかと思いきや、どっちかというと青春ムービー的な感じで恐怖感はほとんどなかったのでホラーがダメな人でも安心して見ることができる映画。
内容も、原作とは違う面もあるが充分楽しめる映画で良かったし、ラストでは家族の絆も描かれていて、特に滝藤賢一さん演じる父親の真守が良くて心がほっこりしました。
意外なラスト
怖さなし
学校祭のお化け屋敷的な青春ムービー?
あんぱん、波よ聞いてくれを見て、原菜乃華さん推しになりました。あんぱんが終わってしまったので視聴。
ラストシーン近くのパピコを食べながらの会話シーンは原菜乃華さんの演技力、魅力が爆発してました。
お話の主軸となる3人の女の子がとても魅力的でエンドロールの会長もカワイイ。
若い人が出てる映画に有りがちな棒読み感等はほとんど感じませんでした。それどころか役者さん全員の演技力がこの映画の面白さを底上げしていました。
ツッコミどころは有りつつもちゃんと背筋がゾッとしたり、笑ったり、ホロリとするところもあり、見た後は清々しい気持ちになれました。
「見えるの?」とか言ってきて最初は怖い幽霊たちも主人公が幽霊に慣れていくように見てる側もそれに慣れていきます。
そこに現れる謎の存在がミステリー要素をプラス。そして明かされる衝撃の事実!は確かにありがちなものでしたが、おまえらもかーーーい!ともう一つビックリ。彼らは幸せなのか不幸なのか…
学校祭のお化け屋敷の様に少し怖いけれどどこか温かいそんな映画でした。
気になる点が2つ
映画内で数々の謎が解かれる中一つだけ残された謎が
あの女の子はなぜ「祭」と書かれただけの板であんなに感心してはしゃいでいたのでしょうか?笑
エンドロールにみとれていたらAmazonPrimeビデオ設定でエンドロールが飛ばされてしまう事態が発生。
あの設定オフにできないのかなぁ…
全347件中、1~20件目を表示











