遺書、公開。のレビュー・感想・評価
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序盤の大量失点が無ければ、大傑作だったかも
興味あるキャストがほとんどいないので、パスしても良かった良かったが、今週は他に目ぼしい作品が無かったので消去法で観賞。
【物語】
新学年になり、クラス替えが行われた直後のある日、灰嶺学園の2年D組の生徒と担任教師のスマホに「2-D序列」が届く。 そこには担任教師・甲斐原誠(忍成修吾)含めた25人に対して1位から25位まで序列が示されていた。
ただそれだけのことだったが、生徒たちはその順位が頭からはなれないまま学校生活を送ることになる。半年後序列1位でクラスの中心に君臨していた姫山椿(堀未央奈)が突然校内で謎の自殺を遂げる。彼女の葬儀の翌朝、生徒達が登校するとクラス全員の机の上に、姫山がそれぞれに宛てた遺書が置かれていた。
クラス全体が動揺する中、ある生徒の提案で姫山がなぜ死を選んだのか知るために自分宛の遺書を一人ずつ読み上げることになる。遺書が本物かどうかさえ半信半疑の中で、「遺書」が一通ずつ読み上げられる度に、姫山を中心としたクラスの人間関係が徐々に明かされて行く。
【感想】
最後まで観ると、幾重にも重ねられたストーリー構造に感心した。
が、高評価する気になれないのは、冒頭の展開がお粗末過ぎたから。
タイトルになっている「遺書を公開する」ことが本作の肝であるのに、生徒たちが「なぜそんなことをすることになったのか?」の説得力が無さ過ぎ。故人が自分に宛てた手紙を無条件に他人に聞かせる、公の場である学校の教室で、しかも教師も居るホールームで。普通に考えればあり得ない提案だ。 仮にもっと真っ当な提案だったとしても25人いれば反対する人が必ず出てくるのが世の常なので、「この成り行きなら誰も反対できなくなる」と納得させる展開が絶対必要だ。
あまりに簡単に「遺書公開」が決まるのを見て、
「ああ、この作品ダメだ」
「やっぱり観なきゃ良かった」
と思った。公開が始まってからも生徒役の大袈裟な演技を見せられ、野球で言うなら序盤の大事なところで致命的なエラー、後続の打者にも連打を浴びて3回までに大量失点。負け試合をシラケて眺めているようなガッカリした気分になった。
ところが、意外なことに中盤以降持ち直す。大抵の場合、序盤がダメな作品は最後までダメダメなので、これは想定外だった。 「真相が最後まで分からない」という焦らせる展開ではなく、数人読んだところで、
「あれ、こんなにあっさり種明かし?」
と思わせるのだが、実はそれだけで終わらずその後の展開でどんどん真相は深く掘られて行く。エンディングも
「うっ!!」
となるような、トドメの一撃が用意されている。このストーリー展開は見事だ。原作を読んでいないが、原作は大傑作なのでは? あの導入部の脚色さえ練れば、映画としても大傑作になったかも知れない。
役者的には経験の浅いキャストが多いため、中盤までは「ちょとなあ」と思う演技が散見される中で、終盤にターンが回る志田彩良、宮世琉弥、吉野北人はおっ!と思わされた。中でもキャリアを重ねている志田彩良はさすが、1つ抜けていた。終盤の重要な展開を担うの3人生徒にこの3人をキャスティングしたのは正解。
尻上りにどんどん引き込まれただけに序盤の失点があまりに痛いが、そこだけ我慢して観れば、なかなか見応えのある作品です。
この作品 選んで正解!!
面白いんだけど端折ってるトコあるよね!?
自殺するクラスメイトから始まった、犯人探し。誰なんだろ、こいつがアヤシイな…とか考えながらつい真剣に観てしまう映画。クラスの生徒はみんな、なかなかの演技力。主演であろう吉野くんが良い意味で地味な感じに思える、他のメンツの個性の強烈さ。気付いたらあっちゅーまに時間が流れていました。
★良かったところ
・キャラの個性が立っている。
・ビジュアルが良い人が多い
・エンドロールかっこいい
エンドロールは曲もカッコイイけど、イラストもカッコイイので凄く印象に残る。エンドロールだけPVとして配信してほしいなぁ〜
★イマイチなところ
・不登校の子が家に来た名取を見て、なんであの人いるの!ってビビってたので気になってたのに何も語られず終わった。
・自殺の動機がちょっと無理矢理感ある。
時間なくなって端折ったのかな?だとしたら残念。
結末はちょっと意外な感じだったので、気になる方は是非観ていただきたい。
1位なのに1位だから1位のくせに
スクールカーストと裏の顔
承認欲求の成れの果て
いいねがたくさん欲しい
再生回数がたくさん欲しい
有名になりたい
認められたい
褒めて欲しい
……1位になりたい
いや、実際なってみなさいよ
大変よ?
ということを、
若い子にはわかってほしいかな
と、いう映画かな?
前半はとてもつまらなくて
こりゃ駄作かな、と思いましたが
意外や意外
後半に行くにつれ深い話になっていきましたね
高石あかりさんの演技力が
ずば抜けています
これから益々楽しみです
人間観察
遅くなりましたがこちらをレビュー‼️。
昨年末から予告編が面白そうでいざ鑑賞したら良作でした、一部残念の感じがしたところもあるがまーその辺は若い方も多いので良し(笑)。
物語のクラスに新学期早々に謎の順位がつけられる。しばらくして一位の子が自○して亡くなり先生込みでクラス全員に届いた「遺書」を毎日のホームルームで数名ずつ公開していく。
最初は意気揚々と仲の良い友達やら彼氏やらから読んでいき一見何の変哲もない楽しかったみたいな事を伝える内容かと思いきや遠回しの嫌味ではないのか❓など色々な考察が出る中、そもそもの順位をつけたやつは誰か❓遺書を配った奴は❓など自○の原因は誰にあるのか❓みたいな事を中盤までは進めてたかな〜🧐。
そもそも順位つけたやつの人間観察力すごいな、一部情報収集してる部分もあるがそこまでして「遺書」を渡して、一位の子の葛藤をわかってもらいたかった感もあるのかな❓。
やはり最後のシーンを思い出して思うが何がしたかったのかイマイチ分からなかったけど、人間観察しながら自分が仕掛けたことで周りが動いてるの見て楽しんでたのかな❓ある意味サイコなのかな❓。
っと否定的な事は多いが、見てて順位の理由や内容、「遺書」を配ったやつの理由や仲良しは表面だけの奴らとか見てて最低な奴らもいたが(物語上の設定で仕方ないが(笑))、物語には引き込まれて面白く鑑賞できました😊。
配信されたら再度見たら見方が変わって見れるかも☝️。
志田彩良ファイヤー!
「ドラゴン桜」から志田彩良に
注目している。大好きな女優さんだ。
「ベイビーわるきゅーれ」からまさか
NHK朝ドラの主役になるなんて!
それだけ高石あかりは芝居が上手い。
そこに
元乃木坂46の堀未央奈
「仮面ライダーギーツ」の星乃夢奈、青島心
最強グラビアクイーンの菊地姫奈
これだけのキャスト!
観に行かない理由がない!
(すまん、女の子しか焦点にしてない💦)
しかし冒頭の“順番に遺書を見せ合う”という
本来ならあり得ないルール的段取りや
これは演劇か?くらいオーバーリアクションの演出に
不安がよぎった……のも束の間、
全てのチープと思われるポイントを
「東京リベンジャーズ」の英勉監督の演出と
もはや説明のいらない鈴木おさむ脚本が
ちゃぶ台返ししてくれました!
めちゃくちゃ面白いし、個々のキャラが魅力的!!
あくまでも、映画というレールの上の話ですよ!
だからツッコミどころはスルーして下さい!
「あぁ、やっぱりな」と「おお!そう上行ったか!」
という2色の感情を楽しむことが出来ました。
観終わって「いやーー、面白かった!!」って声に出たよ!
エンディングもカッコいい!!!
そして
志田彩良。
本当にたまらん。
最高の役。
また惚れた。
わざとらし過ぎます。
ラストまで展開を予想できなかったので良かったです!
美談で終わらせて欲しかった捻りすぎたラストは星1つ減点
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時間: 都道府県によって異なります
2025年映画館鑑賞13作品目
2月2日(日)イオンシネマ石巻
6ミタ0円
監督は『ハンサム★スーツ』『ヒロイン失格』『前田建設ファンタジー営業部』『ぐらんぶる』『妖怪人間ベラ』の英勉
脚本は『ラブ★コン』『ハンサム★スーツ』『新宿スワン』『ラブ×ドック』『名刺ゲーム』の鈴木おさむ
粗筋
舞台は私立灰嶺高校2年D組
何者かによってクラスの生徒たちがいきなりランクづけ
なぜかそれに従う生徒たち
1位の生徒が自殺する
各生徒の机にそれぞれ内容が違う遺書が置いてあった
ホームルームの時間を利用し内容を公開しあって自殺の真相を究明する話
ロケ地は埼玉県立三郷工業技術高等学校
三郷市だから都内からわりと近い
金町駅から降りたらあちらが三郷でこちらが松戸で目の前はソープランド「ゴールド」(現在は閉業)
僕は学校カーストとか若者のメッカとか東北のニューヨークとかそういう言い回しが嫌いだ
ストーリー展開として仕方がないが公開が序列順じゃない
普通は序列順だろ
だがそこはそうはいかない
髙石あかりという緊張感
『バトルロワイヤル』の栗山千秋を彷彿させるが死人は出ない
彼女の演技が余熱となって緊張感が続く
兼光ほのかの顔芸が脂っこい
嫌いじゃない
むしろ大好物
ネットで調べたがプロフィール写真的なものは全くの別人
印象が全く違う
役作りでだいぶ仕上げてきた
存じ上げなかったが今後の活躍に期待したい
柊と周の件好き
配役
自殺する序列1位の姫山椿に堀未央奈
椿の幼少期に津久井有咲
椿の彼氏で序列2位の赤崎理人に松井奏
椿の親友だが実は椿のことが大嫌いな序列3位の御門凛奈に髙石あかり
椿の言動に疑問を感じる序列4位の笹井夏月に上村海成
学級委員長で序列5位の大島由梨に川島鈴遥
上位は3位までだと椿に主張する進行役で序列6位の沖正彰の荒井啓志
間違いから椿の成績を知ってしまう序列7位の横山嵐に松本大輝
親友を疑う序列8位の栗原瑞希に星乃夢奈
サバサバした性格で椿を劇の主役に推薦する序列9位の熊田碧に榊原有那
担任教師だが序列10位の甲斐原誠に忍成修吾
チリチリでオレンジでお調子者な序列11位の三宅雄大に藤堂日向
椿に演技指導する序列12位の菊地姫奈に森本蘭
少女漫画のような恋に憧れる序列13位の茅野鞠華に大峰ユリホ
体育祭のリレーで2位だった椿を責めた序列14位の津島航に阿佐辰美
噂好きでリアクションがうざい序列15位の谷地恵に兼光ほのか
金髪で16位の千蔭清一に宮世琉弥
椿とは1年からの友人で序列17位の相畑詩帆に日高麻鈴
前髪でおでこを隠している思わせぶりな序列18位の名取恭四郎に大東立樹
電車好きな戯れた19位の池永柊夜に吉野北人
柊夜の幼少期に松野晃士
絵を描くことと人間観察が好きな序列20位の廿日市くるみの志田彩良
椿を委員長に推薦する序列21位の峠谷陽茉莉に金野美穂
赤崎に遺書を奪われる序列22位の沢渡しずこに鈴川紗由
モールで盗撮した喋り方にクセがある序列23位の黒瀬蓮司に浅野竣哉
不登校だったがついに登校した序列24位の絹掛愛未に青島心
屋上で煙草を吸っている序列25位の山根裕基に楽駆
椿の母に近藤奈保希
椿の姉に芹澤雛梨
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