劇場公開日 2025年3月20日

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「顔は良いけど、映画としては酷い」女神降臨 Before 高校デビュー編 サースライさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0顔は良いけど、映画としては酷い

2025年4月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

恋愛映画は普段見ないですが興味本位で見に行きました。
kokiさんは流石、木村拓哉さんと工藤静香さんの子どもということもあってめちゃめちゃ美人でした。王子様二人もすごいかっこいい、眼福でした。

ただ映画としての出来がひどく、あまりにもベタベタすぎるセリフもどうかと思いましたが、「ここでキュンキュンしろ!」、「女王にムカつくだろ?」みたいなあからさまに感情を揺さぶらせようとする不自然な演出がすごく多くなかなかしんどかったです。見てる途中で感動ポルノと言われている24時間テレビを思い出したほど。

あと人間を単純化しすぎで不自然でした。
例えば、女王が廊下で鉢合わせた主人公にメンチきるシーンがあるのですが、女王の両サイドにいる取り巻きがあまりにも取り巻き、手下すぎるムーブで人間というよりキャラと言う感じでものすごく不自然でした。
人間ならプライドや羞恥心、個性があり、取り巻きにしてもあんなあからさまなモブムーブはしないと思います。
原作が漫画ということや、女王というキャラを強調したく、ああいうキャラ作りにしたんだと思いますがもうちょっとうまくできたのではないかと思います。
こういう人間を単純化して主要人物のキャラを引き立たせる演出が他にも多々あり、正直見てられなかったです。

サースライ
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