「これは統合失調症の話ではない」どうすればよかったか? あきさんの映画レビュー(感想・評価)
これは統合失調症の話ではない
この映画は統合失調症のドキュメントではなく、
精神分裂病のドキュメントですね。
社会運動があり、途中から名称変更になりますが、その解説はあえてしないのだろうと感じました。
神経発達症(発達障害)もそうですが、精神や脳の理解と医療の歴史は非常に浅く、シャーマンなど呪術的なものを含めた医療全体の歴史からすれば、統合失調症を取り巻く医療は今まさに始まったばかりの医療です。
時代背景や大まかな医療の歴史を踏まえて鑑賞しないと、この作品を理解できないと感じました。
また、お姉さんの表情が何を物語っているのかも考える必要があるのかなと感じました。
コメントする