劇場公開日 2024年12月7日

どうすればよかったか?のレビュー・感想・評価

全138件中、21~40件目を表示

4.0ただただ切ない

2025年1月27日
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鑑賞方法:映画館

病気も笑顔も死も家族も
茄子とピーマンと豚肉の味噌炒めも…
ひたすら切ない。

会話が聞き取りづらかったり、シーンやカットの脈絡が分かりづらかったりする場面が、最初は気になっていたのだが、次第にそんなことはどうでもよくなって、冒頭の監督のコメントを思い出していた。

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し

3.0市民(プロ)が沸き立たない事を願う

2025年1月27日
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席にはチラホラと老人が熱意ある眼差しで見ていた。この映画を変な活動に利用されないことを切に願う

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ビビ

4.0弟さん(監督)がいてよかった

2025年1月26日
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悲しい

知的

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きゃな

4.0言葉に詰まる

2025年1月26日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

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ツネ

4.0正直親は変えられないと思った

2025年1月25日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

監督と同世代です。
親の考えは本当に強固でそう簡単には変わらないと実感中。
私だったらどうしよう?なんとしても病院に連れて行こうとだけ思いました。
あまりにも重くそれ以外の事が考えられませんでした。すごいドキュメンタリーを観ました。

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ささき

1.0幼稚な復讐

2025年1月25日
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かりた

3.5貴重な記録だが…

2025年1月25日
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鑑賞方法:映画館

弟さんと同じ思いで最後まで観ていた。自分自身、わりと家族であろうと淡白なので、すぐにでも医療の力を借りに動くと思うし、それをしない両親が正直理解できなかった。優秀だった娘の面影と、自分たちのプライド、社会の偏見、恥、愛…こればかりは断片的な言葉としては出てくるけど、実際のところはよく分からない。母親の存在は特にお姉さんにとって苦痛だったのでは。母親亡き後のお姉さんの穏やかさ(これは入院と薬の影響が大きいかもしれないが)に、そう思わずにはいられなかった。

弟さんも、記録をすることで向き合えた部分もあるのだろうか。両親の判断が一向に変わらないなか、弟さんが何らかの形でお姉さんを医者に連れて行くことはできなかったのだろうか。あくまで親の意思が変わるまで説得し続けることにこだわったのだろうか。それほどまでにあの両親の壁は大きかったのだろうか。とまあ他人が言うのは簡単だけど、実際はそうもいかないんだろうね。

弟さんは最終的にこの映像を公開する許可は長生きしている父親のみに取っているけど、ドキュメンタリーの中でもかなり強烈な印象を残した亡き母やお姉さんはどうなんだろう…と観ておきながらふと思った。

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mono

4.0病気を認めないのは親のプライド、世間体なのか、何を言っても通じない...

2025年1月25日
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病気を認めないのは親のプライド、世間体なのか、何を言っても通じない姿には呆れた。
それに巻き込まれた子供たちの構図は見ていて辛い。
ただ、姉の病状が変化していく姿があった点は良かった。
もっと早ければとも思ったが。
根気よく説得、撮影し続け、今作を多くの人に観てもらっている監督は報われたのか…

全体的に何を言ってるのか分かりづらかったのは難点。

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いたかわ

3.0無意味な人生をみた

2025年1月25日
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ひどい言い方だが、圧倒的に無意味な人生をみた。しかも、一人の人生が親という他者に無意味にされるということ。

戦争や無差別殺人など、他者によって無意味化された人生は現実の世の中にはたくさん存在すると思うが、それを統合失調症を治療できないという特殊な状況によって無意味化された一人の人生を映像として残すことで、人生がドラマ性を帯び意味をもったかのように感じる。

人間は意味あるものに安心するし、映画なり音楽なり表現物というものは、物語や音があり、主役や旋律があり、強い意味のあるものが通常だと思いがちだ。しかし、意味不明な表現物もたくさん存在する。実はそっちの方が普通ではないか?この映画がそれだ。現実は無意味なものにあふれているということ自体を再認識させられる。当たり前のことである。ただ、無意味さは怖いし、悲しい。

両親は、娘を家で守ることが、自分たちにとって意味あることと考えていたが、自分の子供は自立した他者であるという感覚が著しく欠如していた。自分では気づいていなかったようだが、彼らからは無意味さや悲壮感のオーラがすさまじく漂っていた。

医者であれば、当然精神疾患や統合失調症というものが世の中に存在することは知っていたはずだが、見て見ぬふりをした。意味不明であるが、この意味不明さが、娘の無意味な人生となって現れた。意味不明な行動は、無意味さとつながっている。

その無意味な現状をカメラにおさめるという行為もよくよく考えて意味不明である。カメラにおさめるのでなく、無理やり病院につれていくというのが常人が考える意味ある行動であり、理解可能な行為だからだ。それをせず、意味不明にカメラで無意味な姉の人生を撮り続けた。弟の監督には、なぜ姉を病院に連れて行かず、カメラで撮り続けたのか?ぜひ教えてほしい。病院に無理やりつれていくという簡単に答えが出せそうなことに、答えを出さないという意味不明さが、映画という表現物になると売りになってしまう。なぜどうすればよかったかをとったか?と題して第二弾を公開することも可能だ。そっちには、意味がありそうだし、ぜひその意味を知りたい。

無意味な人生を意味不明にカメラにおさめたら意味不明な表現物として無意味という意味を獲得した。でもそんな意味不明なことをするとその先には無意味という呪いが待っていそうで怖い。監督はこの映画を意味あるものにしないと正気ではいられなくなるのではないか?心配である。

と、まあいろいろ思ったのですが、純粋に映画作品として観るならこういうきついこともいえてしまうのだが、他人様の家族の話であり実話という認識をもつなら、やはり単純に病院につれてけばよかったという話しではなく、他人が計り知れない事情があったと推察しなければならず、人様の家庭や人生に対しずけずけとしたことは言わないほうがいいという節度が必要な部分もあり、この映画について書くにはどうすればよかったか?となってしまう難しさがある作品である。

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屠殺100%

3.0「どうしてほしかった?」が気になった。

2025年1月25日
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この作品をみて、「考えさせられる」とはあまり思いませんでした。撮影者であり家族の長男である監督は姉を「医者に診てもらって入院させるべき」という意見を持ち続けていたが、両親は姉を家に居させる方針で納得しており、意見の異なる両者の間で監督は両親が「もっと早く病院に連れて行くべきだった」と言うのを期待して「どうすればよかった?」と問うているように見えました。

統合失調症の方の家での様子や薬を処方した後の変化、そして家族の容姿の変容から30年という時の経過をまざまざと見ることが出来たのはまさしくドキュメンタリーで、印象的でした。私にとってはこの一人一人の「老い」を観ることができたのが一番の価値でした。他の方々の感想の中には「彼女の20年を無駄にした」などあるが、そんな簡単に人の人生のある期間が無駄だったかどうかを他人が判断できるものではないと思いました。現代で精神疾患と定義されるもののうちで治療(周りと同じ状態にする)が出来うるものは治療しないとその人の人生は無駄だ、とは思いません。統合失調症の薬が開発される以前、あるいは統合失調症という症状が定義される以前に同様の様態を示していた人々あるいはその周囲の人々は不幸だったのか疑問に感じます。

強いて言えば、薬を処方され会話できるようになった姉に「どうしてほしかった?」と問うた時にどのような返答があったのか気になりました。この姉は両親を恨んでいたのでしょうか。

もし自分の姉が統合失調症を発症したらどうするか。多分病院に連れていくような気がしますが、それは「姉の幸せのため」ではなく「自分のストレスを減らすため」だと思います。

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にち

5.0点数をつけるのが難しいくらいの心揺さぶるもの。

2025年1月25日
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外村

4.0答えはでているのだ

2025年1月24日
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統合失調症を発症した姉と取り巻く家族を20年間近く追ったドキュメンタリー、というだけでなかなか類を見ない作品なので一見の価値はありだとは思います。
これを「考えさせられた」と安易に言うのは違うかな。特異な環境に置かれた家族のケーススタディとして同じ轍を踏まないことへ、考える余地を探すことの大切さなのかなと感じました。理解のない時代は、惨い仕打ちを受けていただろうに。
治療を受けることよってにお姉さんの具合が本当に良くなっているのがわかる。医療は先に進んでいるのですね

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うっか

3.0どうすればよかったか?と問われたら

2025年1月24日
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かばこ

3.5ある家族、その道のり

2025年1月24日
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hum

4.5どうすれば良かったのか?

2025年1月24日
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悲しい

難しい

もっと早く治療が出来たのではないか?
幸せとはどうゆう事なのか?

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こえん

5.0まさにどうすればいいか

2025年1月24日
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悲しい

知的

統合失調症の姉の半生を中心に家族を撮ったドキュメンタリー
精神疾患は他の病気と違い、患者本人だけを診るのではなく親子関係や環境が深く関わってくるため、患者だけを診ても治療にならないどかろか、適切な病名も判断できない。
家族それぞれが異なる考え方をする中で、一歩を踏み出せないまま時間だけが過ぎていく
しかし、それが正しかったかどうかは、本人も家族もそれぞれに違う捉え方をしていたに違いない。
視聴者を含めて、誰もどうすれば良かったか?答えを出せない作品

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卵かけご飯

3.5わかって言ってる。

2025年1月23日
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上映100館超え、興行収入1億超えだそうだ。
レビューがむずい。
昔のビデオ機なんで絵、特に音が悪い。それでも強烈な20年間の変化の記録。撮った本人と親の揉めてるシーンはないがインタビューを見るとかなり親と戦ったようだ。で映像の勉強と言う名目で始めた闘病と介護の記録。
そしてどうすればよかったのか?と言う問いが母と父、そしてこの作品を通しておそらく自分自身にも。

きっと親を恨んだ時もあっただろう。
研究職に就く両親に従った自分の責任も感じてるだろう。あの時病院に連れて行っても姉に合う薬は当時あったのだろうか?

母は父がと言い、父は母がと言う。
彼も結果それに従ってしまった。
3人とも何かミスったんだな。
唯一記録映像を撮るという行為で争い、僕らに問う。
どうすればよかったか?

そういう家族の失敗の記録です。

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masayasama

4.0失敗じゃなかったと思う

2025年1月23日
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それにしても最後の問いかけは重たい…
正解はきっとない…
逆に頼り切って、薬漬けにして、大人しくさせておくことも幸せとは言えない。それぞれの家族の環境、状況、時代、社会情勢、価値観、世間体、財力、支援体制、社会資源の理解力、保証制度活用、タイミングなどでも変わってくる。障がいのある方も社会の中で社会の一員として自立して生活していく、言葉で言うほど簡単なことではない。そして日本はまだまだそこまで成熟した社会にはなっていない。しかし家族内で完結するのでなく、本人だけでなく、家族も含め包括的に支援できる社会になってほしい。などなど新年早々、立ち見満席の劇場で悶々と思った次第です(^^;;

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shige12

4.0家族という小宇宙

2025年1月23日
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東京で凄く観客が入っているという事を耳にして、映画系のYou tubeのサムネも沢山挙がっていたので気になっていたのですが、大阪で公開されているのを見つけ早速見に行ってきました。
で、この作品の作り手は、この作品を多くの人に見て貰いたいとは思っているとは思いますが、多くの人達の意見を求めている様な気はしませんので、出来るだけ手短に感想を書きたいと思います。

本作は見る前に簡単な内容の解説は読んでいてドキュメンタリー映画という事も分かっていたので、ある程度の心構えをして見たのですが、やはり見ていて一番感じたのは“切ない”って事ですかね。
タイトルの意味は映画の冒頭で直ぐに理解しましたが、これは問いかけではなく叫びなのだと思います。
あと、このタイトルは作り手の決意でもある訳で、本作を撮る事への自分自身に向けての言葉でもあり、ラストの父親との対峙に対しての気持ちだったように思える。
恐らく多くの鑑賞者はこのタイトルの言葉に引っ張られるとは思いますが、もしも同じような状況の家族が百あれば、百通りの違う答えがあるのだと思いますし、他者(観客)がこの家族へ向けて真剣にこの答えを考えるのは、作品の意図とはズレる様な気がします。
恐らくこのタイトルは、観客自身それぞれの家族を見つめ直すという意味に繋がるのだと思います。
この作品を見て作品内の藤野家に対して観客がとやかく言う事は何もないのですが、ある一家の普通なら絶対に見れない日常を垣間見ることによって、自分と家族を見つめ直す大きなヒントを戴いたような気がしました。
なので、上記を繰り返しますが作り手も観客の作品の感想を求めているというよりは、観客に本作を見て貰い自身の家族を考えるキッカケになって欲しいという事を願って公開した様な気がします。
赤の他人の人生(生活)などあまり見たくはないが、しかし絶対に一度は見ておくべき作品という種類に位置する作品だとも思いました。

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シューテツ

3.5100館超に拡大…だそう

2025年1月22日
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公開時から静かに話題、数少ない上映館では満席が続いていた本作。年明け最初に観るべき作品か?とは思ったが、新年2日からキネカ大森はけっこうな客入り。統合失調を発症した姉に対して、終始たんたんと穏やかに語る父親はそれはそれでサイコっぽさを感じさせるし、認知症を患ってからの母親の言動は姉と大差がなくなっていくし、そもそもこの家族の状況をカメラで追い続け世に晒し出す監督本人もどういった心持ちなのか…。正直、身構えるほどの衝撃はあまりなかったのだが、怖いもの見たさを期待していたオレもオレでどうなんだ?という気になってしまった(爆)。

タイトルが投げかける質問については、精神疾患に対する世の認識が多少なりとも進んだ現代なら適切な対処法をどうとでも言える。が、40年前の発症当時の精神医療にどの程度の実効性があったのかや、疾患・障害に対する(今でもさほど変わらない)周囲からの視線を考えると、両親が(優秀な研究者だったが故に?)姉の疾患・障害を認めず隠蔽し続けたことを責めたてるのはしんどい。結局、そんな居心地の悪さを少しでも解消するために、家のなかだけで抱えきれないことはより大きな社会単位で包摂していくしかないのだ、とあらためて考えた一作だった。

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ジョンスペ