「【"成りたい自分になる事を諦めない!”今作は苛められていた女子高生がメイク技術を覚え、イケメン男子二人に好かれる話である。けれど、彼女が魅力的なのは心が優しいからじゃないかなあと思った作品でもある。】」女神降臨 Before 高校デビュー編 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【"成りたい自分になる事を諦めない!”今作は苛められていた女子高生がメイク技術を覚え、イケメン男子二人に好かれる話である。けれど、彼女が魅力的なのは心が優しいからじゃないかなあと思った作品でもある。】
ー 今作のフライヤーが、ムッチャ恥ずかしい感じだったのと、先週は観たい映画がテンコ盛りだったので、会社帰りに鑑賞。
そしたら、春休みだからだろうか、女子高生が沢山いたよ。
お休みの日に、恋愛映画を観るのは良いよね。-
◆感想
・主演女優さんは、初めて観た方で誰だろうと思いながら鑑賞。帰宅後に家人に言ったら、呆れた顔で”キムラタクヤさんと、クドウシズカさんの娘さんですよ!”と言われてビックリ!そういえば、どこか面影があるような・・。DNAって凄いなあ。
ここで、”アンタそんな事も知らなかったのかい!”と言われそうだが、私はTVを見ないので、知らないもんは知らないのである。けれども、主演女優さんは頑張っていたのだから、それで良いじゃないか、と思ったな。
ご両親が有名人だから、尚更大変なのかもしれないけれども、私はそれでもチャレンジするこの主演女優さんの姿勢は素晴らしいと思うな。
・御曹司君が、執拗に谷川さんを苛める女子二人に対し、”お前らみたいなのと、連絡交換してもメリット無い”とバシッというシーンはスカッとしたなあ。分かってるねえ、君。
人間の品は、美醜ではなく、心の優しさと素直さから生まれるのですよ。
・学校一頭が良い氷の王子くんが、スッピンの谷川さんと、ホラー映画ビデオ屋で出会った時も、彼は顔色一つ変えずに普通に話すし(素っ気ないけど)、学校の席が隣だけど、その事をクラスメイトにも言わないのである。分かってるねえ、君も。
その後、彼が谷川さんに言った言葉が良いね。
”お前はポジティブだ。” 男は最初は女性の表面的な美しさに惹かれるが、直ぐに内面を見る生き物なんですよ。”美人は三日で飽きる”と言うでしょう?
そして、彼は意地悪な女子高生たちが、学園祭の時にスプリンクラーを作動させて、谷川さんをスッピンにしても、制服で彼女の顔を隠して上げるし、場を落ち着かせるために、御曹司君は、禁じていた歌をステージで歌い、彼女の危機を救ってあげるのである。
・そして、氷の王子くんが良く学校を休んだり、笑顔を見せない理由も明らかになるシーン。谷川さんは、氷の王子くんに招かれた家で、寝たきりのお母さん(片岡礼子)の爪に、マニキュアを塗って上げるのである。嬉しそうなお母さんの顔。
・あ、もう一つこの作品で驚いたのは、佐藤二朗さんが普通の良い人で出演していた事かな。何処か、身体の具合でも悪いのであろうか・・。クスクス。
■あと、随所で説明されるメイクの話は面白かったし、興味深かったな。その人の皮膚の色で、着る服の色彩を変えると良いとかね。今は男でも普通に、メイクするもんね。
<今作は前編という事もあり、氷の王子くんと、御曹司君とバンドを組んでいたもう一人のイケメン高校男子の謎や、氷の王子くんがアメリカに住むお母さんと離婚していた裕福な父親の所に行ってしまったり、イキナリ3年後に舞台は移り御曹司君が谷川さんの事を恋人と言ったり、サー、どうなる!って感じなんだけど、後編はもっと盛り上がりそうだなあ。じゃーね。>
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