映画ドラえもん のび太の絵世界物語のレビュー・感想・評価
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のび太んパパにやられた
のび太のパパは画家志望だったのか
そんな予備知識もないままに鑑賞。
ストーリーはまぁ、おもしろい。
けど歴代最高か?それはこのみでは?
とおもってたら、最後にのび太のパパの一言で涙腺崩壊。
一気にパパのファンに。
しずかちゃん最強
40年ぶりくらいに映画館でドラえもんを観た。
完成度がとても高くて、ドラえもんだから子ども向けにアレンジされている面もあるけれど、大人もしっかりと感動できる名作に仕上げられていた。
名画の世界に入り込んだ時の表現の豊かさには、アニメならではの良さがあった。
しずかちゃんが4次元ポケットを使いこなしたら、最適なソリューションを提供してくれて安心して任せられるなと思った。ピンチの時にタケコプターではなく普通のホウキを魔法のホウキにすることで、クレアを乗せられるしスピードも上げられる。流石としかいいようがない。ドラちゃんが慌てるとガラクタとかバナナとかばかり出してしまうのはお約束でかわいいのだけれども。
敵キャラが攻撃してきたときに、自分ならひらりマントを出すかなと思っていたら、実際に出した道具の中にひらりマントが含まれていて嬉しかった。ころばし屋は思いつかなかった。これもドラえもんを観る楽しみ方の一つだ。
あと映画グッズとして、のび太が描いたドラえもんの絵のキーホルダーやクリアホルダーなどがあったら買いたかった。
AIイラスト・神絵師大渋滞の現代に
息子の春休み&新学期のバタバタに疲れ果て、悪役を怖がって途中退出のリスクを抱えながらも2時間弱静かにしてくれるなら!と息子を連れて映画館に駆け込む。
映画館で観るのは自分の小学生の時ぶり。
冒頭、ど迫力のミノタウロスに息子とともにビビりちらかすが、コミカルに逃げ惑うドラえもんとのび太に懐かしさだの愛おしさだのないまぜな感情で泣きそうになる。これはあれだ、久しぶりに旧友と再会してピョンピョンしたくなるやつ。
ドラえもん久しぶり〜!と心がほっこりしつつ、あっという間に異世界に引き込まれていく。
火山によって形成された湖の中に位置する国、アートリア"公"国。地理や歴史の小ネタみっちりで、私たちはこんな贅沢なものを子どもの頃から観ていたのか!と驚き。
途中、令和になってもしずかちゃんは入浴させられてるのか(いくら風呂好きでも入ってるとこ描かなくてもいいじゃん!)とモヤっとしたが、このシーン、後に偽物のクレアを見極めるためのエピ&クレアが絵の世界の人(水を嫌う)であることの2つの伏線になっている(たぶん)。そう、この作品、伏線の張り方がすごく上手い。アートリアブルーゲットを目論むスネ夫が女神像に祈るシーンでも、後々キーになるチョコレートや水のなんとも自然な映し方はあっぱれ!
そこから先は「絶対悪に道具と仲間でどう立ち向かうか?」というある程度テンプレストーリーにはなっていくが、盗まれた絵が後世に残るという悪側の主張は風刺が効いていて良かった。
ラスボスのイゼールは画材のイーゼルから来ているのか、ドス黒いデザインだが世界を"黒"ではなく"白"にする。これは序盤でのび太が「うまく描かなきゃ」と思い込んでいることやスネ夫たちに絵をからかわれることで「絵を描く気力を失う」=真っ白のイーゼルのメタファーなのだろうか。このあたりから息子も怖がるかと危惧したが、やはり上質な脚本は転結部分のスピードが速い。怖がり始めた頃にスネ夫が華麗に伏線を回収し解決策を見つける。ありがとうスネ夫!
絶体絶命の白の世界をカラフル世界のゆるゆるなドラえもんが救うシーンからはもうずっと感情ジェットコースター。マイロとクレアの長年のすれ違いもあまりの可愛さに椅子から滑り落ちそうになる。トドメにのび太パパのセリフである。はい最高。
映画として非常にクオリティが高かったが、それ以上に評価したいのは物語に込められたメッセージである。簡単にAIイラストが作れたり、SNSで膨大な神絵師の絵が流れてきては消えていったり、「絵」の存在が軽くなってきている現代において、アニメーションに携わる作り手から子どもたちへの想いの温かさに感動した。この作品を子どもに観せられて本当に良かった。
息子がどこまで理解できたか分からないが、他者評価なんか気にせず好きなものを好きに続けていってほしい。
疲労回復目的の鑑賞だったがうっかり長文レビューを残してしまうくらい没入してしまった。
ありがとうドラえもん。ずっと変わらずにいてね。
来年もよろしく!
前作も相当よかったが
前作の気合の入り用も凄かったが、今作は開始数秒でそれを上回るかも知れないと思わせるほど、完成度が高かった。ミノタウロスに襲われるシーン。冒頭数分で子供泣きそうなくらいの大音響と令和最新の作画技術により、映画として普通に上質な迫力ある場面に仕上がっている。そして、それが終盤までずっと続く!
序盤の見どころといえば、数年ぶりに復活したOPだろう。さまざまな絵画を通して(ここも見事なのだが)、最終的に漫画のコマからドラえもんたちが出てくる構図となっている。これは多分劇中出てくるさまざまな偉大な絵画と、ドラえもんの漫画が同列に扱われている証左で、我々目線からすると目頭が少し熱くなるネ。
中盤からの小ネタもワクワクする。「チンカラホイ」やパトボールなど懐かしく思う言葉、秘密道具がかず多く出てくる。「時空ホールや水レンガを使った伏線回収も見事で、また、安直にそれを回収するでもなく直前に一度クッションを挟んで緊張感を生み、その上でしっかりと回収してゆく。終盤の中弛みもなく、終始楽しめる映画だ。
何より……クレアとマイロがすごく良い。「マイロが絵ばっかりかまけて自分に向いてくれないから絵が嫌いなクレア」と劇中言っていたように「大好きなものを大好きだって思いながらクレアを描くマイロ」。これはもう実質100分の尺を使った2人の告白劇と考えるべきであり(早口)時空に引き裂けなかった2人を仲を裂けるものなどこの世に存在しない。
登場人物も多くを語りたいが、一旦ここまで。
……あ、サンドイッチマンのお二人が声優としてで来るんですが、コレが本当違和感無くてお二人声優の才能あると思いました。特に伊達さん。
絵を描くことの尊さを思い出せた
友人に連れられて観に行った。ドラえもんたちが名画の中に入っていく映像がおもしろく、それだけでも観た価値があったと思う。
そして、作中のテーマとして挙げられる「良い絵とは何か」という問いに対してのアンサーが素晴らしかった。私の歪んだ価値観を少しだけ変えてくれた。個人的な話になってしまうが、私はこの2年間、美大受験のために絵を描き続けていた。技術的な上手さが無ければ、大学に合格することはできない。私はそのうち、「上手い絵=良い絵」と思い込むようになった。
しかし、のび太の父やマイロが語る良い絵とは、思いのこもった絵なのだ。「絵のコツを教えて」と聞いたのび太に対して「大好きって思いながら描くんだ」と語ったマイロの純粋さに、何か大切なことを思い出させられた気がする。ここのところの私は絵の楽しさだとか、あたたかさだとかを度外視してしまう傾向にあった。愛情にあふれた絵を描くマイロとのび太をみているとなんだか泣きそうになった。
設定や展開の粗は目立つが、それよりも大切なものがこの映画にはつまっていると思う。
過去10年で最高の出来
現中学生で、2017年「カチコチ大冒険」が思い出の作品です。
正直、あまり期待はしていませんでした。
しかし、カチコチ大冒険以来8年ぶりのOPテーマから始まり、メイン視聴者層の心を掴むギャグ要素もありました。そして何より、ドラえもんらしいやや難解なストーリーとバトルシーンに拘りを感じました。
テレビで拝見したここ3年のドラえもん映画は起承転結の「転」がなく、完全な子供向けにシフトチェンジしたという印象がありました。
しかし今回は、それらの要素が過去の水準まで戻り、なおかつストーリーがかなり練られていました。
個人的には、思い出補正の強いカチコチ大冒険を超え、2009年「宇宙開拓史」、2011年「鉄人兵団」などと同等のクオリティまで到達していると感じました。
古いドラえもんファンほど刺さる作品だと思います。コロナ禍でドラえもん映画から離れてしまった私のような皆さん、今年は是非、映画館に帰ってみてください。
確かに今回は当たり作品でした‼️
観に行く予定はなかったのだが観たら結構良かった‼️。
ユートピアが私の中でハマらなかったから避けてたけどたまにあたりもあるんだね😊。
昔にあったドラビアンナイトにて「絵本入り込み靴」があったが今回はただの絵の世界に入るライト「はいりこみライト」を使い絵の世界に入り冒険する物語。
1番良かったのが時間軸が夏休み期間とありのび太は絵の宿題にパパを描こうとするが上手く描けなくてイライラ、しかしこちらは伏線でその後冒険舞台になるアートリア公国にて出会う「マイロ」に好きな物を好きに描く的な事を教えてもらいその時は親友の「ドラえもん」を描く(まーこれが可愛くのび太タッチで描けてんだが(笑))、この絵がラストのキーになるが、このドラえもんがまた可愛いかった☺️。
なんだかんだ世界を救い最後にドラえもんの絵を見たパパは描いた人の大好きな気持ちが伝わると学生時代に画家を目指したパパさんからの一言やのび太がドラえもんを大好きに思う気持ちが伝わって少しウルウルしました🥹。
他にも良かった点はあるがまさかドラえもんの話で「さようならドラえもん」以外で感動させられるとは、歳を重ねて本当涙腺が緩くなったな〜☺️と感じるがネタバレにもなってはしまったがこの作品は私はここが凄く良かった✌️。
後半切なくて少し怖くて、ハッピーな結末。
全体的にはファンタジーで、良い作品だと思いました。前中間はおもしろくて、アクションもあり安心して楽しんでいたのですが、後半は、珍しく微量のホラー要素が入ってて、切なくて、ずっと泣けてしまいましたが、安心して下さい。最後はハッピーで回収されています。
しかし、やはりドラえもん、の道具は便利だなぁって改めて思いました。時間の往来ができると言う事の便利さ…こんな事が、皆んなできちゃったらと思うと、それも怖いけど。
見て後悔しない作品だと思います。
予想外のボロ泣き!
OPからセンスよき。
最近のドラ映画は寝落ちしちゃうというのが軽い悩みでしたが今回のは大当たり!
とてもおもしろく泣ける所も多々あり。
正直眠くなるところはありつつもテンポの良い展開で回避。
鈴鹿央士の声優はなんだかなーと感じ。
でもポンコツなタイムパトロールという設定が声的には合ってた!一人で潜入捜査するもんなのか?!とか疑問はありつつもご愛嬌。
ハラハラ展開もあり気付けばボロボロ泣いてました。
近年で1番の良作品なのでおすすめしたい。
のび太の描いた下手っぴドラがめちゃかわいい。グッズ出して欲しい。
久しぶりにドラえもんに満足
ドラえもんの映画って、いろいろなテーマがいっぱい詰まっているのにストーリーもまとまっていて本当に素晴らしい。勇気、正義、それに何と言ってもドラえもんのび太の友情。
絵が下手なのび太にマイロが「好きだって気持ちで描けばいい」ってアドバイスすると、のび太が描いた絵がやっぱりドラえもん。その絵が最後にみんなを救う展開もわかっていながらうれしくなります。
大人的には、イゼールが水に弱いなら、お天気ボックスで雨を降らせばいいのでは、と心の中で思ってました。
あと、オープニングのフェルメールの「牛乳を注ぐ女」が、ジャイアンの「ジャイアンシチューを注ぐジャイアン」になっていたので笑ってしまいました。
後半は非常に練られてて見所満載
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ドラが出した絵の中に入る道具で、遥か昔に絶滅した国へ。
そこで王女のクレアらと仲良くなる。
その国では絵が盗まれる事件が相次いでた。
で一人の青年をマークし捕まえようとするが、
その青年は善人、というかタイムパトロールだった。
善人面やから早々に分かってもてたけどなw
でいかにも悪党面の家来がやっぱり犯人やった。
未来から絵や宝石を盗みに来たのだった。
でコイツのせいで絵の中の怪獣が出て来て暴れ出す。
大苦戦し、ドラを含むほぼ全員が石化されてしまう。
万事休すと思いきや、のび太は絵の中のドラと会う。
そこで授かった道具を使い、見事に勝利。
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毎春恒例おっさん一人でドラ映画。何と10年連続達成!
子供連ればっかやが、そんなの関係ねー!おれは見る!
ただ開始前から眠くて、開始早々に寝てもうたわ。
1時間くらい、何度も寝たり起きたりしてた。
でも後半は目が覚めた。敵が出て来たからな。
去年も寝てもて、その理由は敵がいなかったから。
やっぱり敵のいないドラ映画は眠くなりがちw
ただ後半は見せ場の目白押しで、涙腺崩壊。
特に今回はジャイアンの活躍が目立ってたな。
板に噛みついてでも落下するまいとする姿なんかは、
まさに男・武の生きざまを見た感じやったな。
逆にスネ夫が今回は全然活躍せんかった。
もしかしたら寝てた間に活躍しとったんかも知れんけど。
あと出来杉くんも時々は出したってや~。戦力なるでー。
強過ぎるラスボスもモーゼステッキで決着かと思いきや、
想像を上回る強さで失敗、さらに手を尽くすのび太たち。
最後は絵の中のドラの力を借りるなんて、
ホンマによう練られたシナリオやなと思った。
この絵の中の、失敗作みたいなドラはやたらカワイイ。
人間、歳をとると頭が硬く、感動力が弱くなっていく。
ドラ映画で泣けんくなったらヤバいと思ってる。
今回もしっかり泣きじゃくれたから安心したわ。
ただ前半で寝てしまうあたりは老化かも知れんなあ。
もっと少年のようにワクワクしながら見たいものやが。
ドラえもんの映画の決定版
私はドラえもんの映画は中盤で仲間になった人物と対峙したり、語り合ったりするシーンがお決まりのようにあり、軽い伏線回収で締めるような起承転結がはっきりとしたごく普通な映画だなと思ってました。しかし今年のドラえもんはその順路を通りながらも常に想像の上を行く内容でした。
まず、opから微笑ましい内容でドラえもんの良さを感じました。その後のクレアやマイロとの出会いの部分やのび太とマイロが2人で絵を描くシーンなど今までのドラえもんと同じような感じの進みで「まぁまぁいつものね」と言った感じ。(クレアが可愛いぐらい)だがその後の物語の展開は予想を裏切られてばかりでした。ドラえもんの映画でメタルクウラ並みの絶望を感じましたよ笑
また、ひらりマントでの全力防御やジャイアンの男前など映画の人気な部分を全て寄せ集めたようなシーンの数々。まさかドラえもんの絵が鍵になるなんて、、その後のチャイが消えるシーンで悲しくなった後のまさかのクレアの消滅。ドラ映画特有の終盤の別れのシーンですが「またね」ではなく「さよなら」という別れは非常に稀な気がします。驚きと感動を両方体験した後のクレアの復活は安堵しました(若干無理矢理な気もするが子供向けだしな)そしてラストののび太のパパのシーン。
のび太のパパは昔画家を目指してたという事前知識があったせいか号泣してしまいました。
ドラえもんの映画で友情を超えて愛情を感じれるとは、、、
最後に、本当に素晴らしい映画でした。時空云々で内容が分かりづらいという意見がありますがそこはドラえもんの映画として本質的に重要な部分ではないと思います。戦闘シーン含め今まで見たことがあるドラえもんの映画で1番見応えがありました。よって星5とさせていただきます。
良くも悪くもいつものドラえもん
冒険あり、秘密道具あり、友情ありの
ドラえもんの良さが詰まった映画。
ただ、私には昔の映画ドラえもんのようなワクワクはあまりなかった。
何が足りないのかといわれると、、、すぐには思いつかない。
いろいろ考えた結果
「冒険心」ではないかと思う。
ぱったりと忘れてしまった子供心を呼び覚まし、「のび太いいなー」と思わせてくれるような体験を期待していたが、そこまで届かなかった印象。
要素は散りばめられていたのにうまく届かなかったのがもったいない。
演出や心理描写の工夫でもっと感動できたのかもしれない。
最高傑作
息子と2人で鑑賞してまいりました
わたし個人の大長編No.1は日本誕生です
あのかぶ?大根?のごはんが子どもの頃から羨ましくてずっと憧れていました
今回の作品
カブを植えるどころか、言うだけで美味しい食事が出てくるクロス…驚愕です!!
息子の今のところの将来の夢が【画家】ということも有りまして迷わず観に行きましたが、本当に面白く大満足でした。
オープニングの2人が逃げ回る描写も今の時代だからこそ観ることができた作画だと思います。
随所の色彩や、油絵風のタッチ、ゴッホやムンクのオマージュ等などワクワクと心躍る2時間でした。
他の方のご感想にもありましたが、ある役の声優さんの棒読み感。
大人の私の耳にはキャラクターの声としてはプロとしてと思うと違和感がありましたが、息子は全然お構い無し。
むしろ、その役が一番のお気に入りになって自宅で描いていましたね(笑)優しくてかっこよかったと。
上手に絵描くよりも大好きな気持ちで描く
上手に声を当てるよりも大好きだと思って表現する
通ずるものがあるのだと思います。息子の心に【かっこいい人】と残してくれたことに感謝です。
私は剛さんがかっこよかった♪
OPのドラちゃんがかわいかった
ドラえもんの映画見るのは4年半ぶり。最近のやつ見てないけど、ラジオとかで「今年の映画ドラえもんは面白い!」って言ってたから観に行ってみた。
絵の中に入るっていう設定が面白かった!ストーリーは面白かったけど、何となく先の読める展開で驚きとかがなかったので、そこがちと残念やった。あと、適と戦うシーンでドラえもんが色々4次元ポケットから頑張って色んなひみつ道具探して戦ってたけど、もうちょっと適した道具なくない?とか思った。スモールライトでちっさくしたりとか、、、。
冒頭でのび太とドラえもんがミノタウルスから走って逃げているシーンで2人の速さは同じなのに、足の短いドラえもんとのび太の歩く間隔が同じで足を漫画みたいに回転させてなかったのが謎やった。そこもちょっとこだわって欲しかったなぁ。
あと、朝一から見にいったけど周りはちっさい子連れたファミリーばっかりでちょっとだけ恥ずかった。後ろの子がたぶん興奮して何回かめっちゃ前にのめり込んで椅子を叩いてきたけど、大学生が見るもんではないので、なんとも言えない気持ちになった。。。夕方はガラガラっぽかったので、次回ファミリー映画見る時は参考にしよう。シネアドでやってたけど、今年のクレしん映画はインドが舞台っぽくておもろそうやった。
そういえば、こんなに混んでる映画館久しぶりやったなぁ。いつも10人くらいしかおらんのに、、、。公開から約3週間経ってるのにへいじつにも関わらずいっぱい人がいて、ドラえもんの凄さを後から実感。
ドラえもん映画で1番好きかも
妹に誘われて見に行きました。
テーマが「絵」だしオリジナルキャラクターのクレアがかわいいし、ちょっと見たいな〜くらいのノリで見に行きましたが、全然ドラえもん映画を舐めてました。
妹が眼鏡を忘れてしまって貸したので、鮮明には見えなかったのですが、鮮明に見えてたらもっと泣いちゃってたかもしれません😂
タイムリープものが好きなので、ストーリーが綺麗に纏まっていてすごく良かったです。
私も趣味で絵を描くので、「絵は上手く描くんじゃなくて、大好きって気持ちで描くんだよ」というセリフがとても刺さりました。
そのセリフからののび太作のドラえもん、その大好きなへたっぴドラえもんに結果的に助けられるのが、家族愛の繋がりを感じてとても好きです。
ラスボスがめちゃくちゃ強く、湖で倒せるでしょ!と思ったら湖も色を奪って絶望的な状態からの序盤で使った水加工ふりかけで倒すのも面白かったです。
パルの声をあてた方が俳優さん?で声は良いのですが棒読み感がすごく、そこだけ気になってしまいました。
ドラえもんと一緒に「あれでもない、これでもない」と焦ってたのはかわいくて良かったです。
手放しに褒める事は出来ないものの良作
ファミリー映画として良作という評価には頷ける、という感じです
ただ最初に指摘しておきたいのは、本作のプロットがいささか強度に欠けるという点です
良かった点は
・逆算的に配置された伏線が生み出す気持ち良さ
・伏線と同様に「要所で活躍するひみつ道具を事前にチョイ役で登場させる」といった丁寧な布石作り
・説明的な場面でもキャラクターを動かし、子供を飽きさせない工夫(テーブルを滑る蝙蝠など)
・バトルシーンを筆頭に、作画全般の質の高さ。今作のコンセプトを直感的に伝えるオープニングアニメーション
・中世ヨーロッパの忠実な時代考証をエンターテイメントに組み込めている点
・ゲストヒロインをお姫様扱いしないギャグ演出の数々
・「絵は真心」というメッセージを中心にしたのび太の心境変化
微妙な点は
・メインプロットがやや弱い
・演出意図に対して話のスケールか小さい・連続性が弱い
この作品のプロットにおける主要な展開には、①王女との出会い(アートリアの発見)、②ジャイアンとスネ夫の救出、③アート泥棒の発見と逮捕、の3つが存在し、サブ目的として「アートリア・ブルーの発見」が据えられています。しかし王女の帰還は物語の冒頭で自然に解決され、ドラマとしての大きな山場には至りません。後半のクライマックスとなるドラゴンとの戦いは、あくまで泥棒の引き起こした偶発的な災厄の後始末です。物語が進行ポイントは主に②であり、画面の動きやギミックで観客を飽きさせない一方で、全体としてはストーリーの推進力に欠けた印象を受けます。サブプロットのアートリア・ブルーの発見の主体はジャイアン・スネ夫であり、ドラ・のび視点だとあくまで副次的です
(暗黒騎士とドラゴンは、やがて火山灰に埋もれ、歴史から忘却されるアートリアの運命を象徴する存在だと思わます。色と無色の対比など、そこに込められたテーマ性を察する事は出来るのですが、アートリアの運命自体は克服不可能(歴史改変に該当するため)という制約のため、その打倒が大きな達成感に結び付くわけではありません)
アートリアでの冒険も限られた範囲に留まり、作中のささやかな目的設定と演出意図の齟齬を感じます。基本に忠実なシーン配置でファミリー映画としては十分楽しめる一方で、物語全体の構造がより練り込まれていれば、その魅力がより一層引き出されただろうと思いました。ドラ映画の今後に期待しています!
原作のひみつ道具にリスペクトを感じいい意味で涙を誘わず大人にもグッとくる作品でした。
ネタバレを含んでの感想になります。
【物語.伏線について】
のび太パパの残業あくびから始まり。
解説・あらすじの通りでのび太一行が中世のヨーロッパ、作中では13世紀と言っていたので約700年前の絵画に描かれた世界に向かいます。最初はのび太一行が絵の世界に入って別次元の世界を冒険する話だと思っていたのですが、物語が進んでいくうちにドラえもんたちは、絵の中を経由して700年前のヨーロッパにタイムスリップしていたと判明します。
そこから「アートリアブルー」を探す話になるのですが、伏線の印象付けをしっかりして回収して行ったところが良かったです。細かいところですがパルが物陰から見ているシーンでスネ夫とジャイアンが連行される際に手首の時計に話かけるモーションなどを描いたりとさりげない伏線も良かったです。
物語の流れもドラえもんの恒例でもある大団円で敵を制圧するのではなくゲストキャラと、のび太に見せ場を作り敵をやっつけるところも良かったです。(ワンニャン時空伝みたい感じで)
他で伏線がうまいと感じたところは、ドラえもんが『はいりこみライト』の影響を受けた絵について喋るシーンがあり「絵を描いた本人が絵の内容を信じているから絵に力がある」と言っていたのが、イゼールを倒すためにのび太が描いたドラえもんのシーンで説得力が生まれています。
のび太が『ほんものクレヨン』で『水もどしふりかけ』を描けばいいじゃんって思う人いるかもしれないのですが、原作(漫画)では絵の上手さで性能が変わる描写があるので失敗していたと思います。(マイロは、道具を知らないから描けない)
ラストの展開のび太がドラえもんを想う力とマイロの描写力、のび太の狙撃と最大限のパフォーマンスを発揮して突破するところは、気持ち良かったです。
個人的には、別世界の話よりもタイムスリップものドラえもんの方が話の展開が読めなかったり未来人が出た場合のドラえもんの全能館が薄まりハラハラするので中盤からの展開は、いい意味で裏切られました。
ラストの4年間彷徨っていた本物のクレアが戻ってくるのですが、絵のクレアと記憶は連動していない方が良かったと思います。そっち方がみんなの心に一緒に旅した絵のクレアも残ると思います。
それでもラストのお別れシーンなどに時間をかけずスパッと終わらせてのび太パパの言葉で締めたくくったのは、前向きな気持ちで終われて良かったです。作中では、語られていませんがパパは、昔絵描きを目指していたので作品の本質を見抜く力があるんでしょうね。
今回は、既存のひみつ道具が多く感じたので原作のひみつ道具を知っていると
「ん?そこあのひみつ道具で良くね?」って思わずスムーズに見れるのでファンサービスな映画にも感じました。
今回監督が、寺本幸代さんで「2005年映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜」「2013年映画ドラえもんひみつ道具博物館」などの監督も務めており作中でも「チンカラホイ」がありました。ひみつ道具博物館は、今作の映画においてひみつ道具知識の引き出しのになったのかもしれません。
【ひみつ道具等で個人的に印象に残ったもの】
『水加工用ふりかけ』
今回、特典でまんがBOOKを配られたのですが、原作のひみつ道具を知らない人用に登場する道具の回の収録されており手厚いと思いました。毎年こうしてくれたらありがたい。
『水加工用ふりかけ』の回がありオチは、『水もどしふりかけ』で全部水に戻るといった内容を上映前に読んで察しがいい子、予習したドラっ子は、作中で水のお城を作るのを観てどこかでなくなるだろうなって思うんですが、ドラえもんがイゼールに『水もどしふりかけ』ごとやられてしまうので制作陣は、そこからうまくラストに繋げてきたなと感じました。
『ヒラリマント』
すごい使いがってのいい道具なんですが、イゼールのブレスが強すぎて一発で燃えてなくなるのが力の差を表現できていて良かったです。
『ほんやくコンニャク』
同じみの道具なんですがクレアが嫌がることでのび太一向が食べる流れとなり自然な形で冒険する準備になりましたね。
『はいりこみライト』について
原作には存在しないひみつ道具のためオリジナルかと思いきやまんがBOOKに『写真入りこみスコープ』の回があったのでこれを参考したとわかりスッキリしました。
『グッスリまくらロングサイズ』
ソドロ(偽名)がしずかちゃんたちに投げてきた道具、ロングサイズってのがちょっと捻ってクスッとしました。ひみつ道具博物館でもいろんなサイズの道具があったから制作陣がそこらへん遊んでるのかも(ドラえもんズにも『通り抜けフープLLLサイズ』ってのがありましたね...)
『ころばし屋』
10円入れて名前を言うと対象を3回転ばす。
乱射してるころばし屋に笑いました。
『糸なし糸電話、透明マント』
作中で説明がなくパルの尾行で使っていました。『糸なし糸電話』は、寺本監督の「映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~」でドラえもんが敵を盗聴する際に使っていました。トランシーバーみたいな役割だかり使い勝手いいんでしょうね準レギュラー化しそうですね。
『スパイ衛生?』
同じくパルの尾行でドラえもんが使用していました。見た目は、タイムパトロールの衛生、ひみつ道具博物館のガードロボ(小型)に似ていますね。
【総評】
クレアの喋り方が可愛かったです。
おしまい
絵は下手でもいいけど、◯◯は下手じゃダメ
最近ドラえもんにハマってきた息子と鑑賞
自分はブリキのラビリンスや夢幻三剣士など、黄金期世代だが、そんな大人も充分に楽しめる良作
映画特別のキャラクターも動機や背景がしっかりしているし、それでいて伏線の回収もきちんとしていて、気がつけば見入ってしまっていた
自分も我が息子も絵を描くのはそんなに得意ではない、けれども「絵は上手ければ良いってものじゃない」というメッセージはとても心に響いた
そして大好きなものを書いてと言われてドラえもんを描いたのび太の心境を思うとグッとくるものがある
人の心を動かし、困難を乗り越えられるのは、人の想いだと教えてくれるそんな素晴らしい映画でした
ただ、パル役の演技は下手くそすぎて、反省して欲しい
絵は下手でもいいけど、声優は下手じゃダメだろと余計な雑念が入った
のび太の描いたドラえもんが可愛すぎる!!!
のび太が自分の絵の中に入って、自分の描いたドラえもんと話すシーンが可愛くて可愛くて……
ドラえもんが「のび!のび!」とニコニコしながら駆け寄ってくるところは別に感動シーンじゃないのに涙が出てきました🥲
本当にドラえもんとのび太の絡みはいくらあってもいいですからね!!!!!
このシーンだけで十分元を取れました!!ストーリーも良くて最高でした
全55件中、1~20件目を表示