勇敢な市民のレビュー・感想・評価
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スガンとんでもなく悪い奴でしたね。
なのに、最後まで真っ向勝負を希望するなど、何か単純に憎みにくい人でした。かっこよかったし。被害者ももう一つ感情移入しにくく。
前半は、先日起きたある事件を思い出して、腹が立って仕方がなかった。
正義が勝つ、あるいは悪い者が罰せられる世の中であって欲しい。
1人の生徒を守る為に立ち上がった女性教師のアクション映画。 本年度ベスト!
予想を遥かに上回る見応えのある作品だった!
笑い、泣き、感動に加えアクションシーンも多くあり大満足!
違和感ある作品のタイトル。
主役のソ・シミン(=市民)の名前を被らせた感じで納得(笑)
ある高校で正規雇用を目指す女性教師のシミン。
その高校では生徒のスガンを頭したグループがジニョンを執拗にイジメる展開。
イジメのやり方がハンパない!
ジニョンが虐められる理由があるんだけど、それにしてもイジメが酷すぎた。
スガンはある理由により先生をはじめ生徒も手を付ける事が出来ず皆、見てみぬふりをする中、シミンが立ち上がろうとするストーリー。
教師のシミンが素性を隠すためネコのお面をかぶり、ジニョンをイジメるスガンに立ち向かって行く姿が良かった。
戦いの時の「猫踏んじゃった」のBGMが微笑ましく印象的(笑)
圧巻は高校の学園祭でシミンとスガンがリングの上で対決するシーン。
高校であんな試合を公式にするとは思えないけど迫力ある試合に引き込まれた!
シミンを演じたジン・ヘソンさん。
つい最近観たインフルエンサーの作品の役と違い、メッチャ強いボクサーを演じる姿に圧倒された!
「かかと落とし」が格好良い!
ラストのある学校の面接のシーン。
シミンの鞄に入っているグッズも最高だった。
密かに唐揚げ屋のデリバリースタッフのアルバイトの高校生が良い仕事をしていた感じも良かったです( ´∀`)
小市民ではないソ・シミン!
予告は目にしなかったように思いますが、他作品を観た後に時間があり、最終上映回に間に合ったので、公開2日目に鑑賞してきました。この日の6本目の鑑賞ではありましたが、睡魔に襲われることなく、最後まで楽しめました。
ストーリーは、いじめ・校内暴力なしを掲げる高校に赴任してきた非正規雇用の教師ソ・シミンが、いじめと暴力によって学校を陰で支配する生徒ハン・スガンの存在と、スガンの標的となっている生徒の苦しみを知り、正規教員となるために波風を立てないようにと思いつつも、持ち前の正義感から見過ごすことができず、猫の仮面で正体を隠し、スガンの悪行を阻止するために戦いを挑むというもの。
冒頭からテンポがよく、コメディ要素をしっかり取り入れ、ストーリーも非常にわかりやすくておもしろかったです。そこに、シミンの背景、父との絆、ジニョンと祖母の関係、正規教員への道などの要素を盛り込んで、物語に奥行きを与えているのもいいです。
単純なコメディに終始することなく、熱くこみあげるものを感じるシーンも多く、思わず目が潤みます。中でも、シミンが自分に言い聞かせる、「何もしなければ何も起こらない」という言葉のダブルミーニングが秀逸です。前半は、正規教員になるために「揉め事には首を突っ込まずに見て見ぬふりをしよう」とするのに対して、後半は「行動を起こさなければ現状は変えられない」と、真逆の意味で用いられます。この対比が実に鮮やかです。
そして、なんといってもシミンのキャラが抜群にいいです。おもしろさ、強さ、粘り強さ、優しさ、正義感を兼ね備え、そこに加えて美しすぎない顔立ちが絶妙なバランスでいい味を出しています。さらには、小市民(ソシミン)という名前も最高です。
そんなシミンがスガンに挑むクライマックスも見応えがあります。スガンに抑圧され続けてきた生徒たちが声を上げる姿やシミンの渾身のファイトに思わず目頭が熱くなります。ラストは本当にスッキリしましたが、欲を言えば、スガンの取り巻きやバカ親たちもまとめて吊し上げてほしかったです。
主演はシン・ヘソンで、振り幅の大きい演技でシミンを好演しています。脇を固めるのは、イ・ジュニョン、パク・ジョンウ、パク・ヒョックォン、チャ・チョンファら。中でも、イ・ジュニヨンの憎々しい演技が作品を盛り立てます。
もっと圧倒的にやっつけて欲しかった
2025年劇場鑑賞22本目。
エンドロール後無し。
ポスターのイメージから法廷ものかと思ってたら全く違って藤沢とおるの仮面ティーチャーでした。
いじめの主犯格が多額の寄付をする親の子供というのはよくある話ですが、警察に通報してもダメというのはかなり絶望的状況。そこに赴任してきた非正規雇用の女性職員がオリンピック代表一歩手前まで行くが親の借金のために断念した天才ボクサーとテコンドーの使い手で・・・という話。
もちろんこの後いじめっ子と戦う事になるのですが、実力差があるにはあるんですがそこまで圧倒的でもないのがなんかすっきりしないんですよね。そこが満点にはできませんでした。コメディと呼ぶには陰湿すぎるし。
異常な
不良でしかも強いという学生を、最初は正規雇用してもらうために我慢していた教師が、いじめられていた学生からのヘルプにより正義のヒーロー(ヒロイン)になります。不良がどうしようも無い奴なので、最後の戦いは痛快です。
韓国あるあるストーリー
韓国あるあるストーリー。でも、単純で、面白かった。
ネコの被り物に、にゃーおの鳴き真似も良かった。
あれ、何て言うんですか?踵落としで合ってますか?シン・ヘソンの足が、綺麗に真上に…180度開脚してたの、すごかった。
このポスターのシン・ヘソン、もっと可愛い人なのに、ちょっと残念。そして、イ・ジュニョン、ニコニコとしたカワイイ子なのに、こんな嫌な役できるほど、演技が上手くなったことに驚きでした。
My Hero
韓国のWEB漫画原作の作品という相性の良し悪しが顕著に現れるなーと思いましたが今作は当たり側でした。
正義と悪がバチバチにやり合い、溜まったフラストレーションを解き放つ瞬間が気持ちよく超韓国エンタメに仕上がっていました。
正規雇用を目指すソ・シミンが学校の悪ガキと対峙するといった感じの作品で、かなり陰湿ないじめの様子が展開されるのは中々にハードでした。
スガンという生徒が親が権力者なのをいいことにやりたい放題しており、いじめも暴力もしまくりで擁護のしようのないクズだったのは清々しかったです。
罪の意識を感じないクソ野郎ですが、スガン自身もめちゃくちゃ強いのもあって誰も逆らえない状況がうまいこと作られているなと思いました。
ただ一回拘置所送りにされたのちもっかい復学して学校通ってるのはなんでだろうと思いました。
それでこんな騒ぎを起こしてるんだから親も親だなと思いました。
いじめる理由も面白いからという煩雑なものですが、いじめる側の人間って動機は快楽のためなのかなと思うとゾッとしますし、ついていく子分たちも子分たちだなと思いました。
イ・ジュニョンのクソ野郎っぷりがうますぎて嫌いになりそうでした。感心しまくりです。
シミンも早い段階で目をつけられつつも、ボクシング選手だった過去を活かして牽制をかけてみたり、教育委員会に報告もしたりするけれど、そこはスガンの親にねじ伏せられるし、上司にも口止めさせられたりと散々な目に遭いつつ、ようやく覚醒の瞬間を迎えてから一気に加速していきます。
とにかく強いシミンが猫の仮面を被ってスガンたちを襲撃していくのも爽快ですし、それに対してしっかりやり合うスガンもお見事でした。
キンパくんがスガンを殺そうとするところを防ぐところもとても良かったですし、それをきっかけにさらに飛躍していくシミン、大人の成長が見れるのが好みな展開でテンション上がりました。
終盤のボクシングの試合は胸熱でした。
晴らしても晴らしても晴れないフラストレーションを全開放してくれる気持ちのいいボクシング、技と技の殴り合い、素顔をさらけ出しての真っ向勝負と少年マンガのような熱い展開の連続にやられました。
つい先日観た「#彼女が死んだ」では闇の深いインフルエンサーを演じたシン・ヘソンが今作ではゴリゴリのボクサーをやっているのも強烈なギャップがあってとても良かったです。
しっかりと法で裁くというところまで辿り着きましたし、自分自身も教職に就けたりと自力で掴み取ったりとシミン頑張ったな〜と感動させられました。
強いていえば子分たちにも何かしらの罰があれば良かったのに…と思うのは意地悪ですかね。
映画として見応え満載でしたし、テンポの良さも相まってジャンルミックスしまくりでも全く問題のない快作に仕上がっていました。
これは原作も気になっちゃうやつでした。
鑑賞日 1/17
鑑賞時間 13:45〜15:50
座席 I-3
このパターンは
コイツをシミンがぶっ飛ばさにゃあ気持ちが収まらない
正規雇用のために見て見ぬふりを強いられるシミン。
「あーもうシミン、みんなのためにも正規は諦めてスガンをぶっ飛ばしてしまえー」と何度も思ったが、ミシンは自制する。
あー、ホントにもどかしい。
サイコヤローのスガンはパパが検察のお偉方、ママが弁護士で、親の威を借りて教師も生徒も逆らえない。
刑事事件にして法律で裁かずに、シミンがスガンをぶっ飛ばしただけでは根本的解決にはならないと思う。
だけど、とにかくシミンがスガンのヤローをぶっ飛ばさないことには、見てる方も生徒も教師も気が済まない。
そういうわけで、学園祭のリングでシミンがスガンをボッコボコにしたので、生徒も教師も僕も溜飲が下がってヤレヤレである。
見る前は、生徒と教師のコメディだと思っていたが、かなりシリアスだった。最初は学園を牛耳る生徒を凄腕の教師がバトルでねじ伏せる展開かと思ったが、そんな単純な話ではなかった。
韓国映画もドラマもほとんど見てないが、設定や展開をイロイロひねってくるところがきっと韓国映画らしいのだろうなと思った。
猫踏んじゃった
【”何もしなければ、何も起こらない!”今作は元ボクシング金メダリスト候補だった非正規雇用女性教師VS極悪男子生徒を描いた校内暴力&苛め撲滅促進映画である。あーすっきりしたニャア。】
ー 今作の様な、アクションコメディを作り上げてしまう韓国映画は、矢張り幅広く奥深いモノであるという事を再認識した作品である。-
■父親の借金返済のために元ボクシング金メダリスト候補だったソ・シミン(シン・ヘソン)はいかさま試合を呑み、そのまま非正規雇用の女性教師になる。
赴任した高校では、親の七光りで学園を牛耳る悪辣な苛めを繰り返す極悪高校生スガン(イ・ジョニュン)が教師も含め、全面的に支配していた。
最初は部長のジェギン(チャ・チョンファ)から見て見ぬふりをしていないと、学園財団に大きな影響力を持つスガンの馬鹿母により、正規雇用にならないといわれ我慢するが苛められっ子ジニョン(パク・ジュンウ)と二人暮らしのキンパを売って糊口を凌ぐ祖母への仕打ちを見て、ソ・シミンのファイターとしての気持ちが燃え上がるのである。
◆感想<Cauion!内容に触れています。>
・序盤は、しおらしく教師をしていたソ・シミンが、極悪高校生スガンの非道な行いを見て猫の面を付けて立ち上がる所から、非常に爽快な展開となって行く。
マア、スガンを演じるイ・ジョニュンのイケメンだが、悪ーい顔が奏功しているね。
・ソ・シミンが、ジニョンに対するスガンの陰惨ないじめを阻止するシーンからの、夜間野外バスケット場に、猫の面を被ってじゃじゃーんと登場し、スガンのパンチを軽いフットワークで交わしつつの、クロスカウンターパンチ炸裂シーンは、気持ち良かったニャア。
■更に決着をつけるための学園祭での、リング上での一騎打ちシーンは今作の白眉である。ソ・シミンの、まるで、ルチャリブレの選手の如きコーナートップからの回し蹴り炸裂シーンや、腕ひしぎ逆十字など関節技も次々に披露し、ロープの反動を利用してのドロップキックでスガンをリング外に蹴り出すシーンなどは、溜飲が下がったニャア。
<今作は、苛めの実態などやそれに悩むジニョンの姿もキチンと描かれており、正に勧善懲悪、校内暴力&苛め撲滅促進映画になっているのである。
あのラストシーンを見ると、次作もあるのかな。期待しているニャア。とても、爽快だった作品であるよ!>
カタルシスが足りない
猫パンチ
学校内で横行するイジメの主犯と猫面をつけて対峙する元格闘家の非正規雇用女教師の話。
表向きは校内暴力根絶優秀校と認定されているけれど、実は酷いイジメが罷り通っており、主犯が権力者の息子であることから教師も全員見て見ぬふりという有様の高校に、自殺した教師のスペアとしてテコンドー3段、合気道3段、ボクシング金メダル候補だった主人公がやって来て巻き起こっていくストーリー。
良い歳してダサすぎる主犯に、虎の威を借る取り巻きたち、そして言いなりのアホ教師と、正規雇用になりたいからと問題を避けるべく他の教師に倣う主人公という序盤。
コメディだし、それを言ったら元も子もだけれど、そんなに困っていて主犯たちを掬うつもりもないのなら、動画撮って証拠にするなりSNSに流すなりすれば、簡単に親共々沈むと思うけど…というまどろっこしさを感じること多々。
そして寧ろイジメる側が、SNS云々の話しをしているけれど、いくらこの国とはいえそういう感じになりますか?
回りくどい感じはあったし、登場人物たちの強さや性格がブレているし、途中から格闘技じゃなくてプロレスだし、情治国家万歳の掌返しだし等、気になるところは多々あったけれど、なかなか面白かった。
なんか複雑…でも楽しめる映画ではあります
ニャンタラメったらめったらニャンタラメ😹
きっちりかっきり
全50件中、21~40件目を表示