映画ドラえもん のび太の絵世界物語のレビュー・感想・評価
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設定と伏線がうまく考えられている。敵が強くてバトルも面白かった。
少女クレアの驚きの真相、のび太に落ちてきた絵画、アートリア公国やアートリアブルーなどの設定がよく考えられている。
イロイロな謎がだんだん解き明かされていって面白かった。
敵が未来人なのでかなり強敵だと思った。もうちょっとでドラえもん達が全滅してシリーズが終了してしまうところだったヨ。そんなことするわけないか (^^)。
おとなもこどもも楽しめます。
絵の具と水!!
水の城がまさかそうなるとは!!
いろんな事が繋がってて最高に面白かった。
突然絵が降ってきた理由も、
その絵が半分だった理由も、
クレア姫が昔と変わらず小さいままだった理由も、
ぜーーんぶ最後には繋がって
「そういうことか!」って三十路の私が
1人で見に行ってかなり盛り上がってた。
最後まで展開が読めないし、
伏線回収なんかもしちゃってて
ストーリー構成がすごい!
強敵を倒すためにドラえもんが何かを閃いた時、
「なんだ?」って思ったけど、
その直前でドラえもんが大変な事になっちゃって、
まさかまさかでのび太があの時描いた
下手っぴなドラえもんに救ってもらうなんてさ…。
誰が想像するよ…。
素敵すぎる…。
社会にもまれた三十路の私が
どんな人に出会っても「そんな人もいるよな〜」と
少し優しい気持ちでいれるのは
毎年ドラえもんを見て、童心に返り、
ピュアな世界に触れられているからだと思ってる。
ドラえもんのお陰。
今年も最高のドラえもんをありがとう!!
来年も楽しみだー!
少なくともF原作以外のオリジナル作品ではベスト
原作至上主義の私ですが、この作品とにかくストーリーにも演出にも感心しきりでした。
火山で全てが破壊され白い灰で埋め尽くされる運命の国の過去と現在、そして未来が1つの時間軸になって進むストーリーライン。
かなり整理されながら想像上のモンスターとのアクションシーンの連続で全くストレスなく理解できる。
近年のドラ映画では基本ラインが「頭のおかしい大人の暴走を子供目線で止める」で、もうそういうのはお腹いっぱいだなと思っていましたが、今回は出てくる大人はまともな思考ができる人たちで、それも本当に良かった。
ちょっと生意気で世間知らず、だけどかわいいクレア姫のキャラクター、悪いことが大好きな、だけどカワイイ悪魔チャイ。
最後の辻褄合わせではないちょっと頼りないタイムパトロールの活躍も嬉しかったです。
コウモリからモンスターのヤリの形の繋がりで過去と現在を接続してみせるシームレスな演出、何故かいきなりピンチの連続の姫、水の攻防など、例を挙げればキリがないほど良いシーンだらけでした。
個人的なドラ映画でのツボは、のび太たちの日常に一度戻ってくる(劇中で自分たちの本来の生活を意識していてほしい)、のび太たちがガチで生命の危機を感じる(今回はジャイアンスネ夫が死の直前まで行く、最終的には石化のような状態になる)、食事・泊まるシーンがある、などですが、それらも十分満たしてくれました。
今、この映画を歴代ドラ映画でもベストとしてよいか脳内会議中なくらい、とても名作傑作と思います。
40年好きで居続けたドラえもんというコンテンツでこんなに面白い新作を観れたことが最高に嬉しいです。
作ってくれて本当にありがとうございます!
映画ドラえもんシリーズの中で、名作がひとつ生まれました!
結論から言わせて頂きますと、総合的に見て、素晴らしい作品でした!
昨年の【地球交響楽】も素敵でしたが、今回は絵がメインとなっているため、OPからこだわっていました。
「夢をかなえてドラえもん」に合わせて、ひみつ道具を使用して、ドラえもん達が数々の名画の中に入り込んでいく場面は、観ているこちらも楽しめてしまう。
※星野源さんの「ドラえもん」も名曲ですが、版権の問題等でこの数年間の映画の主題歌にできなかったんだろうな…という所が残念に感じていました。
物語も王道的で、なおかつ過去の作品をオマージュしている点があったりして、懐かしさと子どもの頃に感じたワクワクした気持ちが溢れ出してきた。
今回の脚本は、アニメシリーズにも携わっている方が担当されているだけあって、ひみつ道具もいっぱい出てきて、なおかつそれらを上手く要所要所毎に出す等、物語の構成と合わせて絶妙だった。
個人的に、「糸なし糸電話」を作中で登場させている事が嬉しかった。
原作や昔のアニメでは、タケコプターやどこでもドア等と同じくメジャーな道具に部類されていました。
でも、携帯電話やスマホの普及が影響したのか、アニメではすっかり出番がなくなってしまった道具でもあります。
小説版でもはっきりとその名称が出ていて、思わず「これを出すんだ!」と歓喜してしまいました(笑)
それから、今回のメインキャラであるクレアとマイロのやり取りが良い。
二人の関係がちょっとじれったくて、お互いに意識し合っているのが伝わってきて…微笑ましかった(親目線)
彼等の関係性を表現するなら、数十年前の少女漫画的な「純愛」だと思う。
チャイは可愛らしい悪魔ですね。
クレアといっしょに、チョコレートを食べて目をキラキラさせる場面がお気に入りです。
あと、今回のラスボスである「イゼール」は曲者かつ強敵。
歴代の映画ドラえもんシリーズの「鉄人兵団」「オドローム」と並ぶくらいの厄介さと強い危険性のある存在だった。
※昨年の「ノイズ」は、明確な意思を持たない天災的なラスボスだったので、上記の敵キャラの区分とは異なるので除外しておきます。
「イゼール」があんな脅威となれたのは、彼を創作した画家が要因だと思います。
別作品で、魔王が作曲したとされる「呪いの独奏器楽曲」のように…
「イゼール」が高度な知恵を持ち、人々に厄災をもたらす最凶の暗黒騎士であるに違いないという画家の創造力と思念が込められていた。
それゆえに、具現化した際に、ドラえもん達すらも真っ向勝負では敵わないラスボスとなれたのでしょう。
だから、終盤でのび太が描いた「へたっぴドラえもん」の存在が、「イゼール」を倒す切り札となった点がゾクゾクした。
マイロからアドバイスを受けて、のび太が描いた「ドラえもん」は会話があまりできなくても、のび太の事を尊重してくれる一番の味方となった。
「イゼール」を描いた画家が込めたのは、畏怖や絶望、悲しみといった負の感情。
「へたっぴドラえもん」を描いたのび太が込めたのは、信頼と希望、喜びといった正の感情。
そういった対比があり、結果的に最後まで諦めなかったのび太達の機転や行動が勝利へと繋がったのだと思います。
ここまでは絶賛すべき箇所を語りましたが、不満に思った点もあります。
今回の戦犯でもあるソドロ氏が捕縛された描写がなく、パルの報告のみだった事(所謂「ナレ捕縛」)
あと、帰ってきたクレア、マイロ達のその後が描かれていなかった点ですね。
それらをED辺りで、描いてくれていたら…と少々残念な気分。
…とはいえ、不満点を含めても、全体的にみて、今年の映画ドラえもんは大満足な作品でした!
次回作は、「海」が舞台のようです。
特徴的なキーワードは、海の生物のみなので、オリジナルの可能性が高そう。
来年の映画ドラえもんも楽しみにしています。
良質な脚本に支えられた極上のエンタメ作品
参りました。
まずは練りに練られた脚本が素晴らしい。若干ご都合主義的な展開もありますが、十分に見応えのある作品展開でした。
最近のドラえもん作品で見かける、稀に作画が変な崩壊をする以外でケチをつけるところはありません。
子供向けアニメ作品でもスタッフが本気でやれば、これだけ楽しめる作品を作れることを示せるものでした。
作品に関わったすべての方々、ありがとうございました。
国民的アニメと言えば、やっぱりドラえもんだなと。
オープニングで絵画や浮世絵の中に、ドラえもん達が混ざり合う画面があるんですが、それが見事にマッチしていて素直に「すごい!」と思いました。
違和感なく絵になっている。
そして物語のキーキャラクターのクレア。このキャラはおそらく「クレアの秘宝伝」のキャラデザを少し変えて、性格や行動も近い感じにしていると思います。
あえてわかるようにしているし、リスペクトも感じて、様々な媒体からいい部分を持ってきて、進化させている部分に長年続く国民的アニメたる所以を感じました。
ギャグシーンのオチも笑えるし、悪魔のチャイが吐くブラックジョークもクスりとさせられる。
子供も大人も楽しめる娯楽映画の枠内で、切磋琢磨して創られてる感じが伝わってきました。
南海大冒険くらいからほとんど見てなくて、たまにサブスクで見てもイマイチだなって思っていましたが、いや今回のドラえもんは面白かったです!
映画 ドラえもん、名探偵コナンみたいにラージフォーマット上映(IMAX・4DX・MX4D・Dolby-Cinema)でやるべき
今まで映画館で見てきた映画 ドラえもんでもう一度、見たいって思えたのはのび太の宝島以来です。
間違いなく映画 ドラえもん史上最高
傑作です!
アクションシーンは過去一良かった!
「名探偵コナンみたいにラージフォーマット上映(IMAX・4DX・MX4D・
Dolby -Cinema)でやってほしいし、
やってないのがもったいないな~🤔」
って思えるくらい良かった!!
絶望感は映画 ドラえもん史上最大
だったね。今回の敵のイゼールは
過去一の強敵だった!!
途中、「葬送のフリーレン」と
「シン・ゴジラ」を思い出させるシーンあったからなかなか楽しめた!!
あと、ゲストキャラのクレアちゃんがすごく可愛いかった!💛
今までの映画 ドラえもんのゲストキャラの中で一番好きなキャラになった。
ちなみにのび太みたいに私も小学校と中学校でクラスの中で一番、絵が下手でした。
しかし、数年経ってこの映画を見て、自分も「今まで小学校と中学校でやってきた図工と美術の授業が全て無駄ではなかったんだ」って思うことができました。
まだまだ、見に行く予定です!
ドラ初心者に勧める代表作になると思う
めっちゃ面白かったです。
まず、絵画の中に入るって夢じゃないですか、それを実現できてやっぱりドラえもんは素敵だなあとワクワクしながら観てました。
伏線の張り方も、絶望的な状況も、色を失った世界の悲しさ、そして絶対的なドラちゃんも色を失い動けなくなってしまうという絶体絶命の中、どこからライトが出てきたのかはさておき、のび太が描いた下手くそだけど愛のこもった絵が世界を救うってめっちゃ素敵でした!!へたどらちゃん?めちゃかわいかった!
最後もちゃんとクレアちゃん帰ってきて良かった…!
絵の中のお話だからか、風景とかも綺麗で観ていて楽しかったです。
好きなものを描けばいい
ドラえもん一行が入り込んだ絵世界は、失われた文明であるアートリアであった。その文明の王女と接触し、絵画を盗むタイムハンターと対決する。
ドラえもん映画を久しぶりに鑑賞した。大人になってからじっくり鑑賞したのは初めてかもしれない。さすが世界のドラえもん。完成度が非常に高い。
まず全体の構成からして、序盤中盤にわかりやすいフリがあり、最後までにきれいにすべてを回収する。たとえば、のび太が天井に消しゴムを投げるシーンやパパをスケッチするのび太など。無駄なシーンがない。
入場者特典として、本作で登場した秘密道具の短編マンガが配布された。本作で登場した秘密道具はすべて過去のマンガに登場してきた道具らしい。したがって、今回のストーリーに合わせて都合よく道具を作っていない。既存の道具を用いるアイデアが素晴らしい。
身を呈して仲間を守るジャイアンやここぞという時にしっかりしているのび太など、昔からの胸熱シーンもしっかり押さえられている。
ラスボスとの対決では、ああこれで倒せるなと思わせたところから二転三転あり、最後の倒しかたもしっかり納得できるものとなっている。
タイムマシンによる時系列の前後は若干分かりにくい。しかし、ここには補助的な説明もあるため、もやもやを解消する工夫があった。
もうドラえもんの映画でドキドキすることはできないと思っていたが、その予想は嬉しく覆された。やはりそこいらのアニメとは一線を画す。長期的に人気のあるシリーズにはそれ相応の理由があった。
ドラえもん史上でもかなり上位にくる作品!
すごく良作だった....
下手くそ
クライマックスのみんながやられていく絶望的な状況で、のび太の描いた下手くそなドラえもんがのび太を助けてくれるシーンが感動的で胸が熱くなりました。
全ての設定や伏線、ストーリーがこのシーンのためにあったと言ってもいいくらいです。
のび太の描いたドラえもん、下手くそどころかほんとにかわいかったなぁ。
ドラえもん、ナメてました
とても良いドラえもん映画でした!
子どもにもわかりやすく、大人も楽しめる物語で、とても面白かったです。
ドラえもんの仲間たちにも見せ場があり、問題を解決するのが、のび太とドラえもんの絆だったのも、ドラえもん映画らしくて良かったと思います。
最後はやや唐突な印象もありましたが、エンターテインメントとしては、この終わり方で良かったのではないでしょうか。総じて楽しめました。
近年のドラえもん映画では出色の出来栄え。
一日に3本観た日の一本目。
どこかの世界に入り込んでの冒険譚という王道の展開だが、なかなか魅せてくれる作品だ。
ジャイアンは映画でお馴染みの活躍をしてくれるし、意外としずかちゃんがいろいろと大活躍。
道具も伏線回収のように使われ、脳みそが活性化してくる。
現実から絵の世界を抜けてさらに現実世界という場面は、対象年齢の子供には俄に理解出来ないと思ったのか、図説付きで説明している。こういうフォローは嬉しい。
今後のドラえもん映画のターニングポイントとなりうる作品と感じた。
パパがいいこと言った
オープニングの絵と演出が素晴らしく、ムンクやピカソ、ゴッホはもちろん、北斎などまで使った名画コラボが楽しい。
若冲の犬と戯れるドラえもんは、反則級に愛おしかった。
物語も面白かった。
芝山監督・大山ドラ時代の名作たちに劣らぬ、夢と友情に溢れた内容で、涙腺が刺激されました。
ラスト、ちょっとだけご都合主義っぽかったけど、まぁドラえもんだし、よいかと納得。
活躍こそしないけど、のび太のパパ・のび助がすごくいい役回りとセリフでした。
絵を描くことの意味とか、いい絵の定義とかを、のび太に語る姿が素敵。
そういえば、原作にパパって若い頃は画家志望って設定あったっけと思い出す。
ちゃんとこういうFさんへのリスペクトを忘れてないのが偉いなとしみじみ。
全169件中、101~120件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
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