フォトギャラリー
映画レビュー
父なる証明
雲南省の地方都市で牛殺しのパフォーマー(と表していいか分からないが…)をしている男フーが、娘を自殺に追いやった同級生少女ジー・ホンを探しにミャンマーまで追いかけて…
始まりこそ復讐心に燃える父親の“父なる証明”的ドラマだが、舞台がミャンマーに移ったのを機に、軍事クーデターで情勢が悪化し犯罪過多となっている社会事情や、現地に逃げたジー・ホンと亡き娘の知られざる関係、そしてフーの父性感情の変化など、多面的な要素を含んでいくのが興味深い。唐突な恋愛描写など「このシーンいるか?」と思わざるを得ない場面もあったが、タイトルが示すように荒々しい広大な大河は、フーのメタファーか。
血のつながらない男と娘のバディ関係といえば近作に『LOGAN/ローガン』があったが、本作のポスターアートがそれと酷似している事を鑑みても、確実に参考にしたと思われる。
コメントする (0件)
共感した! (0件)

ジョーカー
ラ・ラ・ランド
天気の子
万引き家族
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
ミッション:インポッシブル/フォールアウト
この世界の片隅に
セッション
007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
マスカレード・ホテル






