ショウタイムセブンのレビュー・感想・評価
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現場の臨場感たっぷり
体験型試写会だったので、感覚マシマシにはなっていたかと思うけど、とても臨場感があったな。ニュース番組はフィクションではなく実際に起こっていることを、世の中に伝えていくので、情報のスピード感は大事なんだろうけど、それを伝える側になったら1秒を争う時間との戦いなのが伝わったわ。
すごく時間に管理されてるんだなあと思った。
あと誰がニュースを読むべきかとか考えたことなかったけど、同じ記事でも読む人によって伝わるものが違うのはなんかわかる気もする。人気キャスターさんには、伝える力があるんだろうなと思った。
看板キャスターから顔が出ないラジオ番組で燻ってた折本が、突然降りかかった事件の火の粉に野心メラメラで対応してく様子にハラハラしながら、二転三転していく物語がどこに着地するのかわからない謎と恐怖にいつのまにかに巻き込まれていたよ。
韓国版が原作らしいので、そちらも観てみたい!
阿部寛さんと吉田豪さんで4になる
登壇する際、最後まで犯人は出てこなかった所
その気遣いは良かった
元になる香港ノワール(テロ・ライブ)は良い意味で本当に目を覆う終わり方だが
日本のは「いかにも」日本らしい終わり方だった(そこも良かった)
正直女性キャスターの金切り声と竜星涼はいらない
パフュームはかわいいけど、さらにいらない
その辺を切り捨てても面白かった
国民投票はグッときた
よって★4です
阿部寛映画だ!
ニッショーホールでのジャパンプレミアにて鑑賞!
監督、出演者による舞台挨拶もあり、非常にワクワクした気持ちで鑑賞でしました。
「韓国作品“テロ、ライブ”」
の日本リメイクって事で良いのかな?
「テロ、ライブ」のほうも見て違いなんかを見比べてみたくもなる、ぎゅっと詰まった緊張感ある展開が魅力的な一作。
本作98分なのは「テロ、ライブ」に合わせたのかな?
98分の作品内で2時間の番組をやるって詰め込みっぷりだけど、その分間伸びすることなく、刻一刻と進む展開に焦らされるような緊張感があった。
「視聴者投票」
テレビの視聴者投票を使った展開があるが、大抵ロクな結果にはならないというか…
「グッドモーニングショー(2016)」もそんな展開あった気がする。
遊び半分で投票する人も多いとは言え、匿名でボタンひとつで投票できるからこその冷酷さというか…
「阿部寛映画!」
他にもめるるやPerfumeの三人やら出演者はいるものの、基本的に阿部寛で満たされている映画!
犯人も最後しか姿は出てこないし、阿部寛好きなら必見だろうね!
「エンドロール演出」
ラストのエンドロール演出はせっかくの演出な感じはあるけど、なんだかそれまでの緊張感と突きつけられたものから急に冷めてしまうというか…曲は悪くないと思うけど…
Perfumeがたしかに本人役で出てたけど、あの出演だとあんまり出演してる感なかったなぁ…
「サクッとみれておすすめ!」
本作サクッとみれる尺に対してとても充実感を感じられる一作なので、長時間映画をみるのが苦手な方にもおすすめしやすい作品かな。
またメディアを見るときの自分の目線や立ち位置ってものを再認識させられる感じもある。
ラストの展開からのセリフは余計な事言うなよ…って感じもするが、最後だから言える本音でもあり、多少なりともみんなも感じていることを阿部寛の目力あるカメラ目線で言われてなんとも、複雑な気持ちになったり…
中身の詰まった作品だと思うけど、何が残念って2025年1月現在の現実のテレビ業界がこの作品のテレビ業界がやや霞むくらいどうしようもない感じになってる事かな…
そう言う意味ではある意味リアルな部分もある作品なのかもだけど、なんかタイミング悪いと言うか…
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