劇場公開日 2025年1月17日

「ぶちのめす爽快感」勇敢な市民 コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ぶちのめす爽快感

2025年1月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

わかりやすい漫画的な展開だな…….って観ながら思いましたが、原作はウェブトーン縦読み漫画でした。
基本ストーリーは『仮面ティーチャー』&『GTO』+『ごくせん』。
耐えに耐えた後の爆発的なファイトは、ブルース・リーやジャッキー・チェンなどの古き香港カンフー映画的なテイストも。
それをアクション女優+イケメン男子生徒揃えの、韓国流脚本という仕上がり。
歪んだ悪を徹底的にぶちのめす爽快感が強く、けっこう楽しめました。

ただ、主人公がキックボクシング+テコンドー+合気道の達人で、五輪代表候補レベルの最強のファイターという設定ながら、割と敵の凶悪男子生徒から簡単にボコボコに反撃くらっちゃって、「あんまり強くないなぁ」と、広告予告編との差に違和感があったのと。
もみ消しや嫌がらせに加担した、敵の母親の社会的信用まで失墜させる描写が欲しかったがなかった、という2点は本当に微細ではあるが不満に感じました。

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コージィ日本犬